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更新日:2023年11月9日
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本市は、平成30年度に鹿児島市国土強靭化地域計画を策定しており、大規模自然災害発生時の電柱倒壊による道路交通の阻害と避難への障害が想定されるため、市街地等における道路の無電柱化を進め、災害時にも確実な避難や応急対策活動ができるよう道路の安全性を高める必要があります。
このようなことから、市民の生命・財産を守るために、国や県の計画を基本として、無電柱化の推進に関する法律に基づき総合的かつ計画的に無電柱化の推進を図るため、鹿児島市無電柱化推進計画を策定しました。本市は、この計画に基づき、市道における無電柱化を推進してまいります。
本市の無電柱化は、昭和61年度から3期にわたる「電線類地中化計画」及び、平成11~15年度の「新電線類地中化計画」、平成16~20年度の「無電柱化推進計画」並びに、平成21~29年度の「無電柱化に係るガイドライン」に基づき、地中化を推進してきました。
これまでの無電柱化は、防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観等の観点から実施してきましたが、近年、災害の激甚化・頻発化、高齢者・障害者の増加等により、その必要性が増しており、また、一方で長きに渡って電柱・電線があるのが当たり前という感覚になってしまっていることも否定できないことから、無電柱化の重要性について理解と関心を深めることが不可欠となっており、こうした無電柱化をめぐる近年の情勢の変化を踏まえ、平成28年に無電柱化の推進に関する法律が制定され、これに基づき、平成30年4月に、国の「無電柱化推進計画」、平成31年3月には、「鹿児島県無電柱化推進計画」が策定されたところです。
こうした経緯を踏まえ、本市では、「災害の防止」、「安全かつ円滑な交通の確保」を図り、大規模な自然災害時にも機能不全に陥らない災害に強いまちづくりのため、市道における無電柱化を推進する「鹿児島市無電柱化推進計画」を策定しました。
計画の策定にあたり実施しましたパブリックコメント手続の結果がまとまりましたので公表いたします。ご意見をいただきまして誠に有難うございました。なお、実施結果については、市政情報コーナー(みなと大通り別館1階)等でも公表いたします。
市道高麗本通線において無電柱化の整備を推進しており、これまでに歩道等の地下空間に電気や通信などの事業者のケーブルを収容し、電柱・電線を撤去して電線類の地中化を行い、現在は電線類地中化後の路面整備工事を行っています。
整備前(高麗橋交差点付近) | 整備後(高麗橋交差点付近) |
「無電柱化の推進に関する法律」では、国民に広く無電柱化の重要性についての理解と関心を深めるため、11月10日を「無電柱化の日」と定めています。
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