ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長定例記者会見 > 令和5年度市長定例記者会見 > 令和6年3月27日(水曜日)市長定例記者会見
更新日:2024年3月29日
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記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。
日時:令和6年3月27日(水曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
先般、市議会定例会において、令和6年度当初予算を議決いただきました。
過去最高規模で編成した予算には、子育て環境のさらなる充実や、地域の稼ぐ力の向上、デジタルの積極的な活用など、本市の成長を強力に牽引していくための重点的な取組を中心に、多彩な魅力をさらに磨き上げ、子育て世代や若者をはじめ全ての方々に"住みたい""訪れたい"と感じていただける「選ばれるまち」を実現するための諸施策を盛り込みました。
多くの市民や事業者、本市に想いを寄せる皆さまとの多様な"つながり"を未来を切り拓く原動力としながら、人もまちも躍動する鹿児島市の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
それでは、本日は7項目について、発表します。
はじめに、「鹿児島市手話言語・障害者コミュニケーション条例」が4月1日から施行されますので、ご説明いたします。
この条例では、言語としての手話への理解促進や障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用促進などに取り組むための基本理念を、ご覧の通り掲げています。
また、市の責務や市民、事業者の皆さんなどの役割について定めています。
本市では、今後、条例に基づきご覧の施策を推進していくこととしており、令和6年度は手話通訳者の確保や、盲ろう者向けの通訳・介助員の養成などに取り組んでまいります。
市民や事業者の皆さんなどには、本条例への理解を深めていただき、共に支え合う地域づくりにご協力いただきますようお願いいたします。
次に、令和6年度にスタートする「デジタルを活用した子育て支援の更なる充実」について、ご説明いたします。
まず、「出産・子育て応援事業」です。
これまで申請書の提出が必要だった出産応援金や子育て応援金の手続きが、マイナポータルで、スマートフォンからできるようになり、通帳や身分証明書の写しの添付なども不要となります。
4月1日から運用を開始します。
次に、「母子健康手帳アプリ運用事業」です。
保健センター等で開催する子育てに関する各種教室や相談会等について、まぐまっこアプリで、いつでもオンラインで予約可能となります。
サービス開始は7月を予定しています。
また、「児童クラブタブレット学習支援事業」では、児童クラブ内で、すべての児童がタブレット端末で学習できるインターネット環境を実現するため、民間が設置する児童クラブに対して、4月からインターネットの光回線使用料等を助成します。
また、市が設置するクラブでは、7月中旬を目途に環境を整備します。
今後も、デジタルの力も活用しながら、子育て世帯の利便性の向上や、子どもたちの学びの支援に積極的に取り組んでまいります。
次に、「重層的支援体制」の取り組みについてご説明いたします。
複雑化・複合化した福祉の相談に、関係機関や地域が連携して対応する「重層的支援体制整備事業」を、4月1日からスタートします。
まず、福祉の各窓口において、包括的に相談を受け止めます。
その中で、8050(はちまるごうまる)問題やダブルケアなど、複雑化・複合化しているケースについては、関係機関が連携して支援プランを作成します。
これにより、既存の支援に加え、継続的な家庭訪問や、地域とのつながりなどによる重層的な支援を提供し、困りごとの解決を図ります。
困りごとを抱えている方は、まずは一度、関係する福祉窓口にご相談ください。
次に、「かごしまSDGs推進パートナー制度の拡充」についてご説明いたします。
本市では、SDGsの推進に取り組む企業等を「かごしまSDGs推進パートナー」として募集しており、現在、240を超える企業等を登録しています。
4月から、パートナー登録のメリットを拡充します。
市中小企業融資制度における信用保証料の優遇が受けられるほか、会員制のECサイトである「クローズドマート」が利用できるようになります。
ぜひ新たなパートナーとなって、本市や登録企業の皆さんとともに、SDGsの取組の輪を広げていただきたいと思います。
次に、「地域と共に創るまちづくりプランに基づく5地域の取り組み」について、ご説明いたします。
まず、喜入地域では、日本遺産喜入旧麓(もとふもと)地区の空き家を活用して整備した、交流館「陽だまり」が、3月30日にオープンします。
魅力ある地域づくりの拠点として、観光ガイドや特産品の販売等を行います。
喜入小学校の児童の皆さんも参加するオープニングセレモニーでは、コーヒーのふるまいなどもありますので、ぜひお立ち寄りください。
次に、桜島地域では、空き家を改修して整備した、長期滞在型のゲストハウス「iko(いこ)てらす」が、3月1日にオープンしました。
地域住民と交流しながら、農産物の収穫や地元食材の調理、さらには釣りやカヤックなどの体験もできますので、ぜひ、ご家族やグループなどでご利用いただき、桜島の暮らし・文化などの魅力を味わっていただきたいと思います。
次に、「鎌倉市とのまつり交流」についてご説明いたします。
昨年12月に文化・観光交流協定を締結した鎌倉市との交流の一環として、4月14日に行われる「第66回鎌倉まつり」に初めて参加します。
源頼朝公を顕彰する行列巡行や、鶴岡(つるがおか)八幡宮での開催式典等に参加し、歴史的な関わりや文化を通じた交流を深めながら、まつりにお越しになる多くの皆さんに、桜島や豊かな食など、本市ならではの魅力をPRし、交流人口の拡大につなげてまいります。
今回のまつり参加を契機として、今後さらに、両市の交流の輪が広がることを期待しています。
最後に、市立美術館で初開催の特別企画展「オードリー・ヘプバーン写真展」について、ご説明いたします。
5月6日まで開催中の本写真展では、一流写真家たちによる約1500点の写真コレクションから厳選したオードリー・ヘプバーンのモノクロ写真、186点がご覧いただけます。
また、関連イベントとして、参加者同士でコミュニケーションをとりながら作品を楽しむ対話型アート鑑賞や、作品解説会も開催します。
今なお世界を魅了するオードリー・ヘプバーンを介して、アートを身近に感じられる貴重な機会ですので、ぜひ、多くの皆さんにお越しいただきたいと思います。
本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。
(記者)重層的支援体制ですが、今までこういう体制だったのがこのように変わるというのをもう少し分かりやすく教えていただけませんか。
(市長)相談窓口については、これまでどおりそれぞれの福祉窓口でお受けした上で、分野をまたいで連携が必要な複雑化・複合化した支援ケースについては、各相談窓口、担当機関が連携して支援プランをつくり対応していく、そのように変わっていくことになります。
(記者)連携することによって、どういうことが期待されるかを教えてほしいです。
(市長)例えば、福祉にはいろいろ、障害者福祉もあれば、高齢者福祉もあれば、子育て支援もありますが、それぞれが複合的に絡み合った支援が必要なケースについては、それぞれ単独で担当していてはその隙間に入り込んでしまうという危険性がございます。そういった中で重層的支援体制を構築することにより、それぞれ障害の面でも支援が必要、高齢者の点でも支援が必要、子育ての点でも支援が必要なケースについて、各担当部署が連携して支援を行っていくことにより、それぞれの制度の隙間といいますか、そこに陥ってしまうことがないように取り組んでいけるということになります。
(記者)ありがとうございます。
(記者)あと5番の旧5町活性化のところですが、陽だまりで(今年度は)最後の施設オープンになると思うのですが、食のイベントなど、こういう施設をオープンして、まちづくりプランに対する評価というのと、旧5町活性化について見えてきた課題などあれば教えてほしいです。
(市長)この旧5町の活性化については、最初に各地域で地域の方々自ら、自分たちの地域の魅力、課題などを話し合っていただき、それに基づき今年度、具体的な取組を行ってきたところです。恐らく旧町の時代は、当然それぞれのまちですので、自分たちのまちは自分たちでつくっていく、当然そういう考えの下、まちづくりをされてきたものと思います。一方で、合併からもうすぐ20年を経過する中で、やはり市内の周辺の一地域となることによって、なかなか自分たちのまちを自分たちでつくっていく、こういったところが旧町時代よりは薄れてきているのかなと感じていたのが、まずこのことをマニフェストに掲げたきっかけです。
そういった中で、まずは旧5町の皆さんに自分たちの地域を自分たちでつくっていくんだと、こういった意識を持っていただき、そして魅力を発信するためにどういった取組が必要かを自ら考えていただき、実施していくことができたのは非常に意義深いことだと考えています。
その中で、やはりそれぞれの地域の共通する課題は、何といっても人口減少が挙げられます。そのためにまずはそれぞれの地域の魅力を知っていただき、体験していただき、そして交流人口を増やしていく、そういった取組の一環として、今回、喜入、桜島地域の取組を発表しましたが、これらの施設を通じて、より多くの皆さんに喜入、桜島を含むそれぞれの地域の魅力を体感していただき、そして広く発信していくためのきっかけとなることを願っているところです。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)2番目の児童クラブタブレット学習支援事業について質問させていただきます。
まず、放課後児童クラブにタブレット(を使える環境)を導入するということで、まず、そもそもどうして導入を決められたのでしょうか。
(市長)これまで本市においてはICTを教育に活用して取り組んでまいりました。その中で1人1台タブレットの配備を完了し、続いて4年度には各小学校でデジタルドリルの導入・活用を開始し、また5年度からは低学年もタブレットの持ち帰りを実施しております。その中で、やはり様々な場面でデジタルの教材を活用して学びを深めていく、そういった環境をつくっていくことが全ての子供たちに教育のチャンスを付与していく、そういった面から非常に重要であると考えております。
そして、もう1つ、児童クラブではこれまでインターネット環境の整備については支援員の方々の業務負担軽減を目指し、各種手続のオンライン化を進めるために、もともとネット環境がなかったところにネット環境を配備してきた流れがございます。そして、今回この事業に取り組むきっかけとしましては、タブレットを活用して全ての子供たちがデジタル教材を積極的に活用しながら、それぞれの子供の理解度、進度に合わせた学習を深めることができる。そして、その場として放課後児童クラブでの場を活用していきたい、そういった思いから、今後、放課後児童クラブにおけるインターネット回線を増強していくと、つまり、現在、普通の回線ですので、大体同時接続が10とか、それぐらいを想定しているのですが、もちろんもっと多くの子供たちが活用できるように広い太い回線を入れていって、放課後児童クラブにおいてタブレットを活用して、それぞれの子供たちの進度に合わせた学びを深めることができるように取り組んでいくものです。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
すみません、今までも対策は取ってこられていると思うのですが、特に放課後ということで気が緩んでしまう、ゲームをしたりなどそういうことも考えられますし、やっぱりタブレットを使い過ぎることで健康被害がもしかしたら出てくるケースも懸念としてはあるかもしれないと思うのですが、そういうところの正しい使い方を広めていく、教えていくために市としてはどのように対策を考えていらっしゃるのかも教えていただきたいです。
(市長)ここは、やはりこれまで学校、そして家庭における使い方と同様に正しい使い方であったり、そしてフィルタリングであったり、こういったところを取り組んでいくことになるだろうと思います。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)磯地区の新しい駅なのですが、JR九州さんが今日駅名を正式に発表されるということなのですが、新しい駅への期待感を教えてください。
(市長)磯新駅につきましては、これまで協議会等で候補駅名を3つに絞り、そして、本日14時にJR九州から発表されると伺っております。
その中で、今回新たな駅が設置されることにより、世界遺産である磯地域への観光客の方々の利便性が向上し、さらに多くの方々に訪れていただけるということ、そしてもう1つは、やはり磯地区を年間を通じてにぎわうエリアにしていきたいなという思いも持っております。例えば、磯海水浴場、夏の市民の皆様の憩いの場ですが、せっかく海に開けたすばらしいエリアですので、こういったエリアにも年間を通じて水辺を楽しんでいただける、こういったきっかけにもしていきたいなと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)今の磯新駅に関して1つ教えてください。年間を通じて来てもらえる場にしていきたいとおっしゃいましたが、具体的に何かこういうイベントを新年度から開催していきたいというアイデアがありましたらお聞かせください。
(市長)具体的な取組はこれからですが、基本的な考え方として、恐らくこれまでは海水浴場ですから、専らそれをオープンしている夏だけにフォーカスしてきたのだろうと思いますが、今後は磯の地域に年間を通じて誘客を図っていく、こういった考えの下、様々な施策を講じてまいりたいと感じております。
(記者)それはオールシーズンという理解でよろしいですかね。
(市長)そうですね、なるべくオールシーズン人がにぎわう、せっかく駅もできますので、こういったところを進めていきたいなと考えております。
(記者)ありがとうございました。
(記者)もうすぐ4月1日になりますが、待機児童ゼロに関する見通しはいかがでしょうか。
(市長)この待機児童解消に向けては様々な施策を講じ、強力に取り組んできているところです。その中で待機児童数については国の示す要領に基づいて算出する必要がありますので、現時点においてはお示しすることができないところでございます。
(記者)ありがとうございます。
(記者)スタジアムに関してですが、810万円の新年度予算は再び附帯決議となりましたが、これに対して受け止めを伺ってもよろしいでしょうか。
(市長)こちらは市議会で慎重にご論議いただいた結果だと思っておりますので、重く受け止めたいと感じております。
(記者)内容としては、候補地にめどをつけてから使ってくださいという内容でしたが、候補地選定について進捗状況はいかがでしょうか。
(市長)この候補地選定については、まずは県の協力を得ながら早急に選定を進めてまいりたいと考えております。
(記者)これまでも協議会の設置は未定ということだったのですが、どのように決めていきたいかは市としての方針はまだ定まっていないでしょうか。
(市長)これまでも事務レベルにおける緊密な連携も行っておりますし、また、これからやはり今回、県とそして市で改めて確認したことが早期整備に向けて時間軸を早める必要があると確認・合意しておりますので、県と連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)北ふ頭断念の理由が鹿児島ユナイテッドFCがJ2に上がったことで、もしJ1に上がったら2033年までにスタジアムを造らないといけない、時間軸を早める必要があるということだと思うのですが、鹿児島ユナイテッドFCのライセンス申請も6月に迫っている中、時間軸を理由に北ふ頭を断念して、候補地選定までのスケジュール感がなかなか見えないなと思っているのですが、早期整備に向けて具体的な取組が見えないなと思っていて、どのように早期整備に向けて取り組んでいくのかを教えてほしいのですが。
(市長)時間軸を早めることについては2月の頭に塩田知事と私で合意を行いまして、その後、市議会、県議会での令和6年第1回定例会におけるご論議をいただき、また、市、そして県でもそれぞれの議会でのご論議を踏まえ、今後の対応を取っていくことになるかと思います。その前にJリーグのライセンスの話ですね。Jリーグのライセンスについては、まず、時間軸を早めることを知事と私で合意を取ったことをJリーグの事務局には伝えてありますし、Jリーグからは早期整備に向けた期待の声と今後も動向を注視していく旨の発言をいただいているところです。今後ともJリーグに対しましては、逐次しっかりとコミュニケーションを取りながら、鹿児島ユナイテッドFCのライセンス確保に向けて引き続き取り組んでいきたいと考えております。
その上で、候補地選定については、今後、それぞれどういうところに立地が可能かについては、面積であったり、そして土地利用規制であったり、そして周辺環境への影響であったり、こういったところを踏まえながら、県、市共に緊密に連携を取りながら、早期整備に向けて取り組んでいきたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。新しい場所についてですが、今まで中心市街地での整備にこだわってこられたと思うのですが、本港区での整備が難しいとなったときに、中心市街地というのは活性化計画で中央駅エリアと天文館エリアと上町・本港区エリアで鹿児島市は位置づけられていると思うのですが、その中心市街地での整備の実現は難しくなってくるのでしょうか。
(市長)まず、そのお話をお答えするに当たっては、前回、鹿児島ユナイテッドFCがJ2に昇格して、今も続く特例措置をいただいたときの話として、Jリーグが掲げる理想のスタジアムを目指すということをJリーグとも県、市共に話をしているところです。そして、Jリーグが掲げる理想のスタジアムというのは4要件ございまして、例えば、全ての客席を屋根で覆っていることや、ビジネスラウンジを備えていることなどあるのですが、その中に、やはり交通アクセスに優れていることが掲げられております。したがいまして、これはもともと鹿児島市としてのスタジアム検討の考え方とも合致するものであり、交通利便性に優れたところを考えていくことを継続して取り組んでまいりたいと鹿児島市としては考えております。
(記者)Jリーグの交通利便性というのは、スタジアムから歩いていけるバス停が条件で、そこから中心市街地まで20分というのをたしか掲げていると思うのですが、そうなってくると、中心市街地に限ってくるわけではないかなと思うのですが、今まで本港区でまちづくりの一環で、人口減少社会に人を呼び込むにぎわいの拠点にしたいとスタジアム整備を掲げられてきたと今認識していて、それが本港区での整備が難しいとなったことで、整備方針、にぎわいを前面に出していけるのかというところに疑問があるのですが。
(市長)まず、何をもって交通アクセスに優れているかとするかはそれぞれいろいろな見方がありまして、Jリーグでもきちっとこれだという固まった定義をしているわけではないと認識しております。その上で、やはり人の流れを街なかにつくり出す点については様々な工夫の方法があろうかと思いますので、いずれにしましても、もともと鹿児島市としてスタジアム検討を始めたその前提としましては中心市街地の活性化、そして、それは具体的には人の流れをつくっていくということですよね。こういったところは変わらず取り組んでいきたいと考えております。
(記者)基本的には中心市街地での整備を目指すことになるのですか。
(市長)中心市街地にしっかりと人の流れをつくり出すことができる、交通利便性が高いJリーグの理想にも適合するスタジアム整備を目指していくということでございます。
(記者)3月議会の中では、中心市街地とその周辺なども含めて、立地に関しては様々な場所を検討していく必要があるという答弁があったのですが、中心市街地、中央駅エリア、天文館エリア、上町・本港区エリアでなくなってしまったら、街なかににぎわいを生み出すことは可能なのかなと思うのですがいかがですか。
(市長)候補地の選定に当たっては、交通利便性に優れたという考え方をベースにしつつ、様々な要素が必要になろうかと思います。最初に申し上げたとおり、面積であったり、そして土地利用規制であったり、周辺への影響であったり、そして何より県としっかりと連携、合意しながら取り組んでいける場所であったり、こういったところを総合的に勘案しながら候補地の選定を進めていくものと考えておりますが、その前提としましては、鹿児島市としてのスタジアム整備の前提は、中心市街地の活性化、人の流れをつくり出すことですので、そういった観点から、今後、候補地選定を県とも緊密に連携しながら進めてまいりたいと考えております。
(記者)市長としては、中心市街地でなくてもその周辺で中心市街地の活性化につながるような場所があるとご理解されているということですか。工夫次第で活性化につながるような何かを見出せるとお考えということですか。
(市長)候補地の選定は今後、県と協議しながらになっていきますので、その中でベストの場所を探していくことになるかと思います。
(記者)ありがとうございます。
(記者)スタジアムについて引き続きお伺いしたいのですが、先ほど、県と連携して選定作業を進めることについて具体的なところが見えないという質問も出たと思うのですが、選定作業は市としては始めているということでよろしいのでしょうか。
(市長)今は前段階として、面積であったり、そもそもどういう要素を考えなければいけないのかということだったり、そして、今回、2月に知事と合意・確認した点は、早い段階から県、市が連携しながら候補地の選定を進めていくことを確認したところでございます。したがいまして、今、市でも、恐らく県でも整備に当たっての必要条件ですね、もちろん面積等と先ほど申し上げたことがあるわけですが、必要な条件は何か、そしてその中で、鹿児島市としてはやはり従来より中心市街地の活性化、人の流れをつくり出す、そういった点からスタジアム整備を考えておりますので、恐らく、市としてはそういう考えを申し上げていくことになろうかと思いますが、まず、市ではどういう条件が必要なのか、こういったところの洗い出しの作業を行っているところでございます。
(記者)県との間でそういう洗い出しの作業をそれぞれしましょうという話合いの下で進めているということなのでしょうか。
(市長)いろいろな具体的なことについては担当課からお答えいただきたいと思います。
(補助職員)スポーツ課です。県とは一応事務レベルで協議を今始めたところです。窓口がどこかなど、そういったところを始めて、今、市長が申し上げたような話をしていかないといけませんねというところで、県の窓口と話をしているところです。
(記者)まだそこまで行っていないかもしれないのですが、実際に選定作業をするに当たっては、どちらが主体的に場所を選定して、それに対してすり合わせる、あるいは双方から候補地を挙げて検討するのか、そういうのはどちらが主体かなど、そういったことを話しているのでしょうか。
(市長)それも含めて体制について今協議しているということでございます。
(記者)あとスケジュールの話もちょっと出ていたと思うのですが、選定作業は少なくとも候補地を挙げるのはいつまでになど、そういう期限を区切った議論はしているのでしょうか。
(市長)現在、期限は区切っておりませんが、ただし、2月に知事と私で時間軸を早める、早期整備の必要性があることは確認・合意しておりますので、できるだけ速やかに進めてまいりたいと考えております。
(記者)市長の中ではできるだけ早くというのは、例えば年内にめどを決めるなど、どういうイメージなのでしょうか。
(市長)これは今後の作業にもよりますので、今のところお示しすることは難しいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)スタジアムの関連で幾つかお伺いします。県と市それぞれで洗い出し、市として洗い出しの作業を行っているというお話がありましたが、そもそもそういった洗い出しの段階から県と市で一緒になってやるという考えは市長は今のところないのでしょうか。
(市長)まず、それぞれがどういう条件を考えるのか、それぞれ考えがあるかと思いますので、まずは今そういう段階だということでございます。
(記者)洗い出しを進めているというところですが、それを県に提示する時期的なもの、今もちょっとお話がありましたが、もし市長の中であれば教えてください。
(市長)これは条件の洗い出し、そして特にやはり早い段階から県と緊密に連携をして進めていくことが早期整備の実現につながってまいりますので、このスケジュール感についても県とよく話合いをしながら取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)分かりました。
あと、これまでの質問でもありましたが、クラブライセンスの申請が迫っていますが、そこまでに何らかの方向性を示すなど、これまでのライセンスの経緯を踏まえてですね。そういった考えは市長としてはないでしょうか。
(市長)ライセンスの取得は非常に重要ですので、いつまでにということもですが、しっかりと進捗度合いについてJリーグと緊密に連携を取りながら、ライセンスの取得が図られるように取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)具体的には今のところはスケジュール感は示せないというか、ないという認識でよろしいですか、そうすると。
(市長)先ほど担当からお答えしましたように、具体的な協議方法であったり、そしてスケジュール、そして何をやっていくのかを今、事務レベルで協議している段階ということでございます。
(記者)分かりました。
あと、これまでの市長のお話で、早期整備に向けて県、市連携で進めていくところで合意しているというお話がこれまで何度かありましたが、北ふ頭の断念が決まった経緯としてもやはりトップ同士の会談が1つ大きかったのかなと私は思うのですが、今後、知事と市長とで何か対面で突き合わせて話し合う機会を設けるお考えはありますでしょうか。
(市長)もともと塩田知事とは定例的にお会いして、市政・県政全般の課題について率直な意見交換を行っているところです。もちろんスタジアムに関してもその中に含まれるものです。そして2月には、スタジアムの時間軸を早めるという1点の協議のために、知事に市役所にお越しいただいて会談を行ったわけですが、今後とも、重要な場面で機会を捉えて知事とはスタジアムの問題に関しても、そして市政・県政全般の課題に関してもしっかりと意思疎通を図ってまいりたいと考えております。
(記者)分かりました。
あと附帯決議の件なのですが、中身が、先ほどもお話のありました、候補地を優先して、めどが立った段階での執行など慎重な対応を求めるというものでした。先ほど重く受け止めるというご発言がありましたが、候補地の選定を最優先した、めどが立った段階での予算執行ということに市としてもなっていくのでしょうか。
(市長)やはり議決機関である議会で慎重にご審議いただいた結果での決議ですので、重く受け止めたいと考えております。
(記者)重く受け止めて、市としてはどのように予算の執行については動かれていくのですか。
(市長)附帯決議を重く受け止めて、それに沿って予算執行を考えていくということでございます。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)引き続きスタジアムの件でお聞かせください。今月開かれた市議会の特別委員会の中で市の当局から、今まで目指してきた本港区での整備は難しいというお話があったのですが、改めてその点について市長からもお聞かせいただけますでしょうか。
(市長)今回、知事と私で話合いをし、合意したこととして、鹿児島ユナイテッドFCのJ1昇格の可能性も踏まえると、スタジアム整備の時間軸を早める必要があるということで合意しているわけでございます。そしてその中で港湾エリアに関しましては、港湾計画の改訂がございまして、この港湾計画の改訂を開始してから、一定時間改訂作業にかかるということがございます。そういった面から難しいとお答えを差し上げているところでございます。
(記者)ありがとうございます。
先ほども候補地について質問がありましたが、中心市街地の活性化につながる場所でということで、これは必ずしも中心市街地に造るということではないということでしょうか。
(市長)候補地の選定については、これから県市それぞれ考える諸条件を踏まえて進めていくことになろうかと思います。その中で、鹿児島市としては、これまでのスタジアム整備検討の経緯を踏まえ、中心市街地に人の流れをつくり出すことができる、また先ほど来お答えいたしているように、Jリーグが掲げる理想のスタジアムの中にある、交通利便性が高い、こういったところを市としては要件の1つとして考えてまいりたいと考えております。
(記者)質問が重複して恐縮なのですが、中心市街地の活性化につながる場所というのは、中心市街地に造るということとイコールではなく、その周辺であってもその可能性があるとお考えでしょうか。
(市長)候補地の選定に当たっては様々な条件、要素を考慮する必要がございます。面積であったり、土地利用規制であったり、周辺環境への影響であったり、そしてその中で鹿児島市としては、まちづくりの考え方、そしてこれまでの整備検討の経緯、そのきっかけなどを踏まえ、その中に、中心市街地へ人の流れをつくることができる、そして交通利便性に優れている、そういったところを掲げておりますが、今後、今回候補地選定に当たっては、早い段階から県と市相互が連携・協議しながら進めていくことを合意しておりますので、これは時間軸を早めるためですね。その中で、お互いその条件を持ち寄って考えていくことになるだろうと考えております。
(記者)市長としましては、今まで街なかスタジアムを掲げてこられたかと思うのですが、その基本的なお考えはお変わりないでしょうか。
(市長)はい。中心市街地の活性化、人の流れをつくり出す、そして交通利便性が高い、こういった基本的な考え方に変わりはないところでございます。
(記者)ありがとうございます。
最後の質問です。先日の市議会の特別委員会の中で、これが最後の候補地になるというご発言もあったのですが、その点について市長からも考えをお聞かせいただけますか。
(市長)今回、知事と私が直接話合いをしまして、早期整備に向けた取組を加速するということを合意しております。しっかりと県と市、そして民間も含めたオール鹿児島でこれまで以上に連携を深めながら、スタジアムの早期実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。この点におきましては、先日、サッカー協会、ラグビー協会からも、市にも、そして県にも早期整備を求める要望書も提出されたところです。そういった関係の皆様の思いもしっかりと捉えながら、早期整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)すみません、ちょっと今の質問と重なるのですが、中心市街地への整備はもう難しいとお考えになっているのかお聞かせください。
(市長)これは中心市街地への波及効果を目指して、もともと、前の市長の時代から鹿児島市としてのスタジアム整備の検討を続けてまいっておりますので、そのコンセプトに変わりはないところでございます。
(記者)分かりました。
知事からは、県有地、市有地、民有地、いろいろな可能性があると考えるというご発言があったのですが、市長としてはどういった土地に選定をと考えていらっしゃいますか。
(市長)それはもう知事のおっしゃるとおりで、やはり早期整備のためには様々な可能性を考えながら取り組んでいく必要があるだろうと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)すみません、またスタジアムに関してですが、今、中心市街地での整備が難しいということですかという質問に、中心市街地を活性化していくコンセプトに変わりはないというご答弁だったと思うのですが、平成30年、31年に示された6か所というのは、本港区を除くと、中央駅と上町と浜町ゴルフ場だと思うのですが、中央駅は除いて、浜町ゴルフ場や、かんまちあも候補に入ってくるのでしょうか、その次に。
(市長)今回、県とも協議し、新たに候補地を探すこととなっております。つきましては、今、先ほど来お答えしていますとおり、市・県それぞれで、スタジアム整備にはこういう条件が必要ですよねということを恐らくお互い持ち合って、そしてその中で条件のすり合わせをし、それではこの条件の下で合致するところを探していきましょうと、そういったことになろうかと思いますので、新たに県と共に候補地を探していくということでございます。
(記者)その新たに探すということは、今まで市が掲げてきた場所以外で探していくということなのですか。
(市長)掲げてきたといいますか。今、引用された平成30年、31年のそこだけではないということだろうと思います。ただ、その中で、やはり先ほど来お答えしていますように、当然ある、土地の広さであったり、土地利用規制であったり、周辺環境の話であったり、そしてそれに加えて鹿児島市としては中心市街地に人の流れをつくる、そしてJリーグが掲げるとおりの交通利便性が高いところといったところを我々としては考えている。そして今後、県との協議の中で、それではこういう条件で選定を進めましょうということをしっかりと早い段階から協議・連携した上で、候補地の具体的な選定に入っていきたいと現時点で私としては考えているところです。
(記者)下鶴市長としては、中心市街地、まちのにぎわいを生み出す、つながるような場所で新たな候補地を考えていきたい、でも県からどういう条件が示されるか分からないわけではないですか。早く造りましょうという話になっていて、早期整備を一番の目標に目指して市が持ってきた条件は、県が出してきた条件とのすり合わせ次第では変わるというか、ある程度妥協せざるを得ないというようなご認識なのでしょうか。
(市長)これは今後どういう手順で進めていくのか、協議を進めていくのかということをまさに今、事務レベルで協議している段階ですので、それは今後の話になるだろうと考えております。
(記者)ありがとうございます。
あと交通利便性を念頭にという、Jリーグの理想のスタジアム像で掲げられているということでお話があるのですが、交通利便性がよくなると、歩いて楽しめるまちづくりというのと何か逆行というか、矛盾しないかなと思うのですが、その点はいかがですか。
(市長)それは逆行はしないと思いますね。いろいろな手段があるわけでして、その中の1つとして歩くというのもありますし、かごりんもありますし、なのでそこは全く矛盾はしないと考えます。
(記者)交通利便性がよくなるとは、スタジアムから徒歩圏内のバス停があって、そこまでは歩くと思うのですが、そこから公共交通機関で移動してしまうと、中心市街地を歩くということは、なかなか想像ができなくて。
(市長)そもそも「歩いて楽しめるまちづくり」というまちづくりを進めておりますが、これは、市民、観光客の皆様が中央駅から甲突川、天文館、本港区、桜島、鹿児島駅といったエリアを歩行回遊していただいて、そして、まちの魅力、店の魅力に気づいていただいて消費行動を起こしていただきたいと、そういったコンセプトで今はまちづくりを進めているわけでして、これはまちづくりの話でございます。
(記者)歩いて楽しめるまちづくりの1つにスタジアムだというのをこれまでおっしゃってこられたと思うのですが、中心市街地外、例えば、本港区や天文館、中央駅、鹿児島市が活性化計画で定めるエリア外での整備となると、天文館や中央駅などいろいろな場所を歩いて新たな魅力を発見してというまちづくりがスタジアムで実現することは難しいのではないかなと思うのですが、そこは矛盾はないですか。
(市長)ここはどう実現するかは、いろいろな設計の仕方であろうと思っておりますし、そしてまた、いずれにしましても候補地の選定に当たっては、県と早い段階から協議しながら進めていくことで合意しておりますので、今後、県としっかりと話合いをしてまいりたいと考えております。
(記者)何が何でも歩いて楽しめるまちづくりのためにスタジアムを建てるわけではなくなるということですか。早く造ることが一番の目標になってくるのですか。
(市長)もちろん早期整備は一番の軸でもありますが、ただし、当然にまちづくりの観点、そして、波及効果の観点、当然にスタジアムは大きなプロジェクトですから、整備費に見合った効果、様々な効果の捉え方がありますが、効果をまちにもたらす、市民、県民の皆様にもたらす必要がありますので、そういった観点からも、今後、候補地を選定する際に考えていくことになるだろうと考えております。
(記者)あともう1点、多機能複合型は変わりなく目指される理解でよかったでしょうか。
(市長)もともと多機能複合型というのは、やはり効果を最大化しようという考えで取り組んでいることでございます。例えば、試合がない日もにぎわうスタジアム、そして、それぞれの地域にマッチした付加機能をつけていく、さらには、やはりこういった施設というのは建設費もですが維持費も考えていく必要があります。そういった中で、普段から使えることによって利用料収入等々、テナント利用料収入等々が入ってきて維持費をしっかりと抑えることができる、さらには複合化することによって周りにどういう効果を生むか、こういったのをトータルで考えて、建設費プラス維持費の実質の維持費、そして、それによってもたらされる効果をトータルで考えて提案しているところでございます。
つきましては、今後、具体的にどういう機能を付加していくのかについては、実際どこに候補地が決まって、そして、その周りにどういう機能が既にあって、足りないところは何なのか、増強すべきなのは何なのか、こういったところから判断していくことになるだろうと考えております。
(記者)場所次第ではサッカー場単体になる可能性もあるということなのですか。
(市長)サッカー場単体で維持費が出せるのかは考えなければいけないだろうとは思いますね。
(記者)市長はこれまでサッカー場だけだと赤字になってしまうから多機能複合型にして収益を維持したいというお話をされてきたと思うのですが、下鶴市長としては、サッカー場単体というのは今の時点では全く考えられていないという理解でよかったですか。
(市長)立地にもよるかと思いますが、ただ、やはり稼働日数であったり、そして、施設としての維持費への影響だったり、こういったことを考えると、やはり多機能複合型ということを視野に検討していくべきではないかと考えております。ただ、具体的な機能については、先ほど申し上げましたとおり、どこに建てるのかということと、周辺に今何があって何が足りないのか、何を付加すべきか、そういったところで判断することになるだろうと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)引き続きスタジアム関係なのですが、少し市長の認識を確認したいのですが、今から県と一緒に候補地を選定していくということだったのですが、それでもし候補地が中心市街地外になった場合にも市が主体的にスタジアムを整備する必要があるとお考えなのか教えてください。
(市長)これについては、まず、県からどういうお考えが示されるか現時点では分かりませんので、県としてのお考えを踏まえて考えてまいりたいと考えております。
(記者)県との協議次第では、市が主体的にスタジアムをそもそも造る必要性というのが、なかなか説明が難しくなってくると思うのですが、そこは今後の協議次第ではということなのですか。一応確認ですが。
(市長)候補地の選定に当たっては、県、市それぞれ考えがある中で、今後条件を整理していくことになるかと思います。その中で鹿児島市としては、スタジアム整備検討の前提としては中心市街地の活性化、人の流れをつくり出すことですので、我々としては、やはり中心市街地の活性化、人の流れをつくり出す、そしてJリーグが掲げる理想のスタジアムにもある交通利便性が高いこと、こういったことは必要であると考えております。
(記者)県との協議の中には、場所によってはどちらが主体的にスタジアムを整備するかという内容も含まれているということなのですか。
(市長)検討自体は市が主体的に進めております。
(記者)今後の協議次第では、そこら辺も含めて県と協議していきたいということなのですか。
(市長)まずは今、候補地選定の段階ですので、候補地選定に当たってお互いどういう条件を出してきて、そしてどう選んでいくのか、それは今、事務レベルで実際のスケジュールであったり、段取りだったりを協議しておりますので、まずはそこをしっかりとやっていきたいと考えております。
(記者)分かりました。でも、市長は中心市街地の活性化のためにスタジアムを整備したいとこれまで説明してきたので、方針転換がもしあるとしたら、しっかりそこはやっぱり説明すべきだと思うのですが、それは候補地が決まってからそこら辺も説明するという感じですか。
(市長)繰り返しになりますが、鹿児島市として前の市長の時代からスタジアム検討を進めてきた大前提は、中心市街地の活性化、あとはオール鹿児島で進めてきているわけです。これは何度もここでお話させていただいているかと思います。その上で、本日申し上げましたとおり、その考え方に変わりはありませんし、そして、やはり人の流れをつくり出す、そして、これは2018、2019年に鹿児島ユナイテッドFCがJ2(ライセンス)の特例を取るときにもJリーグと話をしているわけですね、理想のスタジアムを目指すと。そういった観点からも中心市街地に人の流れをつくり出す、そして、Jリーグも掲げている交通利便性が高い、こういった条件が必要であると市として考えているところでございます。
(記者)最後に1点確認させてください。もし中心市街地外になって単独のスタジアムにした場合、それでもやっぱり市が主体的に造る必要性はあると市長はお考えでしょうか。
(市長)これも繰り返しになりますが、中心市街地に人の流れをつくり出す、そして、Jリーグも掲げる理想のスタジアムに沿った交通利便性が高い場所が重要であると考えているところでございます。
(記者)それでもやっぱり中心市街地の活性化にはつながるという認識でしょうか。
(市長)そうですね、この条件の下、中心市街地の活性化につながると考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
それでは、最後に、この3月には記者の皆様方にも異動を迎える方がいらっしゃるかと思います。新天地でのご活躍も期待いたしますとともに、引き続き、ぜひ鹿児島市の取組について愛情と関心を持ってご覧いただければと思っております。
また、引き続きのお付き合いとなる皆様方には、新年度もぜひ鹿児島市の取組を報道・広報いただきますことをお願い申し上げます。
改めまして、ありがとうございました。
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