※郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、生誕140年/没後100年を記念して特集コーナーで橋口五葉の画業を紹介します。
展覧会概要
1914(大正3)年後期頃から、五葉はかねてより関心を持っていた浮世絵の研究に没頭します。やがて自らの下絵・監督に基づき、浮世絵の伝統技術を用いた私家版木版画を制作、浮世絵の様式美に西洋美術の感覚を取り入れ、新たな境地を拓きました。しかしながら1921(大正10)年、五葉は病により突然の死を迎えます。今回は生前に完成した珠玉の木版画を、その下絵や版木などの資料とあわせて展示します。39歳という若さで惜しくも亡くなった五葉の画業最後を飾る精華をご覧ください。所蔵品展では他に、鹿児島ゆかりの作家による絵画・彫刻・工芸や印象派以降の西洋美術、季節を感じさせる作品を展示します。
主な展示作品
橋口五葉《髪梳ける女》
橋口五葉《神戸の宵月》
橋口五葉《鴨》
マリー・ローランサン《マンドリンのレッスン》
アンリ・マティス《ジャズより「ピエロの埋葬」》
和田英作《富士(吉田より)》
同時開催(観覧料共通)
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最終更新日:2021年12月20日
休館日カレンダー
常設展観覧料など
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※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料