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更新日:2024年2月1日
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本市出身。昨年6月のU20アジア陸上競技選手権男子800m優勝。かごしま国体陸上競技少年男子共通800mでは、大会新記録で優勝した立迫大徳(たちざこひろのり)さんにインタビューしました。
幼いころから体を動かすことが好きで公園で友達とよく走り回って遊んだり、カブトムシを取りに行ったりしていました。
小学生のときは特にクラスでも目立つような存在ではなく、普通の子だったと思います。思い出としてはサツマイモがとても好きでよく食べていた記憶がありますね(笑)
小学6年生まではバスケットボールを習っていましたが、校内持久走大会で従来の記録を20秒更新して優勝し、もしかしたら陸上に向いているのではないかと感じ、天保山中学校では陸上部に入部しました。両親も陸上経験者ということもあり、喜んでいましたね(笑)
陸上部では専門で800mか3000mを選べましたが、距離が短く取り組みやすそうという単純な理由で800mを選びました。中学2年生までは県で優勝できるかどうかという状況でしたが、3年生のときに全国大会で3位になり、高校でも陸上を続けようと鹿児島城西高校に進学しました。
入学当初も中学同様に800mと1500mの中距離を主に練習していましたが、冬には駅伝もあることから長距離の練習も始めました。長距離も本格的に練習したのは初めてでしたが、楽しく走れるなという感覚でした。
高校3年生のときに出場したU20アジア選手権では、初めて日の丸を背負って国際舞台に800mで出場し、優勝することができたことが自分の陸上競技に対する自信を持つことができましたね。
地元開催ということでスタート前にたくさんの応援をいただいたことが力になりました。国体前のインターハイでは滋賀県の選手に敗れ2位だったので、何としてもリベンジして優勝することと、1分47秒台を出すことを目標にしていたのでどちらも達成することができて嬉しかったですね。
全国大会などの大きな舞台で優勝することを目標に練習をしているので、実際に優勝したり結果が出たときに一番のやりがいを感じています。もちろん、走ること自体はキツイですけどね(笑)
一番はケガをしないようにすることを心掛けています。練習でケガをしそうなときには途中でやめています。やはりケガをすると、場合によっては数か月練習ができないこともあるので、無理をせずに、しっかりと身体をケアしたうえでまた練習をするということが大事かと感じています。
スタートラインに立ったときに、胸に手を当てるルーティンをしています。前日までは特に緊張しないですが、スタートが近づくにつれ緊張するタイプですので、自分を落ち着かせる意味を込めてやっています。
4月からは早稲田大学に進学して陸上を続けます。「世界で活躍する選手」の育成を目指している同大学で、自分も中距離か長距離かは分かりませんが、世界大会でメダルを取れるような選手になりたいです。大学では箱根駅伝も出たいです。
2月に開催される県下一周駅伝にも鹿児島チームで参加予定ですので、無理をせずしっかり走ることができればと思います。
自分の持ち味はスピード感やラストスパートのキレですので、そういったところをぜひ皆さんに見ていただき、鹿児島からも応援してください!
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