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更新日:2024年7月4日
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記者会見の動画は、鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。
日時:令和6年7月2日(火曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
梅雨明けも待たれる中、日ごとに暑さは増しており、本格的な夏が近づいていることを感じます。
この夏も元気に楽しく過ごすため、市民の皆様には熱中症への注意や対策などを行い、体調管理に十分ご留意いただきたいと思います。
また、本市では熱中症特別警戒アラートが出た際に、日中の危険な暑さから身を守る場所として、先月からクーリングシェルターを各地域に指定しております。
お近くのクーリングシェルターがどこにあるのかを事前に確認の上、身近に暑さをしのげる場所がない場合には、ぜひご利用ください。
それでは、本日は6項目について、発表いたします。
はじめに、「物価高騰への切れ目ない支援」について、ご説明いたします。
令和6年度物価高騰対応補足給付金は、新たに6年度の住民税が非課税または均等割のみ課税となる世帯に、1世帯あたり10万円を、また、18歳以下の児童1人につき5万円をこども加算として支給します。
また、個人住民税の定額減税の実施に伴い、定額減税しきれないと見込まれる額を、「調整給付金」として、対象となる納税義務者へ1万円単位で支給します。
どちらも、対象の方には、市から確認書等をお送りしますので必要事項をご記入の上、返送ください。
公金受取口座を登録済みの方は、オンライン申請も可能です。
申請期限は10月31日となっています。
速やかな支給に努めてまいりますので、必要な手続きへのご協力をよろしくお願いします。
次に、「1か月児健康診査の開始」について、ご説明いたします。
出生後から切れ目なく、乳児の健康の保持及び増進を図るため、公費負担による1か月児健康診査を開始します。
7月1日以降に出生した乳児が対象で、本市の受診票を使用することで、県内の産科医療機関で自己負担なしでご受診いただけます。
身体の発育状況や栄養状態などの診査と合わせて、育児に関する相談を行う機会にもなりますので、ぜひ、他の時期の健康診査と合わせて、ご利用をお願いいたします。
次に、「パース市への姉妹都市盟約50周年記念訪問団」について、ご説明いたします。
パース市とは、1974年に姉妹都市盟約を締結して以来、長年に渡り交流を重ね、友好を育んでまいりました。
パース市との姉妹都市盟約50周年を迎え、私や議長をはじめとする訪問団が同市を訪問し、記念式典に参加するなど、両市の友好の絆を深めてまいります。
節目となるこの訪問を、多面的な交流の更なる発展に繋げてまいりたいと思います。
次に、新たに設置する「鹿児島ファン拡大アンバサダー」について、ご説明いたします。
今回、若者を中心に支持を集める本市ゆかりの3名の方に、SNS等で本市の多彩な魅力を発信する鹿児島ファン拡大アンバサダーを委嘱します。
まず、俳優として映画「おいしい給食」をはじめ多数の話題作に出演され、バラエティやラジオでも活躍中の、大原 優乃さん。
次に、SNS総フォロワー数が400万人を超え、Z世代から絶大な人気を誇り、タレントとしてマルチに活躍されている、ねおさん。
そして、本市を中心に県内のおでかけスポットやグルメ情報を発信し、県内有数のSNSシェア数を誇る、永江 優人さんです。
お三方には、鹿児島ファンの拡大のために、持ち前の発信力に鹿児島への熱い想いをのせて、本市の多彩な魅力を全国に向けて広くPRしていただきたいと思います。
委嘱式は、7月10日に、市役所東別館9階 特別会議室で行います。
次に、「第7回錦江湾潮風フェスタ」についてご説明いたします。
「第7回錦江湾潮風フェスタ」を今月20日と21日に、ウォーターフロントパークなどで開催いたします。
ステージイベントや、飲食ブース、各種乗船体験など、盛りだくさんの内容となっております。
また、20日は同会場において、昨年度に続き「おぎおんさぁ宵祭」が同時開催されます。
桜島や錦江湾の魅力を体感できる同フェスタを、多くの市民と観光客の皆さまに、ぜひお楽しみいただきたいと思います。
最後に、市立美術館開館70周年記念事業の第1弾である、特別企画展「没後100年 黒田清輝とその時代」についてご説明いたします。
今月24日から開催する、「没後100年 黒田清輝とその時代」では、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだ本市出身の黒田清輝の作品71点を中心に、関係の深い作家達の作品を混じえた、全110点をご覧いただけます。
また、関連イベントとして、記念講演会や、ワークショップも開催します。
夏休み期間中の開催でもあり、郷土出身の偉大な芸術家の作品を堪能する絶好の機会であると思います。
ご家族やお友達と連れ立って、開館から70周年を迎えた美術館にぜひ、お越しいただきたいと思います。
本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いいたします。
(記者)項目4の鹿児島ファン拡大アンバサダーについてお伺いいたします。今回、鹿児島ファン拡大アンバサダーとしての委嘱は初めてになりますか。
(市長)そうですね、ファン拡大アンバサダーとしては初の委嘱となります。
(記者)今回、新しくアンバサダーを新設された目的と狙いをお伺いしたいのですが。
(市長)今、いろいろなPR等でインターネット、そしてSNSが重要になってきております。その中で若者を中心に、そして、SNS等でも大きな発信力を持っているお三方に委嘱をしようとするものです。
(記者)7月10日に委嘱式があるので、そのときにも改めて伺うとは思いますが、このお三方に期待することをお伺いできればと思います。
(市長)やはり若い世代の方々に向けてSNS等を存分に活用して本市のPRをしていただきたいということと、鹿児島市の多彩な魅力がある中でどのようなところが若い方々の心に刺さるのか、そういった感覚を大いにお持ちだと思いますので、そのような面での発信を期待しているところです。
(記者)ありがとうございました。
(記者)項目2の公費負担による1か月児健康診査について伺います。これまで3~4か月児の健診があって、1か月児はなかったようですが、改めて1か月児の健診をすることの意義、この時期に健診をすることでどのようなことに期待をするか、どのように考えていらっしゃるでしょうか。
(市長)この1か月児健診の意義としましては、子供の身体発育状況や栄養状態、そして身体の異常があった場合の早期発見が期待されるということ、あわせて、子供が生まれて生活がいろいろ変わってくる中で、子育てに関するお悩みも含めて相談をする絶好の機会になるだろうと考えて実施するものです。
(記者)ありがとうございます。
(記者)まず、西原商会アリーナについて、先日、報道で天井改修の入札を中止したと出ましたが、天井工事の完成予定に影響はないのでしょうか。
(市長)特定天井に関する工事については、行える業者さんが限られていること、そしてまた全国的に工事が立て込んでいるということもあったのだろうと思います。今、全体のスケジュールに対する影響については精査をしているところです。
(記者)再公告や参加資格の見直しは現在どうなっていますか。
(補助職員)それらも含めて今、精査をしているところです。
(記者)ありがとうございます。
(記者)鹿児島市の認定こども園で起きた殺人未遂事件に関して、6月10日に指導監査を行って以降、その後の進捗はいかがでしょうか。
(市長)まず、今回、子供たちの安全が最も確保、配慮されるべき認定こども園でこのような子供の生命に危害を及ぼす事犯が発生したことは、市長としても、また子供を持つ親としても加害者に対し大きな憤りを感じているところです。そして、今回、指導監査を2回行いまして、現在、その内容を踏まえて対応を精査中です。
(記者)10日以降も監査は行われたんでしょうか。
(市長)2回監査に入っておりまして、1回目は6月10日に、そして2回目は19日に入っております。10日に保育士や園から聞き取りを行い、そして2回目は休暇を取っていた保育士から聞き取りを行ったところです。
(記者)6月10日に休暇を取っていた方に聞き取りを行った。
(市長)そうですね。
(記者)ありがとうございます。
(記者)次に、スタジアム整備に関して、県、市の協議状況の進捗はいかがでしょうか。
(市長)引き続き、課長級による協議を行っており、候補地選定に向けて必要な条件の精査や、選定の方法といったところの協議を続けているところです。
(記者)6月の県議会の中で、場所が決まった後、スタジアムの機能や規模など具体的な話が出てきてから事業費が議論になるという知事のご答弁がありましたが、土地代はどちらが負担するなど、市長としてはどのようなお考えでしょうか。
(市長)そういったところも含めて、今後、県と必要に応じて協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)県、市の所有地だったり、民間の所有地だったり、場所によって変わると思いますが、市長の現時点の理想などはありますか。
(市長)それは候補地がどこになるのかということで変わってくる話もあるかと思いますし、そういったところを含めて、今後必要な状況に応じて、県と協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)本港区のときは、県は土地代に関しては原因者負担だと言ってきましたが、県有地などであった場合は、市長としては市が負担することもお考えでしょうか。
(市長)これは候補地がどこになるかによって変わってこようかと思いますし、候補地が選定された際に、また必要に応じて協議をすることになるだろうと考えております。
(記者)分かりました。あと上物については、県と市が1対1で整備した広島の例もあると思いますが、市長が考えるオール鹿児島の費用負担は、どういったものを想定されていますか。
(市長)これは様々なパターンがあろうかと思いますし、他都市の事例を紹介いただきましたが、その事例なども参考に、必要に応じて県と協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)上物に関しては、県と市が同額であるべきだという考えはお持ちですか。
(市長)これはどこの候補地を選ぶのか、そして、全体の規模がどうなるのか、こういったところを必要に応じて協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)加治屋町1番街区のほうで再開発が進んでおります。本日、住民等説明会も行われますが、歩いて楽しめるまちづくりを掲げていらっしゃる市長にとっても、今回の再開発は期待されることが多いんじゃないかと思います。期待感を改めてお伺いできればと思います。
(市長)今ご質問にありましたとおり、加治屋町1番街区の再開発は、今、本市が進めている鹿児島中央駅を起点に、甲突川、天文館、本港区などに至るまちの軸、そして歩いて楽しめるまちづくりにおいて非常に重要なプロジェクトであると考えております。その中で、この加治屋町1番街区の再開発に当たっては、まずは中央駅から甲突川までの人の流れをつくり出すことができる。そして、広場機能を含めて、市民、観光客の皆様が楽しめる憩いの場をつくることができるということで大いに期待をしているところです。
(記者)ありがとうございます。
(記者)おはら祭について伺います。先日、総会があり、そちらで参加団体の一定の条件を設け、ある程度審査をされるのかと思います。おはら祭は振興会の主催ではありますが、市長も会長として入っていらっしゃいます。鹿児島市から資金の拠出もありますので、この場で伺いたいと思います。参加を断る場合、反社会的勢力などがあると思いますが、その考え方を教えてください。
(市長)これは改めて、市民の皆様が楽しんでいただける祭りという原点を踏まえ、今回、総踊り、踊り連の参加規約を設けたものです。そして、断る場合は、まさに規約に列挙している項目に該当した場合にお断りをするということになります。
(記者)総会でも配られた資料だと思いますが、「参加の手引き」で、暴力団だったり、反社会的団体、あと単に広告や企業・団体等のPRを目的とした踊り連、あと公序良俗に反する行為などがあり、ほかに振興会において参加がふさわしくないと判断した踊り連等とあります。これまでなかった縛りというか、参加に制約を設けるわけですが、選別に当たって恣意的な運用があるんじゃないかという懸念の声も耳にします。審査をする際の公平性をどう担保していくか。そこをどう市民に理解してもらえるようにしていくか、お考えを教えてください。
(市長)この透明性を高めるために、今回、規約を制定したものです。これは逆に言えば、例えば、規約がない状態で断るということであれば、なぜ断ったのか、何に該当したのか、透明性の点で分からないままになります。そういったことがないように、むしろ透明性をしっかりと確保するという観点から、今回、お断りする場合を列挙した規約を制定し、それに基づいて審査、判断をしていくということです。
(記者)これは今年度から適用になると思いますが、例えば今年、1件以上参加を断る例があった場合に、それは公表されるのか、どういった理由で何団体が参加を断られたということは示されるのか、どのように考えていらっしゃいますか。
(市長)それは今後の検討事項であろうかと思いますが、少なくともお断りした団体に対しては、ここに該当したからお断りするということはお伝えすることになるだろうと思います。
(記者)例えば、この記者会見であったり、リリースであったり、何団体が参加を断られましたと、みんなに分かるような形で示すことは考えていらっしゃいますか。
(市長)団体のプライバシーなどもあろうかと思いますが、そこに抵触しない範囲であれば考えているところです。
(記者)分かりました。そこがなかなか公表されないと、ブラックボックスになってしまうと。振興会や、そこに加入する団体、個人の恣意的な排除があるんじゃないかという疑いがなかなか拭えないことになると思いますので、そこはなるべく公表していただきたいと思っております。以上です。ありがとうございます。
(記者)スタジアムの整備に関連して幾つかお伺いします。鹿児島ユナイテッドFCが7月1日までにJ1のクラブライセンスを申請したということを明らかにしました。ライセンスはスタジアム整備を条件に交付されていた状況ですが、市長の今の認識をお願いいたします。
(市長)このクラブライセンスは毎年審査があるものですので、毎年この時期に、クラブからJリーグに申請をされる時期になったのだろうと思います。その中で、本市としましても、鹿児島ユナイテッドFCが所定のクラブライセンスを取得できるよう、できる限りの取組をしてまいりたいと考えております。
(記者)今、できる限りの取組というお言葉がありましたが、具体的にはどういった取組を今、市に求められているとお考えでしょうか。
(市長)これはクラブが、どのようなものを本市に求めてこられるかということにもよるかと思いますので、引き続き、緊密にクラブとも連携を取りながら取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)分かりました。候補地は県と連携して選定を進めるということでこれまで答弁をいただいていますが、選定状況について改めて教えていただきたいです。
(市長)引き続き、課長級の事務方の県と市の会議におきまして、候補地の選定に必要な条件や選定の方法といったところの協議を進めているところです。
(記者)具体的な候補地となり得る場所の名前などは、もう既に出ているのでしょうか。
(市長)今リストアップを進めているところであり、まずは選定の条件について詰めているところです。
(記者)改めて選定の条件、今詰めているものはどういったところが必要になるか教えていただきたいです。
(市長)これは先月も先々月も多分お答えしているかと思いますが、まずは当然に一定の広さがあるということ。そして、スタジアムを設置する際には、なるべく南北軸に沿ったことが望ましいとされておりますので、そうした南北軸の関係であったり、周辺の交通環境への影響であったり、そして、本市としては、やはり中心市街地に人の流れをつくり出す核となる施設と位置づけておりますので、中心市街地との交通の便といったところを踏まえて条件をリストアップしているところです。
(記者)今、市長もご自身の言葉で、前回も説明したとおっしゃられましたけれども、同じような答弁がここ数か月続いている状況については、市長は今どのように思われていますか。
(市長)スタジアムをしっかりと実現するために、県と市一体となって候補地の選定を進めているところであり、県市連携をしながら取り組んでいるものと考えております。
(記者)候補地の選定に向けての連携はうまくいっているとお考えでしょうか。
(市長)今回、候補地の選定に当たって、県と市が連携・協力をして、候補地の選定の段階から取り組むということを今、行っておりますので、実現に向けて進んでいるものと考えております。
(記者)分かりました。最後に、めどをいつまでに明らかにしていくか、もしあれば教えていただきたいです。
(市長)これは、なるべく早くと考えておりますが、一方で、しっかりとスタジアムの実現に向けて前進する、そのためのプロセスですので、いつまでということを申し上げることは困難であろうかと思っております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)スタジアム関連で引き続きお伺いします。県と市の事務レベルの協議の中で、選定条件や選定方法などのすり合わせに時間がかかっている原因、理由はどういったことがありますか。
(市長)スタジアムの実現に向けて着実に前進するために、しっかりと段階を踏みながら取り組んでいるものと考えております。
(記者)市長としては、時間がかかり過ぎているといった認識ではなく、着実に進んでいるというご認識ですか。
(市長)やはり一歩一歩実現に向けて進んでいく必要がありますので、そのために必要なプロセスだと考えております。
(記者)ありがとうございます。県議会の話に戻りますが、6月県議会の答弁の中で、鹿児島市が機能や規模など、具体的な仕様や事業費が示されてから整備費は議論になるとのご答弁がありました。このときに、私は土地代については触れなかったなと思いまして、県は土地代を払う気はないようにも考えられるとも思ったりしました。市長としては、この答弁に対してどのような受け止めですか。
(市長)スタジアムの建設に入っていく前の段階で、費用負担の在り方は決めておく必要があると思っております。誰が負担するのか分からないという状況では走れませんので、当然に着工なり具体化をする段階では費用負担の協議は調う必要があるだろうと考えております。そのようなところで、検討状況、ロードマップのどこの段階にあるかによって、必要に応じて県とは費用負担の協議を行う必要があるだろうと考えております。
(記者)その費用負担の協議が調うべきだと思う段階は、具体的には設計など、そのような段階の前には、ということでしょうか。
(市長)何らかの支出行為が発生する際には、その費用を誰が持つのかということは、協議が調っている必要があるだろうと思います。
(記者)候補地が発表される前には、そこは調整がついておくべきだとお考えですか。
(市長)それがどの段階になるか分かりませんが、先ほど申し上げましたように、例えば設計に入っていく、建設に入っていく、当然その時々で支出が発生するわけですよね。そのときにおいては、その前に、どのような費用負担になるのかといったことは、やはり調っておく必要があるだろうと思っております。
(記者)基本計画の段階では必要だとお考えですか。
(市長)これがどれぐらいの支出になるかにもよるかと思いますので、それも含めて、それぞれの検討状況に応じて、県としっかり協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)答弁の中では、土地代については触れなかったと思ったのですが、そこに関して市長はどう受け止められましたか。
(市長)実際の候補地がどこになるのかということにもよると思いますので、そのときの検討状況に応じての協議になるだろうと考えております。
(記者)スタジアムの機能や規模、仕様に関しては議論すると受け取ったのですが、土地代をどうするかという議論はもう話し始めているのでしょうか。
(市長)これについても、費用負担の具体的な協議の話になりますので、候補地がどこになるのかによって、土地の費用が発生するのか、もしくは全体がどうなるのか、こうしたところを踏まえての協議になるだろうと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)中央駅西口の工業試験場跡地の利活用に関する検討会が始まりました。市として、望ましい検討の在り方をイメージされていたら教えてください。
(市長)中央駅西口は鹿児島の陸の玄関口という非常に重要な場所であると考えております。協議会が立ち上がって様々なご意見が出たと思っておりますので、本市としては、陸の玄関口にふさわしい、そういった在り方から協議を進めていただきたいと考えております。
(記者)委員からはいろいろな意見が出されたということですが、例えばあそこに何か施設を造るとか、そういったことはイメージできますか。
(市長)それらも含めて、これから協議会で議論が深まるものだと考えております。
(記者)加治屋町と天文館との連動も大事になってきますか。
(市長)これはやはり人が集まる場所であり、中央駅の西口は陸の玄関口でありますので、そういった面からも議論を深めていただきたいと考えております。
(記者)例えば市としてこのようにしてほしいなど、ご要望を提案する予定はありますか。
(市長)これは必要に応じてになろうかと思いますが、まずは様々なご意見があろうかと思いますので、議論をお聞きしてまいりたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)次期市長選への現時点でのお考えをお聞かせください。
(市長)今、市政の各種課題に取り組んでいるところであり、現時点で判断する時期にないかと思っております。議会でもお答えしましたとおり、しかるべき時期に、私の考えを表明したいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)スタジアム問題ですが、候補地が数年にわたって決まらないという例をあまり他都市では聞いたことがないので、何で決まらないのかということについて、市長はどのように分析されているかお聞かせください。
(市長)今回、候補地を新たに探すに当たって、県と市が候補地の選定の段階から共にオール鹿児島で取り組んでいくということで、前進が期待できるものと考えております。なお、スタジアムの候補地の選定に当たっては、例えば広島の事例もいろいろな経緯、様々な経過をたどった結果、今年できたということがありますので、特に中心市街地との回遊性が高い場所を探していく段階においてはそれなりのハードルがあるものだろうと考えております。しかしながら、やはり若い世代をはじめ多くの世代に選ばれる街、そして中心市街地への人の流れをつくり出す、こうした意味からもスタジアムは非常に重要であると考えておりますので、実現に向けて一歩一歩取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)中心市街地に人の流れをつくり出すということが問題を複雑化しているように思えるのですが、その点はどのようにお考えになりますか。
(市長)本市としてのスタジアム検討は、中心市街地への回遊性の向上というところでスタートをしておりますので、本市がスタジアムを検討するに当たっての前市長時代からの大前提であろうと考えております。
(記者)渋滞の問題もあります。つまり、にぎわいがあるということは恐らく渋滞するということで、そこは少し矛盾するんじゃないでしょうか。
(市長)記者のお考えは、郊外に整備ということでよろしいでしょうか。ご質問の前提をお伺いしたほうが、正確なお答えができるだろうと思っております。
(記者)基本的にオール鹿児島で良いと思います。だから、必ずしも鹿児島市内に限る必要はないんじゃないかと思っております。土地があるところでやれば良いと考えておりますが、いかがでしょうか
(市長)私は鹿児島市長ですので、当然に鹿児島市内の課題について様々考えていく立場であり、記者がおっしゃる鹿児島市外の整備は、鹿児島市以外の主体がお考えになることになるだろうと考えております。
(記者)その上で、やはり鹿児島市の特性として、土地が少ないという問題があると思いますが、そこは1つの要因になっているとお考えでしょうか。つまり、問題が進まないということについて。
(市長)本市としてのスタジアム検討は、単にサッカー場をどこでもいいから造ろうという話ではなく、人の流れをつくり出すことができる、そして、なるべく普段からにぎわいをつくることができる。そのようなスタジアムを、中心市街地との回遊性をしっかりと考えながら取り組んでいくという前提で検討を進めており、そもそもの本市としての検討が始まっているということです。
(記者)そこはもう大前提であって、変わらないということですね。
(市長)そうですね。本市としてのスタジアム整備の検討の前提条件であると捉えていただければと思います。
(記者)以上です。
(記者)スタジアム関連でちょっと確認をさせていただきたいのですが、今、県と事務方の会議を進めているということで、リストアップを進めているということですが、それは例えば、県と市とでここが良いんじゃないかというところを、お互いに複数か所挙げているというイメージでしょうか。
(市長)その前段階として、どういう条件が必要かということをしっかり相互確認を取った上で、リストアップを進めるということです。
(記者)何か所かその中では挙がっているということですか。
(記者)今の検討状況については、担当課のほうから後で聞いていただければと思っております。
(記者)分かりました。めどについて、なるべく早くということを以前からおっしゃっていると思いますが、県と市の協議の中でも、このぐらいの時期をめどにという目標のようなものは定めていらっしゃらないのでしょうか。
(市長)具体的な目標のめどはありませんが、ただ、なるべく早くというのは共有をしているところです。といいますのが、そもそも今回の県と市で候補地を一緒に探すという協議に入った大前提は、時間軸を考慮しなければならないという知事からのご提案もあり、時間軸を考慮して前に進める必要があるということで共通理解を得て進めているものでありますので、なるべく早くということで県市、理解を共にしているものと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)スタジアム関連の確認で、リストアップというのは、具体的にこういった場所という、候補地の名前のリストアップという意味ですか。
(市長)これは段階があって、まずは、この条件で探す必要がありますという検索条件です。検索条件を設定した上で、それに該当するのはどこかということのリストアップになっていくと考えております。
(記者)条件や選定方法をすり合わせて、今は具体的にそれに当てはまるのは、このようなところといった協議のイメージ。
(市長)洗い出しをしているということです。
(記者)分かりました。
(記者)おはら祭の関係に戻って1点だけ伺いたいのですが、「手引き」の中で、振興会において参加がふさわしくないと判断した踊り連という文言がありましたが、何をもってふさわしいとか、ふさわしくないか判断していくのでしょうか。
(市長)これは規約の趣旨にありますとおり、市民のための、市民の皆様が楽しめる祭りという原点に立ち返って、それを明文化したものが今回の参加規約の各条項であります。ですので、その趣旨に沿って判断をしていくということです。
(記者)例えば、振興会がふさわしくないと判断したので、今回は参加を見送ってくださいとなったときに、何をもってふさわしくないと判断されたのか知りたいと考えたのですが。
(市長)この点については、もしお断りする団体が出てきた場合には、こういった点からふさわしくないと判断したということは、なるべくお伝えすることになるだろうと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)吉田地区の川遊びのチラシも頂きました。そろそろ梅雨も上がって夏になってくるかと思いますが、市長の夏のご予定、夏休みを取ったりされるのか教えてください。お願いします。
(市長)毎年、お盆の時期には少しお休みをいただいて家族と過ごすことにしておりまして、今年も恐らくそうなるのではないかと考えております。
(記者)ありがとうございます。
よくある質問
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