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更新日:2020年12月23日

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平成27年10月28日(水曜日)市長定例記者会見

記者会見の模様は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」で配信しています。

10月28日市長定例記者会見

日時:平成27年10月28日(水曜日)10時~10時25分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

 

皆さん、おはようございます。

いよいよ31日から、第30回国民文化祭・かごしま2015が開催されます。本市では、14の事業を実施します。県内外から多くの方々がお越しになりますので、市民総出でおもてなしをしてまいりたいと思います。

皆さまにおかれましても、報道についてご協力お願いします。
それでは、本日は、9項目について発表します。

市長発表項目:鹿児島市民栄誉賞の授与

はじめに、鹿児島市民栄誉賞について、説明します。

本市出身で国際交流の進展や青少年の育成など市勢発展に大きく貢献された稲盛 和夫氏に鹿児島市民栄誉賞を授与することとしました。
鹿児島市民栄誉賞授賞者に決定した稲盛 和夫氏の経歴や主な受賞歴は資料のとおりでございますが、表彰理由にありますように、本市の国際交流の進展に大きく寄与されるとともに、次代を担う青少年の育成や市民福祉の向上など市勢発展に多大な貢献をされ、多くの市民に明るい夢と希望を与えたことから、市民栄誉賞を、稲盛氏に授与することとしたところです。
なお、授賞式については、現在、日程・会場等を調整中のため、決まり次第、後日、改めて発表いたします。

市長発表項目:鹿児島市民表彰の授与

次に、鹿児島市民表彰について、説明します。

鹿児島市民表彰を西郷 幸夫氏と永田 明子氏に授与することとしました

市民表彰受賞者に決定した西郷 幸夫氏は、市防火協力会連合会会長を19年間務められ、防火協力会組織の充実及び本市の火災予防に大きく貢献されました。
また、永田 明子氏は、おはら祭に当初から携わり、現在まで振付指導を行うなど、祭りの発展と本市の文化振興に大きく貢献されました。

なお、鹿児島市民表彰式は11月2日に鹿児島市役所東別館9階特別大会議室において行います。

市長発表項目:鹿児島マラソン2016 ゲストランナー等の決定

次に、鹿児島マラソン2016 ゲストランナー等を発表します。

来年3月6日に開催する鹿児島マラソン2016のゲストランナーとして、マラソンはタレントの石原さん、ファンランは元マラソンランナーの千葉真子さんをお迎えすることといたしました。

2016大会のアンバサダーとして、歌手のAIさんに就任していただき、大会オフィシャルソングに、AIさんが歌う「YOU ARE MY STAR」を決定しました。

また、大会100日前となる11月27日には、「鹿児島マラソンカウントダウンボード」除幕式を実施します。ゲストランナーや大会アンバサダー、オフィシャルソングにより、鹿児島マラソン2016を、一層盛り上げてまいります。

市長発表項目:アメリカ・マイアミ市訪問団の来訪~姉妹都市盟約25周年記念~

次に、マイアミ市訪問団の来訪について、説明します。11月1日に姉妹都市盟約25周年を迎えることを記念して、マイアミ市訪問団が来鹿されます。

マイアミ市訪問団は、トーマス・レガラド市長夫妻など5名で、11月12日から15日までの4日間、これからの交流についての意見交換やハナミズキの記念植樹などへの参加を予定しています。

25年にわたる両市の交流の歴史の中で、マイアミ市長が来鹿されるのは今回が初めてのことであります。今後とも、両市の友好親善をさらに深めてまいりたいと考えています。

市長発表項目:平成27年度桜島火山爆発総合防災訓練(島内避難訓練)

次に、平成27年度桜島火山爆発総合防災訓練・島内避難訓練について、説明します。

8月の桜島噴火警戒レベル4への引き上げの際は、これまでの訓練の経験から、住民の方々もよく理解され、迅速な避難ができたものと考えており、あらためて訓練の重要性を再認識したところでございます。

今回の訓練も同様に、活動が活発化している昭和火口からの噴石や火砕流等による重大な被害が発生する事態を想定し、有村町有村地区、古里町古里東地区及び黒神町塩屋ヶ元地区において、消防・警察等の公助により、桜島島内で安全を確保できる避難所へ住民を避難させるもので、実施日は11月27日、今年で5回目となります。

市長発表項目:第64回おはら祭

次に、第64回おはら祭について、説明します。
今年で64回目となるおはら祭を、国民文化祭・かごしま2015開催記念として、11月2日と3日に開催します。
今回から、本まつりの第3部で、新たに踊り連コンテストを実施いたします。
今回も、まち全体が、祭りで盛り上がり、活気あふれる魅力的なイベントにしたいと思います。

市長発表項目:鹿児島市中央卸売市場開設80周年記念事業

次に、鹿児島市中央卸売市場開設80周年記念事業について、説明します。

昭和10年11月3日に、全国で7番目、九州では最初の中央卸売市場として開設以来、今年で80周年の節目の年を迎えるにあたり、記念イベントとして、「青果・お魚市場まつり」の開催や、記念式典を開催いたします。

内容等は記載のとおりですが、このようなイベント等の開催を通して、市場をますます活性化させ、市民の皆さまへの、安全・安心な生鮮食料品の、安定的な提供に努めていきたいと思っております。

市長発表項目:かごしま食育フェスタ~「食」でつなごう、元気なかごしま!~

次に、かごしま食育フェスタ2015、「食」でつなごう、元気なかごしま の開催について、説明します。

食について関心を高め、生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむ食育の一環として、本市と連携協定を結んでいる鹿児島女子短期大学とともに、新たに「食育フェスタ」を開催いたします。

期日は、11月23日で、本市出身である氏による基調講演や食に関するさまざまな展示、体験、販売ブースを設置します。また、食育推進キャラクターの愛称を「でこん丸」に決定しました。食育フェスタで、愛称表彰式を行うこととしております。

ぜひ、多くの市民の皆さんにご来場いただき、食に関する学習や体験をする機会にしていただきたいと思います。

市長発表項目:主なイベント

最後に、主なイベントですが、国民文化祭のほか、第4回となる「わくわく福祉交流フェア」、「かごしまお茶まつり鹿児島大会」など、本市の秋を彩る多くのイベントを開催しますので、皆様におかれましては報道についてご協力よろしくお願いします。

本日は以上でございます。


質疑応答要旨:鹿児島市民栄誉賞について・桜島火山爆発総合防災訓練について

(記者)市民栄誉賞のことで伺いたいんですが、本市の市勢発展に貢献された具体的な内容と、2点目が桜島の訓練で噴火警戒レベル4の引き上げを踏まえた訓練で、具体的に前回と変わった点や今年から新しく始まる点などありましたらお願いします。
(市長)稲盛和夫さんの市民栄誉賞の根拠ですが、今回、国際交流に役立ててほしいとのことで鹿児島市にも寄附をいただきました。以前は昭和55年だったと思いますが、福祉関係に対する基金を設立するためのご寄附もいただきましたし、また、鹿児島市の市民文化ホール等の建設についてもいろいろとご協力もいただいています。これまで、先ほど説明したように国際交流の進展や、また青少年の健全育成、そして文化の向上など、鹿児島市の市政全般にわたって大変なご貢献をしていただいています。そのような中で、今回、私どもの審査会の中で稲盛氏に市民栄誉賞を授与することが決定し、贈呈することとしました。
次に、桜島の火山爆発総合防災訓練(島内避難訓練)ですが、今回で5回目となります。特に今回は噴火警戒レベルが3から4に引き上がったとのことで、やはり島内避難訓練は大変重要な防災意識の高揚とか、防災対策に資するものと考えていますので、特に対象地域の高齢化が高い地域で本市の地域防災計画の桜島爆発対策計画の中で消防団、また消防・警察などの公助を中心とした避難体制をとっていまして、これにのっとった避難誘導訓練をすることが今回の特徴と考えています。
先ほど申し上げましたが、レベル4に警戒レベルが引き上がりました。その際に島民の方々にはスムーズな対応をしていただいたことが教訓として私どもに残っていますので、それらをより一層確実にするために、今回はより一層公助を中心とした避難訓練をしたいと考えています。また、8月のレベル4に引き上がった際の外国語による情報伝達とか、道路閉鎖などの訓練も新たに追加をしているところです。

質疑応答要旨:桜島火山爆発総合防災訓練について

(記者)今の質問に関連してですが、外国語の情報伝達とはどのようにして行う予定でしょうか。
(市長)訓練の際にそれぞれの公共施設等に看板を掲げるとか、外国語ができる方をそれぞれの避難地域に派遣して、説明をすることですね。

質疑応答要旨:鹿児島市民栄誉賞について

(記者)稲盛会長の話に戻ってしまいますが、これまでも国際交流に貢献されてきたとのことでしたが、国際交流センターの建設資金の寄贈というところもやはり今回大きかったのでしょうか。
(市長)それも1つの理由ではあります。それだけではなくて、先ほども言いましたが、これまでも市政全般にわたって貢献をしていただきました。そして、今、京都で京都賞の授賞式がありますが、それも昨年から鹿児島でも開催をしていただくことになり、また今年から鹿児島市もそれに参加をして、一緒に鹿児島市でも京都賞の受賞者の方々の講演会も開きますので、そのようなことも含めて今回の対象としたところです。

質疑応答要旨:桜島火山爆発総合防災訓練について

(記者)訓練の関係ですが、外国語による情報伝達訓練とは今回初めてですか。
(市長)特徴としては初めてです。
(補助職員)今年の1月の訓練のときに1回あります。島内避難訓練で、防災無線で流すのは今回初めてです。(記者)島内避難訓練として(ですか)。
(補助職員)訓練で、防災無線で外国語放送を流すのは今回初めてになります。
(記者)もし決まっていれば教えていただきたいのですが、外国語は、例えば、英語、中国語、韓国語などですか
(補助職員)1月のように英語で流します。今回も英語で流してみようと思っています。
(記者)英語が基本(ですか)。
(補助職員)今回は英語で考えています。
(記者)今の関連ですが、これは対象地区に外国人観光客がいるという想定で新たにこの訓練を始めるということですね。
(市長)そうですね。(外国人の)住民はいませんので。
(記者)もう1点、今年8月の噴火警報を踏まえた対応とのことで、例えば、そのときの課題として、夜間時に警戒レベルが上がったときなどを市長も課題としておっしゃっていましたが、そのようなことを想定した形で今回訓練をしたりとかはないですか。
(市長)昼の訓練にはなりますが、そこも想定をした形です。
(補助職員)今回は昼間に実施します。夜間につきましては、今後、検討します。
(市長)ですが、それもある程度想定をして、住民の方々にも意識を持ってしていただかないといけないと思います。今回は課題として、観光客の方々への伝達、それから夜間に起こったときの対応などが課題となりましたので、それらを検証する意味でも、今回のまた訓練の中でしっかりとした対応をしていきたいと思います。
(記者)夜間の訓練はまた別途計画しているということですか。
(補助職員)今回は昼間に実施します。
(記者)夜間を想定した形のものは別途またとのことですか。
(市長)昼間にしますが、一応夜間もこのような形で行動してくださいと、やはり住民の方々に意識を持ってもらわないといけないですね。それが昼であろうと夜であろうと同じような行動をしてもらわないといけないです。
(記者)具体的に夜の想定とはどのような形でやるんですか。
(市長)具体的にはこれからですが、例えば、寝ているときや、また近くにそのような避難を誘導する方々がなかなか明確でないなど、そのようなところをやはり想定しなければならないと思います。昼夜を問わず、避難訓練とは、いつ何どき起こるかわからないですので、そのようなことをまず意識として持ってもらうことが一番大事だと思います。夜だから、昼だからとのことで、別途の避難誘導、避難対策は、これは区別する必要はないと思います。
(記者)追加ですが、訓練の中で、先ほど外国語や観光客の誘導が課題だとおっしゃいましたが、観光施設対応訓練も今回新しい要素になるのでしょうか。
(市長)海外の方々とか、観光客の方々が来られている場合の誘導、避難、そのようなことも1つの今回の防災訓練の中にも入っていると思います。
(記者)今回初めてされるんですか。
(補助職員)島内避難では今回初めて実施します。

質疑応答要旨:鹿児島マラソン 2016について

(記者)マラソンの件ですが、ゲストランナーで石原さんを呼ばれるとのことで、これは何か理由はあるのですか。
(市長)ご本人がマラソンを4時間以内で走られるとのことで、本人から希望があったと聞きました。
(記者)本人からの希望で、鹿児島へのゆかりはあるんですか。
(市長)そこはちょっとわからないです。本人が趣味で走っていらっしゃるのではないでしょうか。

質疑応答要旨:鼓川町の法面崩落事故について

(記者)鼓川町の傾斜の件ですが、応急工事が終わったのですが、なお今1世帯が避難されている方がいらっしゃいますが、今後この方を解除する節目としては、恒久工事が終わらないと解除できないとの考えなのでしょうか。
(市長)あくまでも崩壊によって身の危険がさらされる状況であれば、避難解除はなかなか難しいと思います。結局は安全性が担保されることが避難解除をする一番大きな要素だと思います。
(記者)今、応急工事の仮設の状態ですよね。一刻も早い恒久工事の着手が必要だと思いますが、県や地権者に対する要望などはございませんか。
(市長)やはり地権者、事業主の方に対して、県が早急に工事を進めるように要請をしているとの話はお聞きしていますが、それが早く進んで地域の安全性が確保できることを心から望んでいます。

質疑応答要旨:鹿児島駅周辺の整備について

(記者)昨日鹿児島駅の裏の土地の安全祈願祭がありましたが、今後あの辺の回遊性を高めるためにはどのようなことを検討していきたいかと、一方で、あのような施設ができるだけではなくて、ある程度今後の課題とはどのようなところだと思われますか。
(市長)鹿児島駅周辺の整備、昨日安全祈願祭をして、来年の秋ごろには完成をしたいと思います。これまでそのような交流拠点が鹿児島駅周辺にはありませんでしたので、今回、交流拠点をまず1つ整備することで、鹿児島駅周辺の振興、活性化が図れると思っています。課題としては、まだ交通結節点、陸、海、そのような機能を生かした今後のまちの整備が必要ではないかと思いますし、また、ここは上町地区、磯地区も含めて鹿児島の発祥の地であり、また1つには明治維新の(産業)革命遺産、その構成資産の同じ地域でもありますし、それらを含めたまちの回遊性、そのようなものをより高めていかなければいけないと思います。この地域が今回、整備する施設がその拠点になってもらえればと思います。

質疑応答要旨:マニフェストの取り組み状況について

(記者)マニフェストの取り組み状況が先日公表されましたが、110項目、丸がついていて、実施・推進中ということでしたが、この中でも特にうまく順調に進んでいる項目と、それに比べたらちょっと遅れぎみという項目と、そのように色分けできるとしたら、幾つか具体的に挙げてもらえればと思います。
(市長)3期目マニフェスト110項目を掲げました。その中で、世界文化遺産の登録の推進、平川動物公園の魅力の充実、コミュニティサイクルの導入、国民文化祭の開催、鹿児島駅周辺の拠点整備、そして本庁舎の整備など、そのようなものは確実にできたものと思っています。
1つの課題としては、ご案内のとおり、私がマニフェストの1番最初に掲げておりますドルフィンポート地区への観光路線の新設であろうと思いますが、平成24年にこのことは一旦は協議会をつくって、進めておりましたが、県の施設の動向によって、今それが少し宙に浮いている状況ですので、今後、それらをしっかりと県と意見交換をしながら、また協議をしながら、できるだけこの観光路線が敷設できるように、しっかりとした対応をしていかなければいけないと思います。
(記者)観光路線を除いてほかは順調ですか。
(市長)おおむね順調です。

(記者会見終了)

 

 

 

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