ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長定例記者会見 > 令和5年度市長定例記者会見 > 令和5年8月24日(木曜日)市長定例記者会見
更新日:2023年8月28日
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記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。
日時:令和5年8月24日(木曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
この夏、本市では、高校生による国内最大規模の芸術文化の祭典である「2023(にせんにじゅうさん)かごしま総文」や、世界マスターズ水泳選手権のアーティスティックスイミングが開催され、期間中は国内外からの参加者などで、まちは大いに賑わいました。
高校生の皆さんの若さと情熱あふれる作品やパフォーマンス、世界中から集まった元トップ選手らの、水中での華麗な演技は、私達に大きな感動を与え、芸術文化とスポーツの持つ力を改めて実感いたしました。
そして、いよいよ来月からは、かごしま国体の競技が始まります。
この日のために厳しい練習を重ねてきた、全国トップレベルのアスリートの皆さんを温かくお迎えし、その力を存分に発揮できるよう、多くの市民の皆さんとともに精一杯応援できることを、心から楽しみにしております。
それでは、本日は5項目について、発表します。
はじめに、「甲突川リバーサイドフェス」について、ご説明いたします。
甲突川沿いのにぎわい創出と、回遊性向上を図るため、年間を通じて楽しめるイベントを、民間事業者の運営によりスタートします。
初回は、来月22日から24日に、維新ふるさと館周辺などで開催し、キッチンカーやマルシェによる飲食、雑貨の販売に加え、SUP(さっぷ)やカヤックなどの甲突川を生かした体験コンテンツを実施するなど、盛りだくさんの内容となっています。
10月以降も月ごとにテーマを設けたイベントを定期的に開催し、市民や観光客の皆さんが「歩いて楽しめるまちづくり」を推進してまいります。
次に、「マグマシティパートナーズの認定」について、ご説明します。
本市のシンボルマーク「マグマシティ」やPRキャラクター「マグニョン」の活用などにより、ブランドメッセージ「あなたとわくわくマグマシティ」に込めた想いや都市イメージを共有して活動する事業者の皆さんを「マグマシティパートナーズ」として認定します。
本市の魅力発信の絶好の機会であるかごしま国体・大会を契機として、本市と事業者の皆さんが想いを共有したプロモーション活動をさらに推進していきます。
初回は、既に様々な事業活動で、全市的なシティプロモーションに寄与されている10者の皆さんをお招きし、本日13時15分から認定式を行います。
企画を担う若手の皆さんとの意見交換も予定しており、私もとても楽しみにしています。
多くの方々と一緒になって、市内外にわくわくする鹿児島市の魅力を発信していきたいと考えています。
次に、「高齢者の皆さんの健やかで安心した暮らしを応援する取り組み」について、ご説明いたします。
9月18日は敬老の日です。
本年度も、長年にわたり社会のために貢献してこられた高齢者の皆さんに敬意と祝意を表し、さらなる長寿を祈念して、お祝い状とお祝い金を贈呈します。
また、「すこやか長寿まつり」を開催し、高齢者の皆さんの生き生きとしたご活躍を応援します。
さらに、9月は「認知症月間」です。
認知症を正しく理解いただくため、トークイベントやセミナーを開催しますので、ご希望される方は、お申し込みをお願いします。
これからも、高齢者の皆さんが、住み慣れた地域で安心して暮らしていただけるまちづくりを、推進してまいります。
次に、「スポーツで熱く盛り上がるイベント」について、ご説明いたします。
まず、鹿児島ユナイテッドFCの応援イベントとして、9月16日に行われるホームゲームに、市民の皆さん2,000人を無料招待します。
さらに、9月23日に行われるアウェイゲームの、パブリックビューイングも実施します。
ぜひ、多くの方にご来場いただき、熱戦を繰り広げる、鹿児島ユナイテッドFCを一丸となって応援いただきたいと思います。
また、来月9日からラグビーワールドカップ フランス大会が始まりますが、同大会に出場するラグビー南アフリカ代表チームのパブリックビューイングを、9月17日に、センテラス天文館で実施します。
当チームはこれまで、前回のワールドカップや、東京2020(にーぜろにーぜろ)オリンピックの際に、市内で事前キャンプを実施するなど、本市と交流を育んできたチームです。
元ラグビー日本代表の木津 武士(きづ たけし)さんによるトークショーなどもありますので、ぜひ、多くの市民の皆様にご来場いただき、熱い声援を送っていただきたいと思います。
最後に、いよいよ開催間近となったかごしま国体・かごしま大会の「会期前実施競技の開始」と「応援イベントの開催」について、ご説明いたします。
かごしま国体の開会式に先がけて、水泳と体操の2つの競技が、いよいよ来月16日から始まります。
種目や開催期間は、ご覧のとおりです。
また、両大会の応援イベントを、8月26日に、中央駅前アミュ広場で開催します。
同日に実施する炬火リレーのゴールセレモニーをはじめ、鹿児島純心女子短期大学の学生と共同開発した国体弁当の販売や、前園 真聖(まえぞの まさきよ)さんらによるトークセッションなどが予定されております。
ぜひ、多くの皆さまにご来場いただき、直前に迫ったかごしま国体・大会の開催に向けて、一緒に盛り上げていただきたいと思います。
本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。
(記者)甲突川リバーサイドフェスについて伺いたいのですが、市長が考える甲突川沿いの現状認識と、またここがどんなポテンシャルを持つかを教えていただきたいです。
(市長)2点ありまして、私としては、リバーサイド、水辺の魅力をもっともっと引き出せると思っています。この水辺という点でいえば鹿児島では長い間ウォーターフロントも注目されているわけですが、海のほうですね。これに加えて、やはり川沿いの風景を見ながらいろいろな活動、飲食を楽しむ、この魅力をもっともっと引き出し、そして発信していきたいと考えているのが1点です。
そして、もう1つは、鹿児島市がこれから市民や観光客の皆様にとって歩いて楽しめるまちづくりを進めていきたい、その都市の軸は交通の結節である中央駅を起点として、甲突川、天文館、本港区、そして、その先の桜島、さらには鹿児島駅、このゾーンを歩いて楽しめるまちづくりを進めていきたいと考えております。
そのまず第1段階として、中央駅から甲突川までの人の流れをつくる、そういった面も含めて、この甲突川リバーサイドの活用を重要視しているところでございます。
(記者)ありがとうございます。
(記者)マグニョンについてお伺いしたいのですが、隣の熊本県にはくまモンという強敵がいると思うのですが、下鶴市長としてはマグニョンにどういうキャラクターに育ってほしい、どういう活躍をしてほしいなどお考えでしょうか。
(市長)やはりこの鹿児島市は活火山桜島のエネルギーとともに生きてきている、そういった街であります。ぜひとも火山の持つ魅力、活気というものをこのマグニョンに込めて鹿児島市の魅力を発信していきたいと思いますし、今回、パートナーズの皆さんをさらにもっともっと広げていって、もっともっとこのマグニョンとその仲間たちが多くのところで皆さんに親しみ、そして愛してもらえるような取組を進めていきたいと考えております。
(記者)行く行くはくまモンと戦うぐらいの感じまで育ってほしいとか。
(市長)そこまで行きたいですね。やっぱり実際、くまモンに関しては熊本だけではなくていろいろなところで見ますから、お土産物でですね。ぜひ追いつけ追い越せで身近にすばらしい目標がいますから、頑張っていきたいなと思います。
(記者)あと県のぐりぶーというキャラクターがいると思うのですが、ぐりぶーとはどのように共存していきたいなど、どういうお考えですか。
(市長)それはもう一緒に取り組んでいきたいと思っておりますし、ぐりぶーもマグニョンも自然由来のものだと思っているので、そういった意味でもタッグを組んでいけるのではないかなと思います。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)スタジアム構想について伺いたいのですが、8月10日にあった特別委員会を踏まえて質問させていただきます。
その中で、6月30日に下鶴市長が知事にお会いされて、北ふ頭でのスタジアム整備について説明されたということだったのですが、どういう説明をされて知事からどういうお答えがあったかを教えていただきたいです。
(市長)スタジアムの候補地については、私から知事に直接お会いした際にご説明を申し上げたところです。そのときにご説明申し上げたのが、これまでも鹿児島市としてはオール鹿児島、そして、まちづくりとしての街なかのスタジアム実現に向けて検討を進めてきた経緯をご説明申し上げますとともに、改めて、街の真ん中、そして中心市街地の活性化に寄与することが大いに期待できる場所として北ふ頭での設置に向けて検討を進めていきたいと申し上げました。その際に、知事からは、港湾機能との共存、そしてグランドデザインとの整合性といった課題があるというご指摘をいただいたところです。
(記者)ありがとうございます。オール鹿児島での取組については、鹿児島市はこういうことを協力してほしいと思っていますというのは知事にお伝えされたのでしょうか。
(市長)オール鹿児島を具体的にどのように役割分担するかは、もっと実際に候補地が定まって建設に動き出したときにいろいろ協議が必要になろうかとは思いますが、まずはスタジアムの必要性、そして整備に向けて一致して取り組んでいく、このことは共有できているのではないかなと考えております。
(記者)関連で、7月3日の県市連絡会で本港区まちづくり推進室から、次の県の検討委員会で回答を準備するように事前に示された8項目の課題の資料が出されたわけですが、それについてはどういう受け止めでしょうか。
(市長)これらの8つの指摘、課題につきましては、それぞれしっかりと我々としても検討を進めていき、その時点時点においてお示しできるお答えをお示ししていきたいと考えております。
(記者)8月10日の特別委員会の中では、現時点ではまだ回答が整理できていないというのを8月9日の県検討委員会が台風で延期されたというのもあって、翌日の10日の特別委員会の段階でまだ回答は整理できていませんという答弁があったのですが、この状況についてはどのように思われますか。
(市長)これは、それぞれの課題に対する回答についてどこまで詰めれば完全な回答になるかという見方によるかと思います。そして、先ほど、その時点その時点でお示しできる答えをお示ししていきたいと申し上げましたが、今後、県との協議であったり、そして県が設置している本港区の利活用検討委員会であったり、そういった場が開催される時点において、我々が到達している答えをしっかりとお示ししていきたいと考えております。
(記者)この8項目で全ての回答に完璧に答えるというのはなかなか難しいのではないかという認識なのでしょうか。
(市長)それは熟度をどこまで求めるのか、求められるのかということでありまして、そこについては、やはり都度都度この課題をお示しいただいている県との協議を行いながら、どこまで詰めればいいですかと、こういったところはしっかりとやり取りをしながら、我々としての解決案、回答を作成していきたいと考えております。
(記者)これは7月3日に示されていて、1か月、2か月たつと思うのですが、どれぐらいのレベルで求められていますかというのは確認されていないのでしょうか。
(市長)これは8つの課題、それぞれ一個一個答えていくものもあり、そして、中にはこちらとしての考えを示すものもあれば、データを詰めるものもありますので、特にデータを詰めるものに関してはどこまでつくり込むか、この辺はやり取りが必要になってくるのかなと思います。
(記者)そのデータを詰めるものに関しては、例えばこういう調査をしてください、こういう調査をする必要があるなどは、市の内部で話合いはされているのですか。
(市長)ここまで詰めるべきだとかそこは事務方で検討している話であります。
(記者)スタジアムの鹿児島市の協議会について伺いたいのですが、この間、白波スタジアムの視察も行って、今後、北ふ頭もということなのですが、2回目の協議会ではどういうことを中心に話し合ってほしいというのがあれば教えていただきたいです。
(市長)やはり知事からもお示しいただいているのが、まずは港湾機能の維持ですよね。そこに関して、その時点で到達している配置図案等をお示ししてご意見をいただいたり、そしてもう1つは、何といっても我々が目指しているのは単なるサッカー場ではなくて、まちづくりの核となる、そして特に若い世代の方々がこれから鹿児島で頑張りたい、もしくは一回出た人が帰ってきたい、そういった思いを持っていただけるようなわくわくしたまちづくりの核として考えています。したがいまして、特に協議会、今回やはりこの種の協議会としては、特に若い方の意見を取り入れたいということで考えております。それは、なぜならば、まちづくりの影響を一番受ける、そして、これからの街と一番長く付き合っていくのは取りも直さず若い世代の方々であるからですね。したがいまして、これまでも若者のワークショップ等々でもやっていただいていますが、こういう機能があったらいいよねなど、こういったところもぜひご意見を伺っていきたいなと思っておりますし、特にこれから北ふ頭での検討を進めていくに当たって、特に桜島、錦江湾を目の前とした北ふ頭の場所の特性なども考えながら、ここだったらこういう機能があるともっとわくわくするよねなど、こういったところも含めてご意見をいただければありがたいなと思っております。
(記者)学生から意見聴取する、こういう機能があったらいいなというアイデアはどのように、何か取りまとめたり、どのように市として生かしていきたいというのがあるのでしょうか。
(市長)これは実際にどの機能を取り入れるかというのは、実際に候補地が定まり、そして、建設に向けて設計等々を行っていく段階になろうかと、その前の基本構想等の段階になろうかとは思いますが、現時点においては、もっともっと私はまちづくりは夢を語るものだと思っています。大いにこういうのがあったらいいなということを列挙していき、もちろん最終的にどれができるできないという話はあるわけですが、まずはできない理由を並べ立てるのではなくて、これがあったらいいな、わくわくするな、こうったところがまちづくりのスタートだろうと思っています。私としては、物事を潰す側でなくてつくる側としてやっていきたいなと思っておりますので、大いに若い方々を中心とした夢を語っていただき、そして、それを実際に参考にしていきたいなと考えております。
(記者)ありがとうございます。
港湾機能の維持という課題も協議会で話し合っていくということだったのですが、ここについての解決策というのは、どのレベルまで協議会で詰められるとお考えでしょうか。
(市長)まずその前提としましては、上屋等の配置図案について、実際の利用者である旅客船協会等、もしくは港湾管理者である県の方々ともしっかりとご意見を聞き、そしてすり合わせをしながらまずは素案を作成して、そしてその上で、途中でお示しするかもしれませんが、協議会でもこの配置図案の上でわくわくしたスタジアムは実現可能なのか、こういったところの意見をもらえればなと思っております。
(記者)すみ分け案というのは、県と港湾関係者と市である程度話し合って、素案をまとめて、そこから協議会でそれが楽しくわくわくできるスタジアムになるかというのを話し合うというイメージですか。
(市長)並行して進んでいくと思いますが、やはり港湾を使っている方々にとって使い勝手であったり、そして、港湾管理者である県から見たそういった配置ができるのかどうか、可能性ですよね。そういったところをまずクリアしていった上での議論になってこようかと思います。
(記者)現時点で港湾関係者と県と市と三者で集まって、何か課題について話し合うような場は設けられたりしているのでしょうか。
(市長)三者というよりは、我々として、まず素案を作成する側ですので、港湾の関係者であったり、そして県であったり、そういったところとこれからもそして今後とも打合せ、すり合わせをしてくことになるのだろうと思います。
(記者)県と市と、港湾関係者と市と別々でされるような。
(市長)今のところはそういう感じですね。
(記者)ありがとうございます。
(記者)先ほどのサッカースタジアムの関連でお尋ねします。先ほどの県に示す8項目の課題の整理についてなのですが、次回の県の検討委員会がいつ開催されるかはまだ分かっておりませんが、次回の開催時には、答えられる段階まで県に対して課題整理を示すことになるのでしょうか。
(市長)先ほどお答えしておりますとおり、8項目の課題につきましては、それぞれ市としての考えを整理、そしてまたデータ等を積み上げる必要があるものについては順次積み上げていこうと思っておりますので、その時点において到達しているお答えをお示ししていくことになろうかと思います。
(記者)先ほどありましたが、港湾関係者ですとか、県有地ですので県とのすり合わせ、港湾関係者とのすり合わせが必要になるかと思います。この点において折り合いがつけられるかどうかという点において、市長からご覧になって自信はおありなのか改めて伺えないでしょうか。
(市長)まず、今、本港区、特に北ふ頭の利活用に関してどういうスケジュール感で進んでいくかといえば、まずは県の利活用検討委員会におけるゾーニングの議論がこれから本格化してまいります。そして北ふ頭におけるスタジアムの整備を目指す我々としましては、このゾーニング議論におきまして、北ふ頭を、スタジアムを含むエンターテインメントゾーンとして位置づけていただきたいと考えております。それに当たっては、やはり現状の北ふ頭の使い方が変わっていくことになりますので、将来的な港湾計画の改訂に向けたそういったところも含めて、今の北ふ頭における港湾機能をどのような形であれば維持しつつ、そして残りのゾーンをエンターテインメントゾーンとして活用できるか、このことがまずは重要になってくると考えております。したがいまして、現時点で非常に重要なことは、これは知事からのご指摘もあったとおり、まずは北ふ頭においてどう現状の港湾機能を維持しつつエンターテインメントゾーンをつくっていくのか、その前段階として港湾機能をどう維持するのか、こういったところの配置図案が重要であるかと思っております。
一方で、この北ふ頭につきましては一定の広さを有しておりますことから、このスタジアムの配置とそして上屋を含めた港湾機能の確保は、配置上は可能であると考えております。一方でやはり重要なことは、実際にお使いの方々から見て、使い勝手であったり、人流・物流のすみ分け策であったり、こういったところがまずこれで可能なのかどうか、実際に使っている方々から見てどうなのかというところを、ご意見をしっかりと踏まえて考えていく必要がありますので、丁寧に進めていきたいと考えております。
(記者)ですと、港湾関係の維持については、市長としては県あるいは港湾関係者の理解が得られると現状では思っていらっしゃるという認識でよろしいでしょうか。
(市長)広さとしては可能であると思っております。一方で、実際に具体的にどう配置していくのか、どう配置すれば使い勝手がいいのか、こういったところはやはり実際にお使いの港湾関係者、そして港湾管理者である県のご意向が非常に重要であるかと思っておりますので、しっかりと話合いをしながら再配置案を考えていきたいと考えております。
(記者)先ほどもちょっとありましたが、現状で、港湾施設の維持について港湾関係者あるいは県を交えた、事務方でも構わないのですが、水面下の話合いはもう進んでいるという理解でよろしいでしょうか。
(市長)特に重要な港湾関係者との協議につきましては、県の利活用検討委員会の委員でもあられます県旅客船協会と鹿児島港運協会に対して、関係者を代表する方々と考えて接触をしているところでございます。個別の企業についての説明は、今後それぞれの協会とも相談しながら、必要に応じて検討し、そして丁寧に説明をしてまいりたいと考えております。
(記者)もう1点なのですが、北ふ頭の市の協議会での視察をできるだけ早くという話も出ておりますが、今のところ、めどは立っているのでしょうか。
(市長)こちらのところは、協議会の運営の話なので事務局から答えてもらえますか。
(補助職員)スポーツ課です。今、日程調整中でして、県や委員さん方の日程を集めて、一番いいところがないかなと調整しているところです。まだ日程的には確定していないです。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)今までのお話ですと、県と港湾関係者、それと市、その三者での合同の話合いというのは今まではしていないという認識でよろしいでしょうか。
(市長)三者を交えて、北ふ頭案について、港湾機能の再配置等の話はまだしていないところですが、それは今、前段階ということでありまして、まずは利用している港湾関係者にとって使い勝手が一定以上ある案を描けるのかどうか、ここのところを港湾関係者であり、そして実際に港湾管理者である県にそれぞれ意見をもらいながら作り上げていきたいと、現状はそういう段階でございます。
(記者)現状で前段階ということですが、逆に言うと、いつになれば三者協議を行うという見通しは市長の中であるのでしょうか。
(市長)これはそれぞれの主体の方々のご意向もありますので、そういったところも踏まえながら、今後適切に検討してまいりたいと思っております。
(記者)なるべく早期の実施が望ましいかとは思うのですが、その時期的なものについては市長の希望はありますか。
(市長)これはやはり相手がある、それぞれのご意向がある話でありますので、そこは現時点でお示しできないと考えております。
(記者)分かりました。
追加で関連でもう1点です。港湾機能の維持に関して、先ほど市長は、配置上は可能であると考えているという発言がありましたが、その根拠を教えてください。
(市長)先ほど申し上げたのは、面積上可能であると申し上げたかと思っております。北ふ頭に関しては一定の面積を有しておりますことから、面積上で考えたときには、スタジアムの配置、ふ頭用地、そして上屋等の配置は面積上は可能であると。ただ一方でやはり、実際にどう配置して、どう使い勝手があるのか、こういったところは実際にお使いの方々、そして港湾管理者である県のご意向をしっかりと踏まえなければならないと考えておりますので、しっかりと丁寧に進めていきたいと考えております。
(記者)そうすると、前回の8月10日の特別委員会の中でもそういった発言があったのですが、港湾機能の維持、現時点で根拠はないという発言が前回の特別委員会の中でありましたが、今の状態でいうと、港湾機能の維持、具体的な根拠は市長としてもないというお考えでよろしいでしょうか。
(市長)この辺の根拠、いろいろなものもそうなのですが、ゼロか10かの話ではなくて、時点時点において熟度というのは高まっていくものだと考えております。そして現時点においては、まずは先ほど申し上げましたとおり面積上では可能であろうと、一方で、実際にどういう配置をすれば使い勝手がよく、また港湾管理者としても可能だとみなせるか、こういったところを現在、市としての案を作りながら、それぞれ港湾関係者、そして港湾管理者である県にお示しをしながら、そして当然、逆にご意見もいただきながら、実際に配置可能な案を作り上げていきたいと考えております。
(記者)分かりました。
最後に、関連でもう1点なのですが、では、県などに示す根拠というところに関して、もう少し具体的に、今後どのように市として積み上げていくお考えかお聞かせください。
(市長)まずはやはりどこにどう配置すれば使い勝手がいいかという、港湾関係者の皆さんから見たときには、これなら可能であるというところまで持っていく必要があろうかと思っております。したがいまして、最初、多分複数パターン示すこともあるかとは思いますが、いずれにしても、市としての案を持っていきながら、ここをこれだったら可能であると、ここはこうしなきゃいけないよと、こういったところのご意見をいただきながら、なるべく早期に、北ふ頭においてスタジアムを設置する場合に、スタジアムはここで、そして上屋機能、そして船が着くところはここであれば使い勝手上も可能であると、こういったところの案を作り上げていきたいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)先ほど、港湾関係者と接触しているというような表現だったと思うのですが、協議は行っていないということですか。
(市長)市としての考えをご説明しているというところでございます。当然その都度その都度、先方からご意見を賜った場合にはしっかりと踏まえて対応を行っているところでございます。
(記者)まだ協議には至っていないということ…
(市長)協議というのは、何に関するどういう協議のことでしょうか。
(記者)図案を示すに当たって、港湾関係者の意見を取り入れたいということですよね。
(市長)そうですね。では、事務方から現在の状況を答えてください。
(補助職員)今、具体的にどういう協議なのかにつきましては、協議中ですのでお答えはできないのですが、節目節目で私どもはご説明をして、今、市長が申し上げているような図面等についてもご意見を伺いながら取り組んでいきたいと、今ずっと継続中という形になります。
(記者)分かりました。
協議会についてなのですが、港湾関係者が入っていないことについて改めてお聞かせいただけますか。
(市長)これはやはり、オブザーバーとして入っていただいているかと思いますが、この協議会に関しましても、それぞれの協会等々のご意向もありますことから、こういった形が最適であるということで組んでいるところでございます。
(記者)協議会の目的として、課題解決に向けて議論すると私は認識しているのですが、港湾関係者が入っていない協議会で、港湾維持について課題解決できるのかがちょっと疑問なのですが。
(市長)しっかりオブザーバーで入っていただいているので、その都度都度、ご意見があるときにはいただけるものと考えておりますし、また今、説明がありましたとおり、節目節目でしっかりと港湾関係の皆様とのコミュニケーションを取っているところですので、協議会でオブザーバーとして発言をいただく、もしくは普段のやり取りの中でいただいたご意見を協議会の中で開陳して、委員の皆様のご意見を伺う、こういったところを今後ともやっていきたいなと考えております。
(記者)県から示された8項目の課題については、今、何項目について回答は準備されている認識でしょうか。
(市長)何をもって準備されているかというところかと思いますが、先ほど申し上げておりますとおり、その都度その都度において到達できる時点の答えは我々として常に、その都度その都度で県とのやり取り、そして県の利活用検討委員会に対してお示しできるよう進めているところでございます。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
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