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更新日:2020年12月23日

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令和元年11月20日(水曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

2019年11月20日市長定例記者会見1

日時:令和元年11月20日(水曜日)10時00分~10時38分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

秋の深まる11月、徐々に寒さを感じるこの頃ですが、ラグビーワールドカップの熱い余韻は、多くの皆さんの心に残っていると思います。

見事、優勝を果たした南アフリカ代表チームからは鹿児島キャンプへの感謝の動画が本市に届けられました。

市民の皆さんと一緒に、素晴らしい成果につながる おもてなしができたことは大きな誇りであり、私は、先日、南アフリカ大使館を訪問し、改めて、お祝いとキャンプのお礼を申し上げました。

また、東京オリンピックでも、7人制ラグビーのキャンプ地として再び鹿児島にお越しいただくよう、お願いをしてきたところです。

今月は、表紙にもありますように、市民や国内外の交流都市の皆さんと共に、市制130周年記念の式典やおはら祭も盛大に開催しました。

ブランドメッセージ「あなたとわくわく マグマシティ」を合言葉に、歴史に残る節目を契機にして、より一層、"鹿児島ファン"の輪を広げてまいりたいと思います。

それでは、本日は8項目について発表します。

市長発表項目:第29回北前船寄港地フォーラムin鹿児島

はじめに、「第29回北前船寄港地フォーラムin鹿児島」について、ご説明します。

江戸から明治にかけて、日本の物流を支えた「北前船」ゆかりの地が交流する北前船寄港地フォーラムを、大連市からの参加者もお迎えして、九州で初めて、来年2月2日に開催します。

テレビでもおなじみの歴史家、磯田道史氏による基調講演をはじめ、鹿児島を代表する歴史の専門家によるパネルディスカッションなどを行います。

広く経済・文化の交流をもたらした「北前船」をキーワードとした、このフォーラムにより、国内外との新たな交流人口の拡大につなげていきたいと考えています。

市長発表項目:鹿児島×渋谷クリエイティブ・シンポジオン

次に、「鹿児島・渋谷クリエイティブ・シンポジオン」について、ご説明します。

拠点施設「マークメイザン」をはじめ、本市のクリエイティブ産業振興の取組を全国へ発信するため、交流協定を締結している渋谷区の協力を得て、来年1月24日から26日の3日間、渋谷ヒカリエで開催します。

私と渋谷区長、クリエイティブディレクターの箭内道彦氏、本市出身の坂口修一郎氏の4人によるトークセッションをはじめ、かごしまデザインアワードの受賞作品の展示などを行います。

また、「マークメイザン」は、2月のオープン以来、交流スペースの利用者が3,000人を超えるなど、多くの方に利用されています。

「異業種交流が広がった」、「ここから鹿児島が変わっていく期待感がある」など大変好評を得ているところです。

引き続き、若者にも魅力ある産業の振興に取り組んでまいります。

市長発表項目:ネーミングライツパートナーの優先交渉権者の決定

次に、ネーミングライツ パートナーの優先交渉権者の決定について、ご説明します。

市民文化ホールをはじめ、全8施設がご覧の事業者に決定しました。

今後、それぞれの事業者と契約内容について協議を行うこととしており、施設の愛称は、後日、契約締結式にて発表いたします。

本市として初のネーミングライツの導入であり、施設の管理・運営のための新たな財源の確保とともに、本市が誇る文化・体育施設の更なる魅力向上と、イメージアップ、地域経済の活性化が図られていくものと考えています。

市長発表項目:PLAY CITY! FES~「まちを想う最初の一歩」発表

次に、「PLAY CITY! FES」にいて、ご説明します。

これは、シティプロモーションの一環として、「まちを想う行動」ができる人材を育成するため8月から実施しているワークショップ「PLAY AITY! DAYS」の成果を発表するイベントで、12月8日に開催します。

当日は、1000人を超えるメンバーが、17チームに分かれて、「名山暮らしマップ」など、「まちを想う最初の一歩」を発表します。

楽しみながら実現していく「まちを想う行動」が、さらに多くの市民の皆さんに広がり、まち全体のシビックプライドの醸成につながることを期待しています。

市長発表項目:進学・就職応援フェア「みらいワーク"かごしま"」の開催

次に、進学・就職応援フェア「みらいワーク"かごしま"」について、ご説明します。

若者の地元定着を図るため、国・県と連携し、学生やその保護者などを対象に、地元企業の魅力発信等を行う体験型・種まき型のイベントを開催します。

今年度から新たに本市が参画するにあたり、対象を中学生まで拡大し、また仕事体験ブースを設けるなど、来場者に県内の企業等をより身近に感じていただける内容といたしました。

このような取組を通じて、ふるさとでの進学・就職の魅力を発信してまいります。

市長発表項目:令和元年度「かごしま市チャレンジド大賞」表彰式

次に、「かごしま市チャレンジド大賞」表彰式について、ご説明します。

この賞は、障害者福祉への関心と理解を一層深めるため、各分野で活躍している障害者の方や、障害者を積極的に支援している方などを障害者週間に合わせて表彰するもので、今年で7回目となります。

表彰式は12月5日に行い、市聴覚障害者協会の会長などを、20年以上の長きにわたり務められている満尾祥一氏など、4部門で個人6名を表彰します。

これからも、障害のある方々のいきいきとした活躍を応援してまいります。

市長発表項目:冬到来!感動のイルミネーション

次に、冬の鹿児島を彩るイルミネーションについて、ご説明します。

「天文館ミリオネーション」ですが、天文館に色彩あふれる、まるで万華鏡を覗いているかのような世界を演出します。

期間は12月20日から来年1月31日です。

12月20日の点灯式には、モデルや動画クリエイターとして活躍する、本市出身の ねおさん にも参加していただきます。

そのほか、みなと大通り公園イルミネーションやシティビュー夜景コース、「八重のきらめき」もあります。

多くの方に、鹿児島の冬の風物詩をお楽しみいただきたいと思います。

市長発表項目:おすすめイベント情報~冬だから出かけてみよう

最後に、おすすめのイベント情報を別冊でお知らせします。

さて、私はこれから東京に赴き、本日の午後、歌手AIさんの「鹿児島市ふるさと大使」委嘱式を執り行います。

その後、フランス・ストラスブール市へ出発し、両市のパートナーシップ協定を締結するとともに、同時に派遣中の「青少年の翼」訪問団と一緒に、今後の協力関係につながる交流を深めてまいります。

本日は以上でございます。

報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:ネーミングライツパートナーの優先交渉権者の決定

(記者)ネーミングライツですが、鹿児島市は初めてということで、鹿児島市にとってどういうものになるのか、また、愛称は後日ということですが、市民にとってどのような愛称になって欲しいか市長の思いをお聞かせください。

(市長)今年からこのような事業を導入しました。このことによって、一番は鹿児島市の施設の管理運営の財源になるということ、それと1つには県のほうでも先行的にやられておりますが、親しみやすい施設になるためにやはり民間の皆様方の協力を得て、後ほど愛称等についてもまた決定をしますが、そのような愛称等で多くの市民、県民、また国内外から訪問される方々に施設の知名度が高まっていくのではないかと思っています。

また、市民の皆様方には愛称等が決まりましたら、市民のひろばや市のホームページ等でも広く普及をしていきたいと思いますので、そのような意味では愛される、また親しみやすい、そして、多くの方々が参加しやすい、そういう施設になることを期待しております。

質疑応答要旨:クリエイティブ産業創出拠点施設「マークメイザン」

(記者)クリエイティブ産業創出拠点施設「マークメイザン」ですが、利用者数は好調ということですが、この数字を評価するための具体的な何か指標などがあれば、それを入れて今の活用状況を改めて教えていただければと思います。

(市長)マークメイザンを稼働してから3,000人以上の方々が利用しているということで、統計的には事業課からお示ししますが、とにかく産業を興したい、また事業を推進したいという思いの色々な方々にマークメイザンを活用していたただいていると思います。

特に若い方々がこの施設を利用して、施設を通じたビジネスマッチングや、利用者の新たなコミュニティーなどが生まれる、そういう相乗効果等も大変大きな魅力になっているのではないかと思いますし、そのことが利用者増にもつながっているのではないかと思っております。毎月ごとの統計についてはまた事業課からお知らせいたします。

質疑応答要旨:ネーミングライツパートナーの優先交渉権者の決定

(記者)ネーミングライツについて、それぞれの施設の愛称については後日ということですが、市長としてはどのような名称になって欲しいと思われますか。

(市長)親しみやすいというか、将来に残るような名称になって欲しいと思います。1つには県文化センターが宝山ホールということで、これは本当にポピュラーな名前になっていますし、親しみやすい名前になっていますので、そのような前例を今申し上げましたが、各施設が呼びやすい、また記憶に残る愛称というか、そういう施設になってほしいと思います。

質疑応答要旨:第29回北前船寄港地フォーラムin鹿児島

(記者)北前船寄港地フォーラムですが、これは市が誘致したという形になるのでしょうか。

(市長)そうですね。北前船交流拡大機構というのがありますが、北前船を介してさまざまな都市交流を進めている自治体が北前船寄港地フォーラムを開催しております。しかし、北前船の寄港地だけではなくて交流拡大ということで、それに付随した、北前船が直接寄港しない地域においても北前船に絡めたさまざまな歴史の経過を踏まえて交流をしたらどうかということを機構の方から提案をいただきまして、私のほうは3年前、平成29年9月に青森県野辺地町でありました第21回の北前船寄港地フォーラムに出席をさせていただきました。

その際、鹿児島は寄港地ではないけれども、北前船が鹿児島の発展に大きく寄与したと色々な歴史学者からお聞きをし、そのことでフォーラムに参加する必要があるということで、その後、野辺地町でのフォーラムで(本市で開催)しようということで私自身から申し入れをいたしました。そのことを踏まえて、毎年4回ぐらいフォーラムが開催されていますが、その都度、鹿児島の担当部局がその会議に参加をして鹿児島の魅力の情報発信をしております。

また、今回、九州初めてとなります北前船寄港地フォーラムについても歴史的な北前船と薩摩藩とのつながりを市民、県民、また県外の方々に紹介し、また、北前船の寄港地の都市の方々、ほとんど東日本とか瀬戸内海、日本海側の都市が中心ですから、我々がなかなかこれまで交流がない都市が多いので、そういう都市との交流も広がっていくのではないかなと思います。また、これも先ほどお話ししましたが、大連市と周辺市からこのフォーラムにご来鹿いただく予定になっていますので、大連市などとの各分野における交流も推進できるのではないかと思っています。

質疑応答要旨:冬到来!感動のイルミネーション~天文館に光の万華鏡

(記者)天文館ミリオネーションですが、期間中どのくらいの人出を見込んでいるかということと、何か目玉があれば教えていただけますでしょうか。

(市長)例年と変わりはないですが、ねおさんが来られるということがありますし、また、定着してきておりますので、多くの皆様方にこのイルミネーションを見に来ていただけるのではないかと思っています。万華鏡をイメージした光のカレイドドームや、光のトンネルを駆け抜ける装飾列車「ファンタスティックトレイン」、オリジナルLEDランプ制作のワークショップなど、これらは前回と変わっておりませんが、前回は約22万人の方々がお越しになっています。今年は5回目ということで1つの節目になりますので、私どもも周りの町内会、通り会、また企業の方々の協力を得ながら、さらに情報発信し、多くの皆様方に鹿児島市の冬の風物詩となりつつあります天文館ミリオネーションを楽しんでいただければと思っています。

質疑応答要旨:ネーミングライツパートナーの優先交渉権者の決定

(記者)ネーミングライツですが、愛称の募集の期限は設けられているのですか。

(市長)愛称は、契約をするときにそれぞれ優先交渉権を得た企業から、このような愛称ではどうかということを我々のほうにお示ししていただいて、協議をしていきたいと思います。

(記者)それぞれでということですか。

(市長)そうですね。

(記者)契約締結式はそれぞれ個別で行うということですか。

(市長)そうですね。

質疑応答要旨:県総合体育館整備について

(記者)28日に県議会が開会しますが、そこの冒頭で、知事がいわゆる体育館の建設候補地を発表するのではないかとみられているのですが、それに関して、市長は10月3日の会見で、当然、2つから1つに決める前に市と協議をすべきだとおっしゃっていましたが、協議があったかどうか教えてください。

(市長)前回、この両候補地とも鹿児島市の地区計画などの制限がかかっていますので、鹿児島市との協議をすべきだということをお話ししました。そのことは県のほうにもお伝えし、県のほうもそれは当然のことであり、事前に地区計画等があるので、2つの候補地についてどのような対応が可能かどうかということを、事務レベルで鹿児島市と鹿児島県と協議を進めているところです。

(記者)どちらになるにしても、市の意見も踏まえながら、規模などが決まっていくということですか。

(市長)そうですね。そうしてもらわないと、突然、ここに決まりました、後は鹿児島市にお願いしますということでは、これはちょっと筋が違うのではないかと思います。

(記者)発表の前には、恐らくどちらかにしますのでお願いしますみたいな市長に連絡が来るだろうということですか。

(市長)そう思いますけどね。中央駅の西口の関係もそうでしたので。

質疑応答要旨:鹿児島中央駅西口地区再開発について

(記者)今日、中央駅西口に関しては4者連絡会がようやくまた開かれることになりますが、これはどのような方向に進んで欲しいと思っていらっしゃいますか。

(市長)4者連絡会では、中央駅西口の回遊性とか、また活性化とか、そういう5つの4者連絡会で決めたルールがありますので、それを踏まえた開発をして欲しいというのが主題となりますが、まずは4者連絡会においては、中央駅西口に体育館整備を進めようということで、これまでずっと協議を進めてまいりましたが、それが突然、断念したということ、その経緯をまず説明していただきたいということと、今後も4者連絡会を継続的に進めていただいて、やはり中央駅西口のまちづくり、再開発について4者が共通の認識を持って協議をしていただきたいと、市としての考え方は4者連絡会でお話をしたいと思います。

質疑応答要旨:ラグビーW杯南アフリカ代表について

(記者)(南アフリカ)大使館を訪問されたのはいつですか。

(市長)先週ですね。

(記者)大使とはご面会されましたか。

(市長)大使はたまたま他の公務で出かけておられましたので、公使の方が対応してくださいましたが、大使館にいるほとんどの方が面会を希望されて、相手の方は6人ぐらい来られていました。そして、鹿児島市に対する感謝と、これは実現するかどうか分かりませんが、来年の1月にはまたチーム関係者が鹿児島にも来たいという話はされていました。

これはただ単にお話の中で出たことでありますが、ぜひ実現できたら大変ありがたいと思いますし、また、来年のオリンピックに7人制のラグビーがありますので、そのキャンプ地に鹿児島市をぜひ選定して欲しいという思いはお伝えしました。

質疑応答要旨:桜島フェリーの経営状況について

(記者)桜島フェリーですが、今回大きな赤字ということで、桟橋の事故などあったからだろうと思うのですが、余り好ましくないのですが、ずるずると赤字があることについての市長のお考えを教えてください。

(市長)昨今、船舶局においては、人身事故、また物損事故などたび重なる事故を起こしたということは、本当に市民の皆様方にご迷惑をおかけし、また乗船された方々にも大きなご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げたいと思っています。管理者に対しては、徹底した職務管理、また施設の維持、そして改修というものを迅速に対応して、乗客の方々に一刻も早く快く乗っていただくような対応をして欲しいということで指示をしました。

昨今のそのような事故等が重なって、それも影響があると思います。また、燃料の関係の値上げ等もあって、大変赤字を出しておりますが、その赤字解消にもできるだけフェリーを活用していただくような方策をしっかりととって、そして安心安全に運航できる対応・体制もしっかり整えながら、船舶局の健全運営に努めていただければと思います。

(記者)例えば、黒字化というか、収支の改善に向けて、さっきおっしゃったフェリーをもうちょっと活用してもらうようにしなければということですか。

(市長)やはりフェリーをお使いになるということは、桜島にお越しいただかなければならないので、これは観光部門として事業をさらに充実していかなければいけないと思います。一方では、今、毎日のように桜島は爆発を繰り返しております。背中合わせになりますが、危機管理も十分にとりながら、鹿児島の最も大きな財産である魅力のある桜島に多くの方々にお越しいただきたいと思います。

今、新島の活用策についても検討しておりますが、そのような新たな魅力が加わることによって、桜島に渡航していただける多くの方が増えるのではないかと思っております。とにかく桜島にお越しいただく方々の交流人口を増やしていくのがフェリーの今後の健全財政、健全運営にもつながっていくのではないかと思います。

質疑応答要旨:地域子育て支援センターの再配置について

(記者)地域子育て支援センターについてお伺いします。先日、5カ所の廃止の先送りを決められましたが、市長も利用者の方々と面会されたと思うのですが、感想を含めて、廃止と新設の時期の見通しを教えていください。

(市長)今回、地域子育て支援センターの再配置について、市として統合、新設、そういう形で提案いたしました。地域子育て支援センターを常日頃から利用している方々から、以前の状況で対応して欲しいという陳情をいただきました。一つ一つのお話をお伺いする中で、やはり事前にそういう方々のお話をお聞きしていなかったということの市としての少し対応のまずさもあったかなと思いましたし、1つは、それぞれの地域に核となる子育て支援に関する施設があるのが、「子育てをするなら鹿児島市」という大きな表題を掲げて取り組みを進めている鹿児島市にとっては、それが一番重要だろうということで、各地域に満遍なくそのような施設をつくる、そしてまたそこに、りぼんかんを含めた子育て施設等があれば重複を避けるということで、今回の再配置を行ったところでございますが、要望書を受ける際に、これまで利用されている方々からの意見を聞く中でさらに、再配置をするにしても、その再配置をした後の対応、そのようなものもさらに検討していかなければならないということで、現在、当初の再配置計画を少し凍結し、また今後、十分な検討を踏まえて、再配置の取り組みを進めていかなければならないと思います。

(記者)時期はまだ決めていないですか。

(市長)まだですね。それぞれの施設の状況等もしっかりと把握をしていきたいと思います。

質疑応答要旨:大雨災害対応の検証

(記者)7月の大雨を受けての鹿児島市の避難所の見直しですが、先日、私も取材をさせていただいて、見直しに向けた作業というのが着々と進んでいるのだろうと理解しているのですが、改めて現在の進捗と、あと公表の見通しと、今回の見直しを通じて、市民の皆さんに対して避難行動についてこういうふうなことを伝えたいというか、市からのメッセージがあれば教えてください。

(市長)今年の6月末から7月初めにかけて、平成5年の8・6水害を上回る雨量が発生したために、避難指示を市内全域に発令をいたしました。一部の避難所に集中した避難者がおられたということで、大変な課題を残したところであります。その後、各対策部をメンバーとした災害対応検証会議を開催いたしました。そして検証、協議をした方向性等に基づいて、避難情報の発令の対象者とか、また指定緊急避難場所の見直しなどについては、他の都市の状況等の調査とか専門家の意見を踏まえて、課題に対する改善の取り組み、方向性の取りまとめを現在行っております。取りまとめ内容については、年内に発表できるのではないかと思っています。

また、その際、やはり市民の方々に十分周知をしていく、また情報を確認していくことが必要ですので、あらゆる手段を使って、その検証会議から得られた方向性については発表していきたいと思っています。鹿児島市のそういう検証結果が、また取り組み状況が全国の模範になるような、そういう内容となるようにしっかりと取り組みを進めていきたいと思います。

(記者)今、周知というワードも出たと思うのですが、確かに、作ったものがどんなにすばらしくても、それが市民の方に伝わっていなければ意味がないと思うので、周知のやり方というのを何かこういうふうに工夫しようだとか、そういうお考えというのはおありですか。

(市長)現在はどのような形でということはまだ考えていませんけれども、前回は市民のひろば、また各報道機関の皆様方にご協力を得て、90秒のテレビからの発信をしていただいたり、新聞報道等の方々についてもしっかりと報道していただいたり、ホームページやSNSなど、色々な情報媒体を使って市民の方々にお伝えできればと思います。

(記者)端的に言うと、市民にはどういう避難行動をとって欲しいというメッセージを伝えようとお考えですか。

(市長)大雨や、地震、桜島爆発もそうですが、とにかく、前回も申し上げましたが、自分の命は自分で守るというのが一番の基本ですので、やはり避難所がまずどこにあるか、避難所に行く経路はどのような経路があるかということを常日頃から頭の中に入れていただいて、いざというときに迅速な行動ができるような心構えをしていただく、そういうことが一番大事じゃないかと思います。

質疑応答要旨:県総合体育館整備について

(記者)体育館の選定についてですが、事務レベルで協議をしているということを伺いましたが、市として何か県に求めていること、県から何か求められていることというのはありますか。

(市長)今の段階では、鹿児島市と鹿児島県の関係部局で協議を行っておりますが、課題としては、どこにどのような形で造るか、その際に、どのような形で鹿児島市として地区計画の変更ができるかどうかと、そういうことを話し合っているのではないかと思いますけれども。

(記者)一応協議はしているということですね。

(市長)はい。

質疑応答要旨:サッカースタジアムの整備について

(記者)サッカースタジアムについて、今の進捗状況を教えてください。

(市長)今の進捗状況は、まだ進んでいません。というのは、まずこの3つの候補地が挙がっていますが、前回も申し上げましたが、どのくらいの規模にするのか、どれくらいの財源が必要なのか、そして、どこに造ったときにどういう効果があるのかということを、まずは決める前に事務レベルというか、県、市、スポーツ団体、そうした関係団体の事務レベルで色々と検証をしていこうと、そういうことは知事にも申し上げております。そういうある程度の1つの過程を踏まえて、最終的にどの地域に造るということを決定していかなければいけないと思います。

(記者)検証だとか検討中という期間が長らく続いているような状況だと思いますが。

(市長)なかなか課題が多過ぎて、一つ一つを、今は3つの候補地を対象に申し上げますと大きな課題がありますよね。浜町については国有地がありますし、また15番街区についても、あの敷地でそれだけの大きなものが造れるかどうか、ドルフィンポートについては、知事がグランドデザインでそこになかなか了解できるような条件ではないし、決定するにもそういう大きな課題がまだ山積していると思います。

(記者)いずれは市長として最終的に判断していかないといけないと思うのですが。

(市長)私だけじゃなくて、これはもうオール鹿児島でいきますので、県にも了解をもらわないといけないし、多分これは、最も誤解されているのは、鹿児島市が造るということをどの業界の方々も言われますが、鹿児島市が造る意思は表明しました。これは県もそうですが、意思は表明していますので、それについては誰も異論はないところですが、鹿児島市が全部その施設を造るということは、それは誤解でありますので。

(記者)時期的な目処をいつ頃までにと考えておられますか。

(市長)今のところ、スタジアムについてはある程度猶予期間がありますので、いつまでということはまだ今の段階では申し上げられないところです。

(記者)それに関連してですが、市が全部造るわけではないということですが、市や県と、あとどのようなところが考えられますか。

(市長)あとは民間団体ですね。ほかに関連するところはあると思います。そういうところの参加も必要だと思います。

(記者)お金に関してもですか。

(市長)お金に関しても、財源もですね。

質疑応答要旨:「桜を見る会」について

(記者)市長は今話題になっている「桜を見る会」には参加したことがあるのですか。

(市長)行ったことはありません。

 

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