令和3年度　秋の所蔵品展　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特集：没後100年　橋口五葉③　転機となった旅―新たな美との出会い　　

※郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、生誕140年／没後100年を記念して来年5月までの1年間、特集コーナーで橋口五葉の画業を５回に分けて紹介します。

会期：令和3年10月12日（火曜日）～12月19日（日曜日）※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては変更になる場合もございます。

• 会場：2階（常設展示室）
• 観覧料：一般300円、高大生200円、小中生150円
• 年間パスポート：一般600円、高大生400円、小中生300円　※購入日から1年間、所蔵品展・小企画展を何度でもご覧いただけます。 

 

展覧会概要

1911（明治44）年、三越呉服店の懸賞広告で一等となったポスター《此美人》で大きな注目を集めた五葉は、その年の夏に約2か月に及ぶ長い旅をしました。旅先では大分・耶馬渓の独特の風景、別府の温泉場の浴女たちなど、後の木版画につながる重要なモチーフと出会いました。今回の特集では、画業の転換点となった旅を起点に、旅での経験に連続する作品群を展示します。また、同時期に試みた装飾的な日本画をあわせて紹介します。所蔵品展では他に、鹿児島ゆかりの作家による絵画・彫刻・工芸や印象派以降の西洋美術、季節を感じさせる作品を展示します。 

※出品リスト（PDF：634KB）

 

主な展示作品

• 特集で紹介する作品

橋口五葉《耶馬渓に泰山木》

橋口五葉《温泉宿》

 

橋口五葉《黄薔薇》

 

• その他紹介する作品

ワシリー・カンディンスキー《二つの黒》

黒田清輝《湘南風景》

 

同時開催（観覧料共通）

 小企画展「比べてみれば　気づきを言葉にしてみよう」

• 会期：令和3年9月10日 （金曜日） ～ 12月5日 （日曜日） 
• 場所：2階（企画展示室）

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最終更新日：2021年10月11日