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更新日:2020年12月23日

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平成29年4月26日(水曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。市長定例記者会見の様子1

日時:平成29年4月26日(水曜日)10時00分~10時21分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください

 

 

皆さん、おはようございます。本日は、平成29年度最初の記者会見です。

今年度は、五次総後期基本計画の実質的なスタートであり、市政の今後を方向づける、重要な年度です。「人・まち・みどり みんなで創る"豊かさ"実感都市・かごしま」の実現に向けて、計画に盛り込んだ施策・事業を着実に推進してまいります。

また、来年の明治維新150周年と大河ドラマ「西郷どん」の放送を迎えることから、鹿児島の魅力発信についても、より一層取り組んでまいります。

市政記者の皆様には、本年度も引き続き市政に対しまして、各面からご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

それでは、本日は、5項目について発表します。

市長発表項目:防災点検の実施

はじめに、防災点検の実施について、説明します。

梅雨や台風シーズンなどを控え、自然災害等の未然防止に向けて、桜島の火山災害に備えた整備現場や、今回初めて大規模災害時における物資集積拠点等の確認を行う防災点検を、5月15日に行います。
私は、防災ヘリに搭乗し、桜島上空からの火口の様子や砂防・治山事業の状況などを確認するほか、29年3月に締結した運送業各社との協定に基づいて、新たに物資集積拠点として指定した「ふれあいスポーツランド」や大峯の流通業務団地などにおいて、支援物資の集積や物資輸送の流れを確認いたします。
また、両副市長は、現在建設中の桜島フェリーターミナルの建設現場において、防災の観点から安全点検を行うとともに、松浦川における砂防・治山工事の点検や、3月に新設した黒神退避壕、有村観測坑道の機器等の確認を行います。なお、今回の点検に際して、市の全施設においても防災点検を行うこととしております。

現在、本市では、先ほど申し上げた物資集積拠点に関する協定を含め、29の協定を締結しております。こうした防災意識の高まりはとても心強いものであり、引き続き、地域の皆様と手を携えながら、しっかりと取り組んでまいります。

市長発表項目:広報紙「かごしま市民のひろば」第600号の発行

次に、広報紙「かごしま市民のひろば」第600号の発行について、説明します。

昭和42年の旧谷山市との合併後に、第1号が発行されてから50年を迎え、5月1日に第600号を発行します。スタート以来、半世紀にわたり市政に関するさまざまな情報を、毎月、タイムリーに市民の皆様のご自宅に、直接お届けしてきました。600号では、市民のひろば50年の歴史を市政の変遷とともに振り返り、また鹿児島のまちの過去、そして未来に寄せる市民や関係者の思いなどを紹介します。

現在、大学生や公募市民とも協働しながら、より身近で愛される広報紙づくりに取り組んでおります。
これからも市民と市政をつなぐ架け橋「かごしま市民のひろば」の充実に努めてまいります。

市長発表項目:第20回渋谷・鹿児島おはら祭

次に、「第20回渋谷・鹿児島おはら祭」について、説明します。

5月21日に、東京の渋谷道玄坂、文化村通りで、「第20回渋谷・鹿児島おはら祭」を開催します。
64の踊り連、約2,500人の踊り手が「おはら節」、「渋谷音頭」、「鹿児島ハンヤ節」などの曲に合わせ、踊りパレードを行います。
今回は第20回記念として、5月13日にプレイベント「ビッグフェスティバル」を開催し、踊り連による踊りや、城南海さんなど鹿児島県出身歌手の歌謡ショーを通して、渋谷・鹿児島おはら祭や本市の観光をPRします。
また、前夜祭では、祭関係者が一堂に会し、永年参加連等への表彰を行うほか、第20回大会の機運を高める記念行事を開催します。
今年もまた、踊り手と、沿道を埋め尽くす多くの観客が一緒になって祭りが大いに盛り上がり、渋谷の街から鹿児島の魅力が全国に発信されますとともに、祭りを通して相互の交流と絆がさらに深まっていくことを期待しております。

市長発表項目:ゴールデンウィークは親子で楽しもう♪

次に、ゴールデンウィークに本市が開催する主なイベントについて説明します。

「子育てをするなら鹿児島市」、本市では、今年も、ゴールデンウィーク期間中にたくさんの親子で楽しんでいただけるイベントを実施します。
恒例の「平川動物公園こどもまつり」、「グリーンファームこどもまつり」や、大変珍しい「アマガサクラゲ」を世界で初めて展示しているかごしま水族館など、ぜひ楽しい思い出をつくっていただきたいと思います。
なお、平川動物公園においては、5月3日から6日まで、無料特設駐車場の設置などの渋滞対策を行うこととしています。

市長発表項目:"初夏の鹿児島"満喫イベント

次に、"初夏の鹿児島"満喫イベントについて説明します。

ゴールデンウィークが終わると、いよいよ夏のはじまりを感じる季節となります。春から初夏にかけての本市では、鹿児島ならではの旬の食や自然を満喫できるイベント、「錦江湾公園はなまつり」や「農林水産春まつり」などを実施します。
「農林水産春まつり」では、開催場所の都市農業センターが、今年開所20周年を迎えることから、抽選会に20周年記念賞を設けるなどにより、一層のご来場をお待ちしております。
毎年、多くの市民や観光客に好評いただいているイベントばかりですので、ぜひ、いろどり豊かな鹿児島市を体感していただきたいと思います。
皆様におかれましてもPRへのご協力方、よろしくお願いします。

本日は以上でございます。

質疑応答要旨:磯地区における駅新設について

(記者)磯新駅の関係についてです。また仕切り直しという形になると思いますが、先日、協議会が発足という形になりました。今後、以前よりも前向きに進めていくとは思いますが、今、市長はどのように考えているのか、お伺いします。

(市長)磯新駅については、平成25年度に磯地区の交通アクセス検討調査を行いました。その際にさまざまな課題が出てきまして、これらの解決が必要であることがその当時言われたところです。
その後、平成27年度に明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産になったことで観光客の方々が大分多くなってきています。そういった意味では、ここに新駅を建設することで回遊性が高まるのではないかという思いもありますが、先ほど述べたように、大きな課題がたくさんあります。
例えば、国道10号及び市道上本町磯線の交通渋滞が現状よりもさらに悪化すること、安全性や史跡、景観への影響、また、駅利用者が観光客に限定されることで費用対効果の問題等がその当時出たので、それらの解決がまず第一だと思っています。
私としては、駅設置の環境が整うことを心から期待しており、先般、磯新駅検討調査に関する協議会も立ち上げたところですので、その中で十分に議論をしてもらって、今後の方向性、可能性を探っていきたいと考えています。

質疑応答要旨:ふるさと納税ついて

(記者)ふるさと納税についてです。受け付け分ベースで、3億800万円という数字が出てきました。前年度に比べるとかなり大きな数字になったと思いますが、それに対する市長の受けとめはどうでしょうか。

(市長)28年度、大分大きな実績を上げたところで、また今年も2億円の歳入予算を計上したところです。
お礼品の充実を図るために29年度の7月からのお礼品についての見直し作業を進めていて、地元の特産品として本市をPRできるお礼品の選定をしていきたいと思っています。
その中で、先般、総務省からの通達もありました。ふるさと納税は財源確保の貴重な手段であり、お礼品等を通じて鹿児島市の特産品のPRと地場産業の振興や地域経済の活性化にも大きく貢献をしている、そういう思いがあります。中には高額とか、換金性の高い品物をお礼品として出している自治体もあるとのことで、新たな地域間格差等も生じているのではないかと思っています。
私どもとしては、今後、寄附の使い道や、透明性を高めるなどして、本来の趣旨に沿ってふるさと納税は活用していくべきではないかと思っています。そういった意味でも、私どもは総務省の通達を超えない範囲で、しっかりと対応していければと思います。

質疑応答要旨:世界ジオパーク認定に向けた取り組みについて

(記者)霧島ジオパークが鹿児島市との連携を深めていくとのことですが、その受けとめと、世界ジオパーク認定の申請をされる時期は決まっているのでしょうか。

(市長)先般、霧島ジオパークに、鹿児島の桜島・錦江湾ジオパークと一緒になって世界を目指していきたいという決定をしてもらいました。今後このエリアを含めて、さらに統合する市があると我々も思っていますので、それらの市とも協力をしながら、今後も世界を目指していきたいと思います。
日本ジオパークの再認定審査が4年に一度実施されますので、まずは平成29年度に初めての鹿児島の桜島・錦江湾ジオパークの再認定審査で、しっかりと再認定してもらえるように取り組みを進めていき、その後、霧島ジオパークとの連携を深めて、世界ジオパーク認定に向けての取り組みを進めていければと思っています。

(記者)本年度の再認定審査の結果を受けた後の申請という形でしょうか。

(市長)そうです。

質疑応答要旨:社会福祉法に基づく勧告について

(記者)陽光会に関してお伺いします。市は3月24日時点で改善を求めていたと思いますが、その結果はどうなっていますか。

(市長)改善報告書を4月24日に提出してもらうようにしていました。その報告書の提出を受け、それについては今チェックをしていまして、不明な点があるので、再度報告を求めている状況です。

(記者)再提出をまた求めているということですか。

(市長)そうです。

(記者)不明な点があるということですが、どういった点ですか。幾つか挙げられますか。

(補助職員)詳細、具体的な内容については今のところお答えできません。ご了解いただければと思います。

(記者)報告書の提出を受けたのは何日付でしょうか。

(市長)4月24日です。

(記者)市長としても、やはりまだ不十分だと考えますか。

(市長)その報告を受けましたが、陽光会が適正な対応をしているかについては、まだ少し不明な点があるのではないかと思っています。

(記者)前回の会見のときに市長は、陽光会について、内部体質に不明瞭な部分があると述べていて、今もその考えに変わりはないですか。

(市長)大分改善はしているようですが、まだまだ私どものいろいろな指摘に対してしっかりとした対応がなされていないような気がします。

(記者)そういった内部体質に不明瞭な部分があれば、現時点で特養の認可は厳しいと考えますか。

(市長)それは、まだ現時点では言えません。その改善等について、しっかりと対応してもらえれば、それについて最終的な判断をすべきだと思います。

(記者)調査結果を待ってということですか。

(市長)そうです。

(記者)前回の会見のときに、特養や保育園を選ぶ手続の件について、私の質問も一部欠けていましたが、保育園、特養などを募集する佐賀市を除く九州の県庁所在地では外部の目が入っていますが、鹿児島市ではないと指摘しました。その際に市長は、他市も参考に今後見直しを検討したいというお話をされたかと思いますが、今はどのように考えていますか。

(市長)前回話したように、鹿児島市はこれまでそういう体制でやってきました。これについては全く私は間違いではなかったと思いますが、話に出た各市を調査しました。やはり外部委員を入れているところがほとんどでしたので、今後の対応については、今回の問題発生を踏まえて他都市の状況を参考にしながら、必要に応じて外部委員の任命をしていきたいと思っていまして、現在、各面から検討させています。

(記者)今年度も計画上は保育園や特養を新たに募集する予定はありますか。

(補助職員)保育園の募集については、現時点では、決めていないところです。

(補助職員)特養については、現在のところ募集は予定していないところです。

(市長)募集をする際は、早急に委員をしっかりと確定して、その中で審査をしていきたいと思います。

(記者)もし、外部委員を設けるとか、もしくは何らかの形で、市としての規定を設ける場合は、事務的な流れとして、例えば、条例などをつくったり、改正するなどの手続を行うことになるのでしょうか。

(市長)条例というよりも要綱などの規定の中で決めていくと思います。

(記者)陽光会から届いた報告書は陽光会自体が理事会を開かずに勝手に承認を進めていたところもあり、報告書は理事や評議員の承認を得ているものと見ていいのでしょうか。

(市長)それは向こうからの報告ですので、私どもとしてはしっかりと、そこは理事の人たちも認識をしていると思います。

(補助職員)報告書の提出については、理事会、評議員会の承認をとらなければならないとはうたってはいませんが、今、市長が話したとおり、理事、評議員について、何らかの連絡をしているのではないかと考えています。

(記者)外部の委員を入れる方針は、市長の中では決めていますか。

(市長)今回の問題発生を機に、先ほど言いましたが、他都市の状況等も勘案し、また、これまでの鹿児島市の対応等もしっかりと咀嚼しながら、今後は必要に応じて外部の専門家を入れていきたいと思います。

(記者)来年度以降になるのですか。

(市長)例えば、今年募集をして来年開設する場合は、今年からとなります。

(記者会見終了)

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総務局市長室広報課

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電話番号:099-216-1133

ファクス:099-216-1134

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