ホーム > 市政情報 > 広報 > 「生き生き! マグマシティ」インタビュー記事 > 令和4年10月号「かごフォロ」
更新日:2022年10月1日
ここから本文です。
登録者数680万人を超えるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」のオーディションプログラムで優勝し、今年、メジャーデビューを果たした本市在住のシンガー・ソングライター、麗奈 (REINA)さんにお話を伺いました。
長渕剛さんのファンだった両親の影響で、名曲「とんぼ」を弾けるようになりたいと思い、9歳からギターを始めました。地元の温泉で見つけた個人の教室や、YouTubeのコメントで上手な人に質問しながら練習を重ね、中学生の頃からは作曲にも取り組むようになりました。この頃には、フォーク以外にも洋楽や様々なバンドの楽曲を聞くようになり、音楽の幅が広がったように思います。
高校生になると、徐々にライブにも出演するようになり、他のアーティストとの交流の中で、音楽活動に対する刺激を受けるようになりました。一方で、周りに流されず、一人で表現していきたいという決意も固まったように思います。
オーディションに挑戦をしたのは、もうすぐ専門学校の卒業を控え、将来を決めかねていたタイミング。たまたま学校でチラシを見かけ、締め切り間近で応募しました。挑戦するからには「優勝するぞ!」という気概はありましたが、実際に優勝する自信まではありませんでした。
オーディションに優勝してからは、楽曲配信やメジャーデビューも決まり、生活が音楽一色になりました。学ぶことだらけの毎日で、実は本格的なボイストレーニングも最近始めたばかりです。まだまだ足りないことだらけですが、これからたくさんの経験を積んで、良い楽曲を届けていきたいと思います。
自分は人前での感情表現が苦手なのですが、楽曲では、その素直な気持ちを歌にのせるようにしています。同じような思いをしている人に対して、自分の曲が響いたら嬉しいです。
最近では、聞く人がどういう風に思ってくれるかな、と想像を膨らませながら曲を書いています。片思いの気持ちを歌った新曲「キミをアイス」や「好いひと」では、自分の経験はもちろんですが、いろいろな人の恋愛事情も取り入れながら、胸に抱いても言えない気持ちを表現しました。今後、自分の歌が、たくさんの人に寄り添い、支えられる存在になれたらと思います。
地元ということもあり、私生活や楽曲を制作する上での思い出の場所がたくさんあります。地元・紫原の「しいのみ公園」では、幼少期に日が暮れるまでたくさん遊びましたし、谷山の慈眼寺公園では、専門学生時代に遊歩道を歩きながら曲作りをしていました。
また、天文館のアーケードでは路上ライブを行い、そこでお金を貯めて買ったギターは思い出の品でもあります。オーディションにもそのギターで出演しました。
デビュー後は県外での仕事も増えましたが、現在も鹿児島市を拠点に活動しています。目標としては大きな会場でのライブなど、まずは地元でできることから挑戦していきたいと思っています。
私自身も時には崩れたり、立ち止まったりすることもあると思いますが、これからもたくさん曲を作って、みなさんの心に寄り添える存在になれるよう頑張ります。ぜひ、たくさん聴いていただけると嬉しいです。
よくある質問
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください