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令和3年度の展覧会スケジュール

令和3年度の展覧会スケジュール

  • 2021年3月9日 (火曜日) ~ 2021年5月30日 (日曜日)
    五葉の絵葉書「人物(男6人)」(小)

    橋口五葉《人物(男6人)》

    春の所蔵品展 ミニ特集:絵のなかの群像~ディスタンスを考える~

    群像を描いた絵画作品を紹介します。コロナ禍で生活様式が一変し、常に人と距離を取ることが求められている今日。現在の視点で、これらの作品を見つめ直してみましょう。

  • 2021年3月26日 (金曜日) ~ 2021年5月5日 (水曜日・祝日)
    海暮れゆけば仄かなる小

    遠藤彰子《海暮れゆけばただ仄かなる》2018年、作家蔵

    特別企画展「魂の旅 遠藤彰子展~巨大画に広がる一大叙事詩~」

    現代絵画で最もパワフルな制作活動を行っている遠藤彰子(1947年~)。近作も含め、巨大画を中心とした油彩画約40点と挿絵などからなる個展が九州で初めて開催されます。南日本女流美術展の審査員でもある遠藤は、人間の存在をテーマに、壮大な世界観に満ちた現代の叙事詩を謳い上げます。

  • 2021年5月25日 (火曜日) ~ 2021年7月18日 (日曜日)
    コラン「婦人像」(小)

    ラファエル・コラン《婦人肖像》

    小企画展「描かれた装い」

    西洋の影響を受けた洋装や和洋折衷のスタイル、伝統的な民族衣装など、様々な絵画やポスターに表されたファッションやヘアメイクに注目します。作品が生み出された時代や、描かれた装いから見えてくる背景などを考察します。

  • 2021年6月1日 (火曜日) ~ 2021年8月9日 (月曜日・振替休日)
    I AM A CAT(小)

    橋口五葉《I AM A CAT(夏目漱石著)》

    初夏の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉① 画業のはじまり―「五葉」誕生

    郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、特集コーナーで橋口五葉の作品を展示します。
    1881(明治14)年に鹿児島市で生まれた五葉は、日本画・洋画・デザインと幅広く活動し、夏目漱石の装幀を手がけたことでも知られます。幼少期から東京美術学校時代、漱石との出会いまで、鹿児島が誇るマルチ・アーティスト「五葉」のはじまりを紹介します。

  • 2021年7月23日 (金曜日・祝日) ~ 2021年9月5日 (日曜日)
    ルノワール「詩人アリス・ヴァリエール・メルツバッハの肖像」(小)

    ルノワール《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE

    特別企画展「スイス プチ・パレ美術館展 フランス近代絵画の贈り物」

    スイスのジュネーブにあるプチ・パレ美術館は、実業家オスカー・ゲーズ氏が収集した、印象派からエコール・ド・パリまでのフランス近代絵画を所蔵しています。本展は、1991年以来じつに30年ぶりに、同館の珠玉のコレクションを日本で一堂にご紹介するものです。印象派のルノワールから、ナビ派のドニ、フォーヴィスムのヴラマンク、キュビスムのアンドレ・ロート、エコール・ド・パリのスタンランや藤田嗣治まで、油彩画65点をお楽しみください。

    新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、鹿児島県の「まん延防止等重点措置」(令和3年8月20日~9月30日)の実施を受け、8月19日に終了しました。

  • 2021年8月11日 (水曜日) ~ 2021年10月10日 (日曜日)
    橋口五葉「此美人」小

    橋口五葉《此美人》

    夏の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉② 装飾への関心―デザインの仕事

    郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、特集コーナーで橋口五葉の作品を展示します。
    五葉は夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』を皮切りに様々な装幀を手がけ、1911(明治44)年の三越呉服店のポスター《此美人》など商業美術でも活躍しました。先駆者として才能を発揮したグラフィック・デザインの仕事を中心に、五葉の装飾への関心を探ります。

    新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、鹿児島県の「まん延防止等重点措置」の実施を受け、8月20日から9月30日まで休止しました。

  • 2021年10月1日 (金曜日) ~ 2021年12月5日 (日曜日)
    小林養建「騎龍人物図」(小)

    小林養建《騎龍人物図》

    小企画展「比べてみればー気づきを言葉にしてみよう」

    同じモチーフでも、作家によって感じ方や描き方が違うように、同異テーマ作品を見比べ、各作家の個性や視点の相違に気づいたら、鑑賞者自身の見方・考え方を互いに語り合う対話型鑑賞に挑戦してみましょう。

    新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、鹿児島県の「まん延防止等重点措置」の実施を受け、開催日を9月10日から10月1日へ延期しました。

  • 2021年10月14日 (木曜日) ~ 2021年11月7日 (日曜日)
    高橋健吾(小)

    髙橋賢悟《Second forbiddance-Adam-/-Eve-/-truth-》2020撮影:橋本憲一

    特別企画展「フロム・ジ・エッジ from the edge ―80年代鹿児島生まれの作家たち」

    1980年代の鹿児島に生まれ、全国で活躍している作家、また今後の飛躍が期待される作家たちを、地元鹿児島で初めて、あるいはあらためて紹介する展覧会です。現代美術家の髙橋賢悟、版画の芳木麻里絵、油彩の篠原愛、水彩の宮内裕賀、インスタレーションの今和泉隆行、木彫の七搦綾乃、ドローイングの篠崎理一郎の7人が起こす新風を体感してください。

    新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、鹿児島県の「まん延防止等重点措置」の実施を受け、開催日を10月1日から10月14日へ延期しました。

  • 2021年10月12日 (火曜日) ~ 2021年12月19日 (日曜日)
    橋口五葉「耶馬渓の泰山木」小

    橋口五葉《耶馬渓に泰山木》

    秋の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉③ 転機となった旅―新たな美との出会い

    郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、特集コーナーで橋口五葉の作品を展示します。
    1911(明治44)年、五葉は約2か月に及ぶ長いを旅し、大分・耶馬渓の独特の風景、別府の温泉場の浴女たちなど、後の木版画につながる重要なモチーフと出会いました。画業の転換点となった旅での経験に連続する作品と、同時期に試みた装飾的な日本画を紹介します。

  • 2021年12月21日 (火曜日) ~ 2022年3月6日 (日曜日)
    橋口五葉「髪梳ける女」小

    橋口五葉《髪梳ける女》

    冬の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉④ たどり着いた境地―木版画の世界

    郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、特集コーナーで橋口五葉の作品を展示します。
    浮世絵に関心を寄せていた五葉は、自らの下絵・監督に基づき、浮世絵の伝統技術を用いた私家版木版画を制作、新たな境地を拓きました。浮世絵にまつわる仕事と、1921(大正10)年に亡くなるまでに発表された木版画作品を紹介します。

  • 2021年12月21日 (火曜日) ~ 2022年3月21日 (月曜日・祝日)
    裸婦座像

    安藤照《裸婦座像》

    小企画展「ブロンズ彫刻の世界」

    ブロンズ彫刻は、粘土で制作した作品を型取りし、その型に銅と錫を主成分とする合金を流し込んでつくられます。ムーアやクロチェッティら西洋の作家に、安藤照や中村晋也ら鹿児島の作家を加えた、国内外のブロンズ彫刻の多様な表現をお楽しみください。

  • 2022年3月8日 (火曜日) ~ 2022年5月29日 (日曜日)
    橋口五葉「温泉宿」小

    橋口五葉《温泉宿》

    春の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉⑤ 五葉の見た夢―没後の動きと橋口康雄

    郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、特集コーナーで橋口五葉の作品を展示します。
    1921(大正10)年、数え41 歳で没した五葉。生前完成した私家版木版画は11点のみですが、戦後、甥の橋口康雄によって、五葉が構想を抱いていた作品の版画化が試みられました。没後の五葉をめぐる動向と康雄の活動を紹介します。

  • 2022年3月25日 (金曜日) ~ 2022年5月5日 (木曜日・祝日)
    長岡の花火

    山下清《長岡の花火》(c)Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2022

    特別企画展「生誕100年 山下清展」

    放浪の天才画家・山下清(1922~1971)の生誕100年を記念して、約150点の作品を紹介します。生い立ちから才能を開花させた八幡学園での貼絵との出合い、代名詞となった日本各地への放浪、円熟期のヨーロッパ旅行まで、代表的な貼絵を中心に油彩、水彩画、ペン画、陶磁器など未公開を含む豊富な作品・資料から画家の全貌に迫ります。鹿児島を描いた、桜島、開聞岳などの作品もお楽しみください。

お問い合わせ

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島市城山町4-36

電話番号:099-224-3400

ファクス:099-224-3409


最終更新日:2022年3月10日

  • 休館日カレンダー

  • 常設展観覧料など

    • 開館時間
      • 9:30~18:00
        (入館は17:30まで)
      休館日
      • 月曜日
        (祝日の場合はその翌平日)
      • 12月29日~1月1日
      常設展観覧料
      • 一般 300円
        (年間パスポート600円)
      • 高大生 200円
        (年間パスポート400円)
      • 小中生 150円
        (年間パスポート300円)
      • 観覧料の詳細はこちらから

      ※特別企画展はその都度定める料金
      ※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
      ※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料

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