※郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、生誕140年/没後100年を記念して来年5月までの1年間、特集コーナーで橋口五葉の画業を5回に分けて紹介します。
展覧会概要
1881(明治14)年に鹿児島市で生まれた橋口五葉。少年期に地元の狩野派の絵師・内山一観に日本画を、フランスで画家修業をした山口彦二郎に図画を学んだ彼は、東京美術学校西洋画科に進み、在学中から日本画・洋画・デザインと多彩な活動を展開します。やがて夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』を皮切りに装幀家としても活躍していきます。鹿児島で過ごした幼少期から東京美術学校在学中の作品、漱石との出会いまで、鹿児島が誇るマルチ・アーティスト「五葉」のはじまりを紹介します。
所蔵品展では他に、黒田清輝《アトリエ》(市指定文化財)など、鹿児島ゆかりの作家による絵画・彫刻・工芸や印象派以降の西洋美術、季節を感じさせる作品を展示します。
また、このたび美術館に新たに収蔵された丸野豊司、草間彌生の作品を初お披露目します!
主な展示作品
橋口五葉《I AM A CAT(夏目漱石著)》
クロード・モネ《睡蓮》
黒田清輝《アトリエ》
同時開催(観覧料共通)
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最終更新日:2021年6月1日
休館日カレンダー
常設展観覧料など
※特別企画展はその都度定める料金
※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料