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更新日:2023年11月1日
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8月にオランダで開催された、ストリートダンス世界大会で日本人最高位のTOP3に選出され、鹿児島を拠点に世界各国の大会やイベントで活躍する米満叶夢さんにインタビューしました。
両親が音楽好きで、家で洋楽が流れている時に幼いころからよく踊っていて、見かねた両親からの勧めもあり、ダンスレッスンに通い始めました。本格的にダンスを始めるまでは、特に知識もなくゼロからのスタートでしたが、次第に夢中になり、ダンス漬けの日々が始まりました。
レッスンは、毎日のように行っていますが、ダンスが好きで、世界で活躍するダンサーを見てこの人みたいになりたいと思っていたので、嫌だと思ったことはありません。
昨年開催された世界大会で、人生で初めて予選落ちを経験しました。その時は、自分のダンスに光が見えなくなり、他の人と比べても自分は出来ないと感じることが多くなり、正直ダンスを辞めようかなとも思いました。
そういう中で、先日の大会も出場するか悩みましたが、先生から背中を押され、出場したところ、結果を残すことができ、自分がやってきていることは間違いではなかったと感じました。
一つの曲である程度の決まりがある中で構成してダンスの形にしていきますが、自分のスタイルに合わせた完成形をどんどん追い求めて、自分に満足する形が出来たときに嬉しくなりますね。
また、先日の世界大会は即興で1分間踊る形式で行われました。ある曲が示され、ほぼ考える時間もなく先攻側が踊り、逆に後攻側は少し構成を考える時間はありますが、同じ曲でも違う部分かつトーンが全く異なるところで踊ることもあり、そういうところにも面白さを感じていますね。
多い時には、1日12時間以上練習することもありますが、常に世界大会に自分が出場している時をイメージしています。このスタジオで、できないことは本番でも絶対にできないので、この踊り1本が世界大会の決勝であったりとか、この人と対戦するときには、この技を成功させないと勝てないとか、そういったイメージを持ちながら練習することを心掛けています。
試合前はとても緊張してしまいますが、海外のダンサーからお互いダンサーとして楽しもう!と言われたことがありました。自分の中でも、特に先日の世界大会は楽しもうと思えたからこそ自分のベストが尽くせたのかなと感じています。
先日の世界大会の前には、現地の山に行って、音楽や本を読むことで心を無にしてリラックスしつつ、大会のイメージをその場で想像していました。
まずは、今月に開催されるフランスの大会で優勝することです。8月の大会で敗れた選手も出場するので、今回こそはと意気込んでいます!
もちろん日本代表としても頑張っていきたいと思っています。私が所属しているチーム「True's」自体"鹿児島から世界へ"という合言葉で活動していて、ここに所属することが世界への近道であると考えているので、鹿児島に住み続けながら世界で活躍するダンサーになりたいです!
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