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更新日:2020年12月23日

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平成27年4月23日(木曜日)市長定例記者会見

記者会見の模様は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」で配信しています。

市長定例記者会見の様子

日時:平成27年4月23日(木曜日)10時00分~10時28分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

 

皆さん、おはようございます。

本日は、平成27年度最初の定例記者会見です。

本年度は明治日本の産業革命遺産の世界文化遺産への登録やWHOが推進するセーフコミュニティ認証の取得など世界に向けた取り組みのほか、国民文化祭や鹿児島マラソンの開催など大きなイベントを実施いたします。これらの事業を通して本市をより一層アピールしてまいります。

市政記者の皆様には、引き続き市政に対しまして、各面からご協力いただきますよう、よろしくお願いします。

それでは、本日は、5項目について発表します。

市長発表項目:本庁舎西別館の業務開始

はじめに、本庁舎西別館の業務開始について、説明します。

本庁舎の西別館の完成に伴い、別館1・2階の市民課・市民税課などが、西別館に仮移転し、5月7日から業務を開始します。

なお、別館は今後、耐震補強等改修工事を行います。

移転等による混乱がないようわかりやすい案内を行ってまいります。市民の皆様にご不便をおかけすることもあろうかと思いますが、ご理解とご協力をお願いします。

市長発表項目:新交通局舎等開所式・完成記念式典

次に、新交通局舎等開所式・完成記念式典について、説明します。

JT跡地に整備を進めてきた新交通局舎等が完成したことから、5月1日に開所式及び完成記念式典を開催し、供用開始します。

また、4月30日をもって高麗町の電車施設が閉所することから、最終出庫の市電を見送る市電最終出庫便見送り式を開催します。

新交通局舎等につきましては、記載のとおりですが、新たに見学コースを設定したほか、エレベーターなどを設置し、バリアフリーにも対応いたしました。

新しい交通局舎等が、多くの方々に親しまれ、市電・市バスが市民生活を支える公共交通機関としてさらに発展していくことを期待しています。

市長発表項目:平成27年度防災点検

次に、平成27年度防災点検について、説明します。

梅雨や台風シーズンなどを前に、自然災害等の未然防止に向けて、土砂災害警戒区域などの災害危険箇所や桜島の火山災害に備えた整備現場等の防災点検を5月8日に実施します。

私は、今般の桜島の活動状況をふまえて、桜島班として、阪口副市長らとともに、高免町に新たに設置される観測坑道の確認や、長谷川治山工事等を点検します。

また、松木園副市長は、市街地班として、花倉第3谷の砂防工事などの現場を点検します。

なお、今回の点検に際して、市の全施設においても防災点検を行うこととしており、防災対策について引き続き万全を期してまいります。

市長発表項目:鹿児島市平和都市宣言25周年・戦後70年記念事業「平和美術企画展」

次に、鹿児島市平和都市宣言25周年・戦後70年記念事業「平和美術企画展」について、説明します。

この事業は、平成2年の「鹿児島市平和都市宣言」から25年、8月の戦後70年の節目を迎える年に、平和の尊さと戦争の悲惨さを次の世代に語り継ぐため実施するもので、その第一弾イベントとして、美術企画展を開催します。

テーマは、Peace&Art「あなたにとって平和とは?」で、期間は、5月26日から7月12日までとなっております。

作品は、交流連携協定を締結している熊本市、福岡市、北九州市からお借りしたものを含め、約50点を展示することとしております。

ぜひ、多くの市民の皆さんにご来場いただき、平和について考える機会にしていただきたいと思います。

市長発表項目:主なイベント

最後に、主なイベントですが、ゴールデンウィーク期間中には恒例の「平川動物公園こどもまつり」や「グリーンファームこどもまつり」など盛りだくさんのイベントを実施することとしています。

なお、多くの来場が予想される平川動物公園においては、5月2日から5日まで、無料特設駐車場の設置などの対策を実施することとしています。

また、5月17日に開催される「渋谷・鹿児島おはら祭」には、私も参加し、本市を積極的にPRしてまいります。

皆様におかれましては報道についてご協力よろしくお願いします。

本日は以上でございます。 


質疑応答要旨:交通局跡地の活用について

(記者) 交通局の敷地の件についてですが、現在のところ、電車部門は5月、バス部門は10月ということですが、それ以降の跡地の活用策について、現段階でどのようなお考えなのかお教えください。

(市長) 交通局跡地においては、昨年度、民間事業者への売却という方針を出して、関係課で構成します跡地処分検討委員会で売却方針や手続等について検討を行っています。また、現在このような方針に基づいて、今、民間の方々から問い合わせがだいぶ来ていると聞いていますが、まだ、情報交換の段階ですので、詳細な関係についてはまだお話をすることはできませんが、県内外からいろいろと問い合わせが来ているようです。昨年度の跡地処分検討委員会での検討結果を踏まえ、売却方針等を決定した後に、7月頃には電車通り側用地の提案公募の告示を行っていければと考えています。

質疑応答要旨:川内原子力発電所の再稼動について

(記者) 川内原発の昨日の仮処分を退けた決定について、直後にコメントをいただきましたが、1日たって、改めて市長の思い、感想を教えてください。

(市長) 私は、これまでも申し上げてきていますが、再稼働をされる場合でも、やはり住民の安全性を確保することが最優先されるべきであり、今後も原子力規制委員会において、引き続き厳正な審査を行っていただきたいという思いです。

(記者) 住民の安全が確保されることということでしたが、住民の間から議会にも改めて説明会を九電に求めてほしいという陳情なども鹿児島市議会に出されています。高浜は再稼働が止まったのになぜ川内は止まらないのかと、非常に司法判断を理解するのも住民としては難しいと思います。

 そういったことも踏まえて、改めて再稼働が川内は止まらなかったという現状を踏まえた形で住民に対して何か説明をするというか、そのような要望がもしあれば、答える用意など、市長はお持ちでしょうか。

(市長) 住民説明等については、九州電力がそういう申し出があれば積極的に対応していきたいと社長と私の会談の中で言明されていますので、九州電力でしっかりと対応されると考えています。改めて市として住民説明会を鹿児島市において求めるということは今後はないと思います。

(記者) 先週の福井地裁の決定では、安全対策が十分ではないという理由でああいった(再稼働差し止めを命じる仮処分)決定になったかと思います。今回の鹿児島地裁はこういった(再稼働差し止めを求めた仮処分申請を却下)決定、これはある意味で、司法が安全対策は十分ですよと担保したというような認識でしょうか。

(市長) 私は、司法判断に対して1つずつコメントをする立場にはありませんが、このように川内と高浜で判断が分かれているのは、やはりそれぞれの施設の置かれた環境などの違いもあるのではないかとは思いますが、それはそれぞれ裁判所の判断ですので、私としてはコメントは差し控えたいと思います。

(記者) 同じ原発なのに、ほとんど真逆のような見解についてはあまり疑問に感じるところは市長としてはございませんか。

(市長) それはそれぞれの司法の判断ですので、1つ1つ疑問とか言うと、司法の判断に口を挟むことになりますので、それは全くありません。

質疑応答要旨:鹿児島市中央卸売市場魚類市場の再整備について

 (記者) 魚類市場の再整備の件でお聞きします。最初出ていた基本計画に比べて実施設計が税抜きで35億円ぐらい上がっていて、使用料を払っている仲卸や卸業者の人たちが想像している以上に使用料も上がるのではないかと懸念の声が出ているのに、一度も大体いくらぐらいになるという見通しが示されていないことについてどうお考えでしょうか。

(市長) 今後、使用料等については、国の基準等もありますので、それに則って算出をしていかなければならないと思いますが、やはり市場関係者の経営状況や、中央卸売市場特別会計の将来の見通しなど、各面から総合的かつ慎重に検討していかなければならないと思っています。

 やはり、消費税の関係等や資材等の高騰によって、当初予定していた工事費がだいぶ膨らんできましたので、その影響等も使用料にはね返ってくるということは必至ですが、それによって市場関係者の皆様方の今後の経営等に大きなダメージが発生するとなるとまた大きな混乱も招きかねません。今後は市場関係の皆様方との意見も十分交わしながら、市としての最終的な使用料等について決定をしていかなければならないと思います。

(記者) いつごろに決定するというだいたいの目安はあるのでしょうか。

(市長) それは今後の状況と、工事の進捗状況等を踏まえながら決定していかなければならないと思いますので、いつということは今のところ明確には申し上げる段階ではないと思います。

(記者) 想像していたよりもだいぶ額が上がってきて、そこまで上がるのであれば、今から作っていくと最終的にはもっと上がるのではないかと声もあります。そうやってどんどん上がっていくのであれば、業者の人たちの経営状況もあるので、1回再整備のあり方について考え直してはどうかという声も出ていますが、その点についてはどうお考えですか。

(市長) 魚類市場が担っている大きな役割がありますので、そしてまたこれまでも歴史の経緯もあります。やはり、魚類市場は、常に市民に対して、また県民に対して、また消費者に対して安心安全な生鮮食料品を安定的に供給するという役割を担っていますので、その役割は十分果たしていただきたいと思っていますし、経営的に不安を持たれるということは現実あろうかと思いますが、そういう不安を解消する意味でも、しっかりと市場関係者の皆様方の意見を踏まえながら、市としてどういう対応ができるかということも検討していかなければならないと思います。

 今、市場関係の皆様方がしっかりとその役割を担っていただいています。工事費の増嵩等によって大きな影響を与え、ひょっとして経営的に大きな不安なり、マイナス面が出てくるということは、行政としても大きなマイナスになろうかと思いますので、そういったことも踏まえながら、市としてどういう対策がとれるか、また、国とか他の団体ともいろいろ関係があれば、そういうところとも協議をしながら対応していかなければならないと思います。

質疑応答要旨:新市立病院周辺の交通対策について

(記者) 交通局と市立病院ができて人の流れが少なからず変わると思います。周辺の道路は車線が変わったりしています。移転しないとわからないとは思いますが、渋滞などの交通対策について、市として取り組んでいく考えはあるのでしょうか。

(市長) 今、新市立病院、交通局、そして上荒田の杜公園、鹿児島市の大きな施設が1カ所に集約されましたので、上荒田の周辺は交通環境がだいぶ変わってくると思います。それらを踏まえて、道路整備や電車の軌道の関係、また救急車の搬路や、そういうものの対応は事前にしっかりと対策としてとっていますが、現実、5月1日に開院し、また、市立病院が診療を開始したり、交通局が5月1日から電車が上荒田で稼働しますと、さまざまな交通アクセスについて課題が出てくるかもしれませんので、我々が事前に調査し、対応した以降の現状を見極めて、交通渋滞対策等についてもしっかりとした対応をしていかなければならないと思っていますが、現時点では、我々が想定していた対策で渋滞対策は図られるのではないかと思っていますが。

(記者) すぐに交通量調査などをする予定は今のところないということですか。

(市長) そうですね。それを想定して、地域の皆様方とも十分協議・検討をして、道路を拡幅したり、車線を変更したりしていますので、対応としてはまずしっかりなされていると私どもは思っています。

(記者) 7月に提案公募するのでしょうか。

(市長) そうですね。公募をしたいと考えています。

(記者) どんなふうに使うかというのを一般に示すのでしょうか。

(市長) そうですね。

質疑応答要旨:鹿児島市中央卸売市場魚類市場の再整備について

(記者) 魚類市場の件ですが、市として市場関係者の意見を聞いたり、国と協議したり、総合的に判断されるということでしたが、意見を聞いていく中で、再考をという声が強かったり、または使用料がどうしても財政的に結構上がってしまうから、業者の人たちがやっていけないのではないかという見通しが出た場合は、計画自体をもう一度考え直すという可能性もあると思っていいのでしょうか。

(市長) 今、工事を実際始めていますし、そして、整備計画に則ってやっていますので、その中で当初の規模自体、全く変わっていません。あくまでも影響としては、資材の高騰等による工事費の高騰であると我々は考えていますので、それらについて市としてどういう対応ができるかということであり、今の工事そのものを大幅に変更して、その使用料を逆にある程度抑えてということまでは今の時点では考えにくいところです。

 そういう不安があるということは十分我々も承知していますので、市場関係の人たちと、それらについて協議・検討をして、どういう形で皆様方がしっかりとした経営をできるかという道筋を立てていくのも我々の対応だと思います。

質疑応答要旨:交通局跡地の活用について

(記者) 旧交通局の跡地利用について、さまざまな民間企業から問い合わせがあるということですが、現時点で、市長としてどのような施設があの場所にはふさわしいというお考えとかあれば改めて聞かせてもらえますでしょうか。

(市長) 市のまちづくりの観点から、地域の活性化、また回遊性も含めて、これはある程度アバウトになりますが、どういった施設がというのは具体的には言えませんが、やはり地域経済に寄与し、それにマイナスになることは絶対にしてはいけないと思いますので、地域経済や地域の発展のためにぜひ寄与する、そういうものが効果として生み出されるような利用をしていただきたいと思いますが、具体的に何をということは。いろいろ提案が出てくると思います。

(記者) 数社問い合わせがあったのですか。

(市長) そう聞いています。

(記者) それは、どんな利用の仕方ができるかというような問い合わせということですか。

(市長) このようなものをその跡地に作りたいということではないでしょうか。

(記者) 割と具体的なお話があったのでしょうか。

(市長) たぶん出てきていると思います。

(記者) 県内、県外両方と考えていいですか。

(市長) そうですね。

質疑応答要旨:鹿児島県議会議員選挙における投票率について

(記者) 12日にあった県議選で、投票率が全体で下がって、鹿児島市としても若者の投票率を上げようということで、初めてコンシェルジュを置いていたと思いますが、なかなか投票率の下落に歯どめをかけられなかったという結果が出たと思います。その点についてどのようにお考えでしょうか。

(市長) 今回の県議選で、鹿児島市としては期日前投票所を2カ所増設いたしました。そしてまた、選挙コンシェルジュも任命をいたしました。

 そういう選挙の投票率のアップに取り組んできたところでありますが、結果的には投票率が下がったり、我々がこのような投票率向上に向けての対策をとっていたにもかかわらず、このような結果になったということは、やはり政治への無関心というものが強くなっていると大変深刻に受けとめています。今後も投票率アップにいろいろな対策を講じていかなければならないと思っています。

 報告を受けたところによりますと、鹿大やよかセンターを新しく設けましたが、その地域では、少しは投票率がアップし、ほかのところでだいぶ下がっていたようです。

質疑応答要旨:スーパーアリーナの整備について

(記者) スーパーアリーナの件です。今、県とどういう話になっているかを教えてください。

(市長) 昨年来、県市意見交換会や、また4月には文書でも鹿児島市からの要望をしました。鹿児島市に在住をしているいろいろな協議団体の方々が、知事のほうへスーパーアリーナを鹿児島市に作ってほしいということ、それと先般は県議団の皆様方もスーパーアリーナを鹿児島市に作ってほしいという要望も知事に提出されたと伺っています。また、離島の各自治体の関係団体の人たちも鹿児島市に作ってほしいという要望もしたということも伺っています。

 鹿児島市としても、現時点でまた文書等を県に上げるということは計画はしていませんが、鹿児島市にぜひスーパーアリーナを設置してほしいという思いは全く変わっていませんし、今後も機会があるたびに県にも申し入れは行っていかなければならないと思います。

 今、民間を含めてだいぶそういう機運が高まってきています。知事は、県議会の中でもまだまだ多くの皆様方のご意見をお聞きしながら最終的に判断されるということです。いろいろなところからそういう要望・要請が来ているので、最終決定はどうなるかわかりませんが、私としては、ぜひ早くスーパーアリーナを鹿児島市に作っていただいて、そして、私が今、計画をしている路面電車の延伸と相まって、この地域の回遊性や地域の魅力、そういうものの大きな起爆剤、礎になればと思っています。

(記者) 当初浮上しているドルフィンポートの湾岸のあたりですが、海底噴火に伴う津波が過去にも観測されていると思いますが、防災上の問題点はあの地域にはないと思いますか。

(市長) それは設置をする際に防災的なものも勘案しながら、設置をしていただくと思いますが、そこの敷地そのものも緑地もありますので、防災的な拠点施設にもなろうかと思っています。そういうことも勘案しながら、アリーナの設置はしっかりと作っていただけるものと我々は思っています。

 

(記者会見終了)

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