更新日:2024年10月18日
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旧鹿児島紡績所技師館(異人館)では、令和3年5月に完了した周辺整備事業にて、
敷地内に綿花コーナーを設けています。
これは、異人館が、隣接する鹿児島紡績所(現在国指定史跡)で機械操作などを
指導する技師の宿舎として使用されていた建物で、そこで生産されていた綿織物(帆布)
との関連を知っていただくために設置したものです。
令和3年度から毎年、5月頃に綿花の種まき、10月に収穫をしています。
種まき体験は4年度から、収穫体験は3年度から、糸づくり&機織り体験と併せて
イベントとして実施しています。
今年度は、綿花の栽培の様子を可能な限り時系列に沿ってお伝えできればと思います。
5月11日(土曜日)に実施しました。
清水小学校の5,6年生、一般公募で参加いただいた方、当日はお天気に恵まれたため、
異人館に観光で訪れた方にもお声掛けし、種をまいてもらいました。
(1)清水小学校5,6年生の種まき風景
(2)一般公募者の種まき風景
(3)この日は、香港からの観光客の方にも種まきをしていただきました!
(4)当日の種まき後のポット(一部のみ)
6月7日(金曜日)に行いました。
5月に植えたポットのうち、この時期までに芽が出たのは、全体の約9割でした。
その苗を綿花コーナーに、植えきれなかった分はプランターに植え替えました。
プランターの多くは、異人館の正面入口前に配置していますが、
一部は鹿児島市教育委員会のある、教育総合センター(山下町6番1号)で育てることにしました。
(1)植え替え作業の様子1
(2)植え替え作業の様子2
(3)植え替え後の綿花畑
植え替えを行って1か月半経過しました。
異人館の綿花畑の綿花は、あまり大きくなっていません…。
(1)異人館綿花畑の綿花の苗。大きさは20から30センチ程度(7月17日撮影)
なぜか、異人館正面入口に置いてあるプランターに植えた綿花のほうが大きくなりました。
(2)異人館正面入口のプランター。大きさは30から40センチ(7月17日撮影)
山下町の教育総合センターに持ってきたプランターはもっと大きくなり、花をつけました!
(3)教育総合センターの綿花の苗。大きさは50センチ程度(7月22日撮影)
(4)和綿の花が咲き始めました!(7月22日撮影)
異人館の綿花畑はこれからまだ大きくなると思います。先日、肥料をあげてみました。あげすぎはよくないらしいので、気を付けて面倒を見たいと思います。60センチ程度になったら摘芯を行って、大きい実ができるといいなあと担当は感じています。
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