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更新日:2020年12月23日
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記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。
日時:平成30年1月30日(火曜日)10時00分~10時35分
場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室
報道提供資料はこちらをご覧ください
皆さん、おはようございます。
本日が、今年最初の定例記者会見になります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、明治維新150周年が幕を開けて一月が経ち、大河ドラマ『西郷どん』の放送も始まりました。
主演の鈴木亮平さんの、はつらつとした元気あふれる演技にも応援をいただくかのように、多くの来館者でにぎわう「大河ドラマ館」や「維新ふるさと館」、笑顔あふれる「まちなかおもてなし隊」の皆さん、さまざまなところで盛り上がりを感じられるのをとてもうれしく思っています。
国内外の注目を集める中、この好機を捉え、歴史や自然、食など、本市ならではの多彩な魅力や、先日実施しました桜島島外避難訓練をはじめとする市民の皆さんが安心や豊かさを実感できるための取り組みを、今年も積極的に発信してまいります。
皆様方には、引き続き、報道のご協力をよろしくお願いいたします。
それでは、本日は、7項目について発表します。
はじめに、今年度の原子力防災訓練について、ご説明します。
この訓練は、県が行う訓練に参加するとともに、これに合わせて、本市独自に、UPZ圏内である郡山地域で、関係機関との連携強化や地域住民の防災意識の向上を図るため実施します。
4回目となる今回、私も現地に出向き、初めて行う、自家用車による住民避難や、住民一覧表を活用した避難所受付、住民による避難所運営など、計画の実効性の向上を目指す訓練の状況を確認します。
なお、詳細につきましては、この会見終了後、担当課から説明させていただきます。
次に、今月中旬のフランス訪問について、ご報告します。
まず、国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」出展に伴うパリ視察です。ヨーロッパ最大級のこの見本市に、本市からも、大島紬や薩摩焼などの事業者の方々が出展されました。
この見本市や鹿児島の食材を扱うパリ市内の店舗などを視察するとともに、政府関係者などさまざまな方に、鹿児島を積極的にPRしてまいりました。
また、日系企業が多く、欧州唯一の日本学研究所があるなど日本とつながりの深いアルザス地方を訪れ、ミュルーズ市及びストラスブール市の両市長と、今後の交流に向けた意見交換を行いました。
今回の訪問を、ヨーロッパにおける特産品の販路拡大など、さまざまな交流の拡大につなげていきたいと思っています。
次に、12月に締結した吉本興業との協定に基づき、同社のタレントさんの強力な発信力を、本市の魅力アップやにぎわいづくりに、早速発揮してもらうことになりましたので、ご案内します。
まず、広報紙「かごしま市民のひろば」3月号には、県内の"住みます芸人"、「突撃パイナップル」のお二人が登場します。
また、3月4日の「鹿児島マラソン2018」には、「南海キャンディーズ」の「しずちゃん」がゲストランナーとして疾走します。
さらに、3月27日の「2018鹿児島市新就職者激励大会」では、「千原兄弟」の「千原せいじ」さんが講演します。世界中を旅した体験を基に、今春から鹿児島で活躍する新社会人、約200人に、実践的コミュニケーション術などを熱く語っていただく予定です。
吉本興業との連携協定が、鹿児島の春をエネルギッシュに彩ります。
次に、「セカンドステージ起業チャレンジセミナー」について、ご説明します。
多様な担い手による創業・起業が期待される中、本市では今年度、初めて、ライフスタイル別の課題に応じた支援セミナーを開催しています。
女性、学生に引き続き、今回は、シニア世代に向けて実施します。働く意欲の高いシニアの皆さんに、退職前の豊かな経験や人脈等を生かし、セカンドライフの選択肢として起業を目指してもらうよう、起業サポート専門家によるライフプランや、会計関係のセミナーを2月17日に行います。
ぜひご参加いただきたいと思います。
次に、明治維新150周年関係です。
今月もさまざまな取り組みで市民の皆さんとともに盛り上げてまいります。
まず、大河ドラマ館と観光施設等が連携した割引サービスについてです。
歴史、文化芸術、自然、景観など、本市の多彩な魅力をぐるっとおトクに味わっていただけるよう、ご覧の割引サービスを実施しております。
この大河ドラマ館では、次ページの2にありますように、敷地内のステージで、土・日、祝日に多彩なイベントを行っています。一般公募による市民の皆さんの出演のほか、本市のPR動画「維新ダンシン鹿児島市」に出演している鹿児島実業高校男子新体操部の出演も、大きな見どころです。
また、西郷南洲顕彰館では、大河ドラマ館や維新ふるさと館などと同様、年中無休で開館します。
ぜひ、多くの皆さんに、期間限定の大河ドラマ館を中心に、自分なりの鹿児島の旅を組み立てて、思う存分楽しんでいただきたいと思います。次のページをお開きください。
「"維新のふるさと鹿児島市"巨大モザイクアートプロジェクト」です。
市民や観光客の皆さんが撮影した写真1万5千枚で、大きなモザイクアートを作ります。大河ドラマ館など市内50か所にある、ご覧のユニークな顔出しパネルで、記念写真をどんどん撮って投稿していただきたいと思います。
また、大河ドラマ『西郷どん』出演者によるトークショーでは、ここでしか聞けないドラマの話題が期待できます。たくさんのお申し込みをお待ちしています。
その他、山口市の郷土史家を招く「図書館薩長同盟講演会」や、観光レトロ電車「かごでん」で巡る「愛犬ツン探しの旅」、お手元にお配りしている西郷どんのイラスト付き「かごしまのおいしい水」など、全方位的に盛り上げを図っています。
引き続きオール鹿児島で取り組んでまいります。
次に、早春の訪れを告げる、さまざまなスポーツイベントについて、ご説明します。
まず、「鹿児島マラソン2018」です。
ゲストランナーとして、本市出身でリオ五輪 日本代表の桑水流 裕策選手、また、箱根駅伝4連覇の青山学院大学から、本県出身の主将 吉永選手ら、お二人が加わりました。サポーターとして、国生さゆりさんらお二人も昨年に引き続き盛り上げてくださいます。維新150周年記念にふさわしい、ふるさと愛あふれる大会になりそうです。
次に、「2018春季キャンプ」です。
今年も本市でご覧のチームがキャンプを行います。今回初のチームもあり、ぜひキャンプの成果をあげていただきたいと思います。
次のページをお開きください。
桜島のダイナミックな景観と起伏に富んだ地形を生かして、「サイクルフェスタ イン 桜島2018」を今年も開催します。温暖な気候や温泉、豊かな食などに恵まれた本市ならではのスポーツのラインナップです。本市としても各面からサポートに努めてまいります。市民の皆さんにも、ボランティアなど、ぜひ応援をお願いしたいと思います。
最後に、おすすめのイベント情報を別冊でお知らせします。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。
本日は以上でございます。
皆様におかれましては、報道のご協力をよろしくお願いします。
(記者)フランスの視察ですが、ストラスブールとミュルーズ両市との今後の交流について、例えば、去年はインドネシアのスレマン県と協定を結びましたが、今後そういった展開はあるのでしょうか。
(市長)今回、フランスを訪れ、国際見本市に参加している鹿児島の企業の皆様の活躍ぶり、支援ぶりをしっかりと視察してきました。それと同時に、フランスの各都市で鹿児島を含め日本と関わりのある都市を視察してきました。特に、ミュルーズ市、ストラスブール市のあるアルザス地方は、歴史的な建造物やアルザスワインをはじめとする独自の食文化、ワイン街道などの豊かな自然があり、魅力あふれる地域です。そして、多くの日系企業が進出するなど、古くから日本とつながりの深い地域です。また、欧州唯一の日本学研究所があり、日本と教育、文化、経済等できずなの深い地域であると思っています。特にストラスブール市は、トラムを基軸とした都市施策において有名な地方です。ドイツ、スイスに接していて、これらの国と日常的に行き来があり、歴史的な面からフランスとドイツの文化が融合した国際色豊かな文化都市であると思っています。EUの議会が所在するなど、ヨーロッパの中心とされ、交流が実現すれば本市の国際化に資するものと考えています。ストラスブールの市長と面会し、お話をする中で、都市規模的にも鹿児島とある程度類似的なものがあり、そしてまた、トラムを活用したまちづくりが先進的な都市であり、また鹿児島市もそういった都市計画をしているということで、ストラスブール市長等にも大変関心を持っていただいたのではないかと思っています。その際、できればストラスブール市長としても、日本を訪れ、鹿児島にも足を伸ばしたいという思いを伝えていただいていますので、実現すれば、今後、都市交流にもつなげていければと思っています。多彩な国との都市交流というものを私自身も目指していますので、実現できれば、さまざまな分野での交流を進めることができると期待しています。
(記者)吉本興業の件です。昨年末、協定を結んで早速というところだと思うのですが、今現在、計画されている中で、ほかにどういうところでタレントさんの起用を考えているかお伺いします。
(市長)今現在、具体的なものはまだ決まっていません。住みます芸人プロジェクトの突撃パイナップルのお二人が鹿児島のいろいろな施設を紹介していただくことや、南海キャンディーズのしずちゃんがゲストランナーとして鹿児島マラソンを走っていただくこと、千原せいじさんが新就職者の集いで講演をしていただくことなどは決まっていますが、今後、吉本興業と具体的にどういった形で鹿児島のPRをしていくかという協議は進めていかなければいけないと思います。また、吉本興業も積極的にその面については取り組みを展開していただけると思っています。吉本興業は多くの劇場を持っていますので、鹿児島の魅力の情報発信がどういった形でできるかということもしっかりと協議をしていければと思います。
(記者)大河ドラマ館が、今月13日にオープンして2週間余りたったところですが、入館者の状況やスタートの状況を市長はどのように見ていらっしゃるのでしょうか。
(市長)大河ドラマ館は、昨日現在で約2万人の方々に入館をしていただいています。約2週間弱で2万ということは篤姫館の開館時と大体似たような入館者数だと報告を受けています。今後、大河ドラマ館を中心とした加治屋町周辺、さまざまな面、ハード面、ソフト面でいろいろと取り組みを進めています。さらにまた、春、夏と観光シーズンになると多くの皆様に鹿児島にお越しいただき、そして大河ドラマ館や、その周辺のさまざまな施設等にも行っていただいて、鹿児島のさらなる魅力をしっかりと体感していただけるのではないかと思って大いに期待しています。さらに我々もPRに力を入れていかなければと思います。
(記者)大河ドラマ館の入館料の600円に関して市長はどのようにお考えですか。また、今回割引を設けたことに何か理由があるのでしょうか。
(市長)多くの来街者が見込める大河ドラマ館の開館期間中に、その周りの加治屋町に設置している維新ふるさと館や西郷隆盛を顕彰している西郷南洲顕彰館など、西郷隆盛に関連する施設をはじめ、市内の観光施設での観光客の回遊性の向上を図るために今回、割引制度を導入したところです。また、この600円という金額については、いろいろな地域の大河ドラマ館の入館料も参考にしながら設定していますので、妥当な入館料金ではないかと思います。
(記者)原子力防災訓練についてです。先般、桜島での訓練と同様に、住民による避難所運営訓練や、自家用車による住民避難訓練などが実施されると思います。訓練における課題や見どころ、期待されることなどありますか。
(市長)今回、UPZ30キロ圏内の方々に対して避難訓練、防災訓練を行います。その中で、自家用車での住民避難訓練や住民一覧表を活用した受付訓練、また住民の方々による避難所運営訓練を実施します。今回4回目となりますが、その一つ一つが初めての取り組みですので、迅速・的確に住民の方々が避難できるような仕組みを確認できればと思っています。またその中で浮かび上がった課題等については、私どもとしてもさらなる検証を行って、しっかりとした対応をしていければと思います。
(記者)この(八重の)水ですが、霧島市が行政で行っているように市として売り出す考えはありますか。
(市長)鹿児島市としては、豊富な水源があり、良質な水ということをPRするため、そして、市民や観光客の皆様に鹿児島の水はおいしいということをPRするために、今までもそうですが、このペットボトルを製造しています。販売目的ではなくて、鹿児島の水のおいしさを体感していただくためのPR材料としてつくっていますので、これまでと同様、限定的に無料でいろいろな会議や大会等があるときに配布をしていければと思います。
(記者)明治維新150年の年が始まったということで、相当準備もされてきたと思うのですが、1カ月たって何か手応えというか、スタートとしてはどのような印象をお持ちでしょうか。
(市長)今年は明治維新150周年、それから大河ドラマが放送されるということで、これまでさまざまな取り組みを進めてきました。それが今年大きな節目を迎えて、その取り組みが実を結びつつあると思っています。そういった意味では、大河ドラマ館を含め、大河ドラマ館がある地域のハード・ソフト両面からの整備も行ってきていますし、また、大河ドラマに関するさまざまな施設、歴史や文化等の情報発信にも意を用いて取り組んできた成果が少しずつ出てきていると思っています。まだまだ大河ドラマそのものの視聴率が少し向上していないようにお聞きしていますが、この明治維新150周年という大きな節目の中にあって、鹿児島市、県、関係団体の皆様と連携しながら、オール鹿児島で鹿児島の魅力をさらに情報発信していかなければならないという大きな覚悟はしています。今の時点で効果そのものは少しずつ実を結んできていると思っています。
(記者)松陽台での女子高校生の刺傷事件を受けて、住民の方からも公園に防犯カメラを設置してもらえないかという声が上がっていると新聞で報道がありましたが、例えば市内の町内会から市が管理している公園の防犯カメラ設置についての要望などもあるかもしれません。これについて、来年度に向けて、今回の事件を受けて考えていること、例えば予算上の対策などがあれば教えていただけますか。
(市長)まず、このたび大変な痛ましい事件が起こったということ、そしてまた、被害者が出たということも大変私にとっても痛ましい事件だったと思っています。そして、特に地域の皆様は強い不安をお感じになったのではないかとお察しします。防犯カメラの設置は犯罪の早期解決や未然防止にも効果があると言われていますので、町内会などの地域の方々が防犯活動の取り組みにおいて防犯カメラを設置したいという要望があれば、設置許可については前向きに検討をしていきたいと思っています。また、市として、今までも必要に応じて、防犯パトロール隊や、地域で設置する防犯灯や防犯カメラに補助を行っていますので、引き続きその支援はしていきたいと思っています。また、防犯対策等の強化の要望等もあることから、防犯活動を行う団体や個人の相互連携、防犯パトロールの活性化などを図る地域の防災力をさらに強化をしていかなければならないと思っています。今、来年度の予算編成に鋭意取り組んでいますが、そういった中でも、防犯カメラの設置の補助等については、しっかりと取り組んでいければと思います。
(記者)社会福祉法人陽光会の件ですが、前回の定例会見から今日まで何か進展がありましたら教えていただけますか。
(市長)前回の定例記者会見以降、12月28日に法人への再勧告を行いました。その中で、理事会及び評議員会の開催、監視体制の構築などについて、再度、再勧告を行いました。そして、今年1月16日に法人への返還命令も出しましたし、法人から平成29年10月分の返還額の支払いを受けたところです。10月分の返還金額が35万5,786円、これまで全体で4,175万4,710円返還してもらったところであり、全額返済済みです。11月分以降は、デイサービスセンター陽光苑は11月6日付で廃止していて、10月中旬からのサービスの提供は休止していると聞いていますので、11月分の介護報酬の請求があったことは確認をしていないところです。
(記者)介護報酬の不正についてはもうこれで調査は終了という認識でよろしいでしょうか。
(市長)そうです。
(記者)陽光会全体に関しては、市長のお考えとしてはどうですか。
(市長)先ほど言いましたように、法人へ勧告を出しました。その中で改善の提出報告期限が明日までということですが、まだその報告は出ていないということですので、さらに内容等はしっかりと精査していかなければならないと思います。
(記者)理事会、評議員会の監視体制について勧告を促したということですが、どういった狙いがあるのでしょうか。
(市長)これまでも、理事会や評議員の報告を受ける中で、実際に開催された内容と、報告を受けたものとの乖離があったことが指摘されていますので、そういった乖離等の説明を相手にお聞きするということです。
(記者)去年の1月に内部告発を受けて、市が調査を始めてもう1年たったのですが、調査としては先がまだ見えないのでしょうか。
(市長)長期にわたってこれまでいろいろと精査してきましたが、1年もかかるぐらいの大変大きな事案だったと思っています。こういう事案が出ないように体制の改善も行っていますので、今後も監視体制をしっかりとしていかなければいけないと思っています。
(記者)今年6月に住宅宿泊事業法が施行されて民泊が解禁されることとなっています。都道府県、政令市、それから保健所がある自治体については、営業の区域や期間を条例で制限できるとされていますが、市の策定に関するお考えはありますか。
(市長)民泊の法律が今度施行されますので、市としてもこれまでの旅館法や条例に規定されているものについては、しっかりと法に基づいて開始していかないといけないと思っています。少し緩和されたようですので、そういったこともしっかりと条例でうたって、また周知していかなければいけないと思います。
(記者)市としてはいつまでに条例を策定しようというお考えですか。
(市長)早急にしなければいけない、法が施行されればそれに基づいて関連する条例はしっかりとしていかなければいけないと思います。
(記者)次の3月議会あたりでの提出というお考えもあるのですか。
(市長)今のところ、どういう形でやるか検討中ですが、多分そういう形になると思います。
(記者)群馬県の草津白根山の噴火を受けて、現在の避難計画の追加や変更、検討する余地などはありますか。
(市長)先般の白根山の噴火、突然、予期しない時期に起こったということで、自然災害の怖さを改めて知らしめられたと思っています。鹿児島市においては、桜島の噴火警戒レベル4になった際に、さまざまな課題等が浮き上がったので、それに対応した取り組みを鋭意進めてきています。やはり桜島も常に監視体制を充実させながら、そしてまた、避難訓練も毎年行い、住民の意識の向上にも鋭意努めています。また、関係団体との連携もさらに密にしていますので、これまでと同様に、住民の方々や関係機関の皆様との連携を強化しながら、情報を共有して避難への迅速・的確な対応をしてもらえるように住民の皆様への意識喚起などをさらに強めていかなければいけないと思っています。住民の方々も、自然災害というものは、いつ何時どんな場所で起こるかわからないということも改めて認識し、さらに思いをはせたのではないかと思っています。
(記者)サッカースタジアム等の整備の関係で、明日提言書が提出されます。この時期ですので、来年度を見越した上でのことになると思うのですが、市としては、提言を受けた上で、今後どのように進めていこうかと考えているのでしょうか。
(市長)明日、サッカースタジアムの協議会から今後の進め方や立地等について提言をいただくこととなっています。これまでもサッカースタジアムの設置については、鋭意、関係機関の皆様と協議し、また、連携しながら進めてきています。そして、これはやはりオール鹿児島で取り組むべき大きな課題だと思っています。設置に向けて、明日の提言をどういった形でしていただけるかまだ不明ですが、思いとしては多くの皆様の期待に応えられるように取り組みを進めていければと思っています。
(記者)オール鹿児島ということは県と一緒にということですか。
(市長)そうです。
(記者)県としては、いろいろ大きな施設をつくろうとして優先順位も決めているようですが。
(市長)県は総合体育館やドームなどいろいろな施設をつくるという思いを持たれていますが、これはやはり県民一体となって、知事のマニフェストにもサッカースタジアムの建設もうたわれていますので、市と連携をしながら進めていく、そういう大きな事業だと思っています。私どもとしても積極的に県に要請していきたいと思います。
(記者)大河ドラマの放送が始まり数回放送されて、市長もご覧になっていると思うのですが、率直な感想をお聞かせいただきたいと思います。
(市長)たまには涙しながら感動して見ていますが、西郷隆盛という偉人をどういった形で今後描いていけるかということを期待しています。違った角度から、さまざまな観点から描かれて、毎回、多くの皆様に感動を与えるようなドラマになっていくのではないかと大いに期待をしています。また、さまざまな場面で鹿児島の地域が紹介されており、そういった面でも鹿児島のさらなる地域の魅力が情報発信され、多くの皆様が鹿児島にお越しになりますし、また、ドラマだけではない関連事業にさまざまな団体の皆様も取り組んでいますので、この明治維新150周年という大きな節目の年に鹿児島がさらに飛躍をするための大きな起爆剤にもなっているドラマではないかと思います。
(記者会見終了)
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