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更新日:2024年11月1日
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皇徳寺団地の活性化のため、2019年に結成されたボランティアグループ。グループ名は「楽しく交流、楽しい皇徳寺」という意味からきている。ゴミ拾いを兼ねたウオーキングイベントやマルシェの開催、趣味グループの立ち上げのきっかけづくりなど、子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめ、交流できる場を作り積極的な活動を行っている。
楽交楽皇は、子どもから高齢者まですべての世代が集える場を作ることを目標に、小学生2人、中学生3人、大学生1人、20~70代9人の15人で活動しています。さまざまな世代の意見を取り入れることで、例年同じものを開催するのではなく、毎年少しずつでも新しい取り組みに挑戦しています。
少子高齢化が進む中、近くの小学校の児童数もここ数年で目に見えて減っています。どうすれば皇徳寺に子どもたちが残ってくれるのか、残ってくれた子どもたちに何ができるのか考えたとき、「地元でこんな経験をした」「地元でこんな面白いイベントがあった」と思い出せるような、楽しいイベントを開催することが良いのではないかと思いました。心に残るイベントや経験を通して、子どもたちが地元皇徳寺を好きになる一つのきっかけになっていれば嬉しいです。
楽交楽皇のメンバーや地元の子どもたちと一緒に、ゴミ拾いをしながらまちを散策するイベントを行っています。子どもたちはゴミを見つけることが得意で、楽しみながら地域の清掃を頑張ってくれます。途中公園で元気いっぱい遊んだり、休憩をしながらゆったり活動しているので、みんなで無理なく続けられていると思います。
2021年からはマルシェも開催しています。キッチンカーや野菜の販売、フリーマーケットのほかに、誰でも参加できる体験コーナーやワークショップにも力を入れています。第1回は遊具と廃材を使ったクリスマスツリー制作やしめ縄飾り作り、第2回は鹿児島大学の学生さんとコラボしたネイル体験、楽交楽皇によるスポンジ絵具を使ったイラスト制作、第3回はステージ発表…と毎年少しづつ新しいものを取り入れながら、来場者の交流の場として喜んでもらえるマルシェづくりを心掛けています。
次回、12月8日に開催予定の第5回らっこうマルシェでは、鹿児島国際大学児童学科の学生さんによる制作体験をはじめ、皇徳寺の健康マージャンサークルやお手玉サークルにご協力いただいて、子どもから大人まで楽しめる体験コーナーを作る予定です。
イベントのほかにも、町内会と連携して住民にアンケートを取り、その結果が一つのきっかけにもなり山登りサークルが誕生し、定期的な活動を行っていたり、SNSで小学生による皇徳寺のお店紹介を発信し住民にお知らせしたり、企業さんと共同でコラージュ制作のワークショップを行ったりと、人との交流が生まれるきっかけづくりにも取り組んでいます。
住民の皆さんに楽しんでもらえる交流の場を作り続けていくためには、楽交楽皇のメンバーが無理をせず活動することが大切だと考えています。自分たちも楽しみながら、少しずつ新しい取り組みに挑戦し、人と人を繋ぐきっかけづくりをすることで皇徳寺のまちづくりに関わっていきたいです。
取材を受けてくださった
相良 代表(左)と茂谷さん(右)
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