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更新日:2023年12月1日
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徳之島町出身。農家である父の下で幼い頃から牛の世話に携わり、将来は自分で黒毛和牛を育てたいと決意。県立農業大学校卒業後、本市の畜産農家で飼養管理の技術を学び、昨年4月に東桜島町で就農。母牛約50頭、子牛約40頭を飼養している。9月に開催された県畜産共進会で、鹿児島中央地区代表として出品した牛が最高賞のグランドチャンピオンに輝く。
就農する前に桜島の牛舎を見て、徳之島の雰囲気に似ていると感じました。島内の人たちの助け合いも盛んで温かく、落ち着ける場所だと思い、桜島で就農することにしました。
朝夕に全ての牛を見回り、体調に変化はないか、様子はおかしくないか、365日確認します。子牛にミルクや餌をあげ、掃除をして飼養環境を整えるなど、人の子育てと似たところが多いです。牛も発熱や下痢などの症状が出ることがあり、看病もします。ICT(情報通信技術)の活用なども進んではいますが、自分の目でしっかりと見て観察し、一頭一頭それぞれ大切に接するように努めています。
今は研さん・勉強する毎日です。飼料価格が高騰する一方で牛の価格は下がり、農家はみんな苦しい状況ですが、仲間と切磋琢磨しながら、4年後の全国和牛能力共進会出場を目指しています。日本一に輝いたおいしい鹿児島の黒毛和牛を皆さんに食べてもらい、その魅力をもっと知ってもらえるように頑張ります!
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