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更新日:2024年9月1日
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地域を盛り上げ、中小企業庁主催の「地域にかがやく わがまち商店街表彰2024」を受賞(全国10選)した宇宿商店街振興組合。生まれ故郷の宇宿をこよなく愛する同組合理事長の河井さんに、お話を伺いました。
組合では設立以降、「鹿児島で住みたい街No1になる」というスローガンを掲げ、次世代に商店街を継承していくため「2050年宇宿商店街構想」を策定し、短期・中期目標を達成するためのPDCAサイクル表を作り、毎年更新しています。
いろいろと町には課題があります。その課題を整理するために我々はPDCAサイクルを作りました。街路灯設置や交通アクセスの整備、環境整備など、安心・安全な街づくりを心がけ、商店街が中心となり、地域住民協力のもと街づくりを行っています。
一番私たち商店街が恵まれていると思うのは、地域に住んでいる方々が一緒になって真剣に物事を考えてくださることです。本当に素晴らしいことだと思います。
対外的な問題に苦労しました。大型店の出店が進んだことで来街者が減少し、商店街を取り巻く環境は厳しくなりました。
この状況に対処するには、地域人口を増やして商店街との関わりを増やすことが重要であり、そのために街づくりを行い、生活しやすい環境整備や地域社会との絆を構築する必要がありました。
ですが、先程も申し上げた通り、商店街が中心となって地域住民と一緒に街づくりができています。さまざまな困難も、ともに助け合う街づくりで乗り越えていけることが、本当に嬉しいことです。
純粋にびっくりしました。同時に、2006年に「鹿児島で住みたい街No1になる」という目標を掲げてから現在までの取り組みのところで、評価していただけた要因もたくさんあったのだと思っています。
街路灯設置やカラー舗装、防犯カメラの設置などの環境整備。交通アクセスの利便性向上のため、JRや市電の駅、バス停に加え、鹿児島大学病院を結ぶシャトルバス運行も誘致しました。さらに歩行者専用道路のバリアフリー化など、高齢者も利用しやすい環境にしました。また、「宇宿納涼夏祭り」、「0円マーケット」、「高齢者健康体操教室」などといったイベントを年間20以上開催しています。
これら全ての取り組みは、地域住民の方々の協力なしではありえません。おかげさまの精神でやらせていただいているところです。
時代に合った街づくりをし、国際交流ができる場もつくっていきたいと思っています。現在、来街者向けに、歴史や文化などテーマ別のタウンガイドをこれまで8種類作成し、PR動画も制作して宇宿の街をアピールしています。
また、近くのマリンポートに停泊するクルーズ船の外国人観光客を誘引するため、クルーズ船に商店街の外国語マップやクーポンを配布して街への受け入れなども行っています。少しずつ訪れてくれる方が増えているので、公共交通機関や公共施設などを守り、国内外問わず宇宿に住みたいと思ってもらえるように街づくりをしていきます。
人と人とのつながりを大切にし、街全体で共に助け合っていきたいです。宇宿は便利で本当に暮らしやすい。これからもずっとウイスキー(宇宿が好き)です!笑
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