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更新日:2020年12月23日

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平成29年9月4日(月曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画はは鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。市長定例記者会見の様子2

日時:平成29年9月4日(月曜日)10時00分~10時25分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください

 


皆さん、おはようございます。

9月に入り、学校では2学期が始まりました。
朝夕、少し涼しさも感じられますが、まだまだ、暑い日が続いております。市民の皆様には、引き続き体調管理に留意していただきたいと思います。

さて、8月23日から26日にかけて、長沙市へ友好都市締結35周年記念訪問団として行ってまいりました。
胡 衡華 中国共産党長沙市委員会書記への表敬訪問や、記念式典、記念植樹など、関係者や市民の皆様との交流を通して、両市の友好の絆が揺るぎないものとなっていることを実感しました。

これまで多くの方々の情熱と努力によって培われたこの絆を、しっかりと受け継ぎ、両市の友好がさらに深まるよう、今後も取り組んでまいります。

それでは、本日は7項目について発表します。

市長発表項目:中核市サミット2017in鹿児島

はじめに、中核市サミット2017in鹿児島について説明します。

22回目を迎える中核市サミットを、中核市市長会と共催で、10月26日から27日にかけて本市で開催します。
全国の中核市市長が一堂に会し、「地方から創る"豊かさ"~次代の「まち」・「ひと」・「しごと」づくり~」をテーマに、議論を深めます。

1日目は、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏にご講演いただいた後、「まち」・「ひと」・「しごと」に関連して、「スポーツ」・「若者」・「新産業」の3つの分科会に各市代表者が分かれ、それぞれの取組の紹介や意見交換を行います。
こちらは、一般聴講者の募集を行っておりますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。
私自身は、第1分科会「スポーツを核としたまちづくり」に参加します。

サミット開催を通じて、10年先、20年先の「まち」・「ひと」・「しごと」づくりのあり様を展望するとともに、全国から参集された皆様に、明治維新150周年で盛り上がる「国際観光都市・鹿児島市」をPRする絶好の機会として、期待をしているところです。

市長発表項目:「西郷どん 大河ドラマ館」展示室のイメージが完成しました

次に、来年1月からオープンする「西郷どん 大河ドラマ館」について、展示室のイメージが完成しましたので発表します。

資料のとおり、入口からドラマの情報コーナー、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、クイズコーナーのほか、西郷家と大久保家のスタジオセットの再現など、ドラマの世界観が体験できる展示構成となっています。
県内外を問わず多くの方にお楽しみいただけるものにしたいと考えておりますので、ご期待ください。

大河ドラマ館は、今月から本格的に設置工事に着手します。また、ドラマも8月下旬に鹿児島ロケが行われたと伺っております。
今回の大河ドラマ放送を契機に、鹿児島の魅力を全国に発信し、多くの観光客に訪れていただけるよう、引き続き受入体制を充実してまいりたいと考えております。

詳しいご説明は、記者会見の後、担当課より行います。

市長発表項目:異人館創建150年記念・世界遺産イベント

次に、異人館創建150年記念・世界遺産イベントについて説明します。

「明治日本の産業革命遺産」に含まれる異人館が今年、創建150年となる節目を迎えるにあたり、世界遺産の価値や魅力を発信するイベントを、11月18日に開催します。
世界文化遺産写真コンテスト表彰式や演劇のほか、本県出身で歴史作家として活躍中の桐野作人氏にご講演いただきますので、多くの皆様にご参加いただきたいと思います。
また、当日の夜は、ジャズ・コンサートが異人館で開催される予定であり、市民団体とも連携しながら機運の醸成を図ってまいりますので、多くの市民や観光客に、本市の構成遺産についての関心や理解を深めていただきたいと思います。

市長発表項目:市立美術館特別企画展「生誕150年記念 藤島武二展」

次に、市立美術館特別企画展「生誕150年記念 藤島武二展」について説明します。

本市が生んだ日本近代洋画の巨匠・藤島武二の生誕150年を記念した回顧展を9月29日から11月5日まで開催します。
記念講演会や、藤島が生きた幕末・明治初期の鹿児島を巡るガイドツアーなど関連イベントも開催します。
多くの市民の皆様にご覧いただき、明治期の日本洋画発展の原動力となった藤島武二の魅力を存分に味わっていただきたいと思います。

市長発表項目:桜島・錦江湾ジオパーク 小学生向け副読本の作成

次に、桜島・錦江湾ジオパーク小学生向け副読本の作成について説明します。

ジオパーク活動の、学校教育への展開を充実させるため、小学6年生の理科の授業で活用できる副読本「見て・感じて・確かめよう!大地のつくりと変化」を
桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会が独自に作成しました。各小学校での活用時期は、9月末以降を予定しています。
こちらが、その副読本になります。皆様のお手元にも用意していますので、ぜひご覧ください。

桜島など地元のダイナミックな地域資源を素材にして、教科書と同様の内容で学べる副読本の作成は、全国のジオパークにおいても先進的な取組です。
児童の皆さんに、ジオパークの取組について、関心や理解を深めてもらいたいと考えております。

市長発表項目:災害時における福祉避難所等の人的支援に関する協力協定の締結

次に、災害時における福祉避難所等の人的支援に関する協力協定の締結について説明します。

災害発生時の福祉避難所等において、要配慮者に対する生活支援・生活相談等を行う専門職の派遣について、迅速に対応できるよう、県看護協会や県社会福祉士会など8団体と9月27日に協力協定を締結します。なお、この内容による協定は県内では初となります。

今回の協定締結により、専門職の方々が本市の要請により福祉避難所等に派遣される体制が整えられ、高齢者、障害者等の配慮を要する方々が、安心して避難生活を送ることができる環境の充実が、より一層図られると考えています。
今後とも、関係団体とも連携、協力しながら、避難支援体制の強化に努めてまいります。

市長発表項目:高齢者の健やかな暮らしを応援します!

次に、9月18日の敬老の日を迎えるにあたり、高齢者が健やかに安心して暮らせるまちづくりを推進するため、次の各種施策を実施します。

まず、「高齢者等の運転免許返納優遇制度」についてですが、高齢運転者の交通事故防止対策のひとつとして、運転免許の自主返納を促進するため、自主返納者への優遇制度を実施します。
山形屋や城山観光ホテルなど12事業所のご協力で、自主返納者にご覧のサービスが提供されるもので、9月7日に認定証交付セレモニーを実施します。
また、サービスを提供する事業所を、市民の皆様に知っていただくためシンボルマークを作成しました。シンボルマークはこちらになります。
この制度をきっかけに、運転免許の返納についてぜひご検討いただきたいと思います。

次に、今年も、永年にわたり社会のために貢献してこられた高齢者に敬意と祝意を表し、さらなる長寿を祈念して「敬老訪問」を、また、高齢者の生きがいづくりや健康づくりを推進し、家族や地域とのつながりを実感していただける「すこやか長寿まつり」を実施します。

本日は以上でございます。
皆様におかれましては、報道のご協力をよろしくお願いします。 

質疑応答要旨:中核市サミット2017in鹿児島について

(記者)中核市サミットについてお尋ねしますが、森市長がこのサミットで期待することと、鹿児島市でこのサミットを行う意義をお伺いできますか。

(市長)今、国・地方一丸となって地方創生に取り組んでいます。中核市には地方創生の先にある豊かさを率先してつくり出していく役割が求められていると思っています。テーマは毎年開催地で設定をしていますが、今後はやはり「まち・ひと・しごと」づくりということを主眼において開催したいと思っています。長年歴史がある中核市サミットですが、この鹿児島市で開催するのは初めてです。中核市は48市ありますが、その皆様が一堂に会して、今、明治維新150周年等で大変盛り上がっている鹿児島の魅力を体感していただき、そしてまた、明治維新を起こした鹿児島の原動力となった地域のすばらしさをぜひ全国に発信してい
ただければと思っています。

(記者)この中核市サミットで、第1分科会の「スポーツを核としたまちづくり」に森市長も参加されるということですが、それに対する思いがあるのでしょうか。

(市長)「スポーツを核としたまちづくり」、これは鹿児島のまちの地域の活性化、そしてまた経済振興にも大きくつながるということで、私自身が、今回、市長として就任するに当たってのマニフェストにも掲げた事項であります。スポーツを活用した交流人口の拡大による地域活性化への取り組みが大変重要ということで、各分科会において、それぞれの地域でスポーツを生かしたまちづくりをどのようにされているかということをぜひ見聞させていただいて、参考になればと思っています。それぞれの地域で、スポーツは、サッカー、ラグビー、野球、テニスといろいろあり、さまざまなスポーツを通じたまちづくりを先駆的にされている中核市もたくさんあろうかと思いますので、それらの市長の皆様と十分な意見交換をさせていただいて、鹿児島がこれからもスポーツを核にしたまちづくりを行っていくその参考にできればと思っています。

質疑応答要旨:「西郷どん大河ドラマ館」について

(記者)「西郷どん」の大河ドラマ館ですが、先ほど、魅力を発信して受け入れ体制を整えたいということでした。今、こうして一つ形としてつくろうとしているところですが、受け入れ体制について、もうあまり時間はないのですが、何か今のところ、もう少しここをこうすればなど、課題を何か考えていますか。

(市長)先ほどお話ししましたように、「西郷どん大河ドラマ館」の建設を今、始めようとしています。これまでも、鹿児島市だけでなく、県や商工会議所、そしてまたいろいろな団体からの協力もいただいて、しっかりとした大河ドラマ館を設置していきたいと思っています。課題というのはこれからまた出てくるだろうと思います。大河ドラマ館へ行くための案内や、また大河ドラマ館に来られた方々に対するおもてなし、また、大河ドラマ館に来ていただいた人に、鹿児島のいろいろな情報を発信する、そういういろいろな手だてを設けることなどを、これからまだまだ各団体の皆様とも協議をしていかなければいけないと思っています。やはり、この大河ドラマ館が西郷隆盛誕生地の地域に設置されること、歴史的なつながりの中でこういった館を設置したということは、多くの皆様に感動を与えるのではないかと思っています。先般、東京で市政報告会を開催しましたが、その際にも、そのことも十分に皆様にお話しをしましたし、多くの皆様に鹿児島にお越しいただき、この館をご覧いただきたいということを、PRをしています。これからもさまざまな会合があろうかと思います。鹿児島で開催されるような大会においても、そのこともPRをしていければと思っています。できるだけ多くの方々にご来館いただけるように、しっかりとした準備を進めていくことが肝要であろうかと思います。

質疑応答要旨:桜島・錦江湾ジオパーク小学生向け副読本の作成について

(記者)桜島・錦江湾ジオパークの副読本についてです。全国のジオパーク、幾つもあると思いますが、初めてこのような副読本がここでつくられたということですか。

(市長)はい。そうですね。

(記者)全国初でよろしいですか。

(市長)そうなると思います。

(記者)副読本にすることで、どういった狙いがありますか。

(市長)ジオパークということ自体をまだまだ理解されていない部分もあろうと思います。今、桜島・錦江湾ジオパークについて、世界の認定をもらえるように努力をしていますが、その際にいろいろ条件がつけられています。その最も大きなものに、やはり地域での盛り上がり、地域の皆様がいかにそのことについて見聞があるかということ、そしてまた、多くの皆様が鹿児島にお越しになったときに、その地域の皆様がジオパークをどれだけ認識をしているか、どれだけ盛り上がっているか、鹿児島に来られた方々に説明できるかなど、そういう問いかけもなされていますので、やはり小学生のときからジオパークに対する認識をしっかりと受けとめていただきたいと思います。一旦ジオパークになって認定されても、その都度、再審査があり、今、桜島・錦江湾も日本のジオパークの再認定を受けようとするところですから、世界で認定されてもそういう再認定というハードルがあります。そういう意味でも、やはり地域がまずこのジオパークをしっかりと受けとめていかなければいけないという、大きな目的もありますから、児童のときから常に地域の実情を知る、地域のすごい宝を自らの知識として持っておく、そういうことが大事ではないだろうかと思っています。

(補助職員)副読本として、読み物あるいは資料集としてジオパークの副読本をつくっているところはありますが、教科書の一単元を教科書と同様に学べるようにジオパークの副読本をつくっているのは鹿児島市が初めてということです。

質疑応答要旨:社会福祉法に基づく勧告等について

(記者)今朝の一部報道で、鹿児島市内の社会福祉法人について、鹿児島市として取り消しに向けてというような話もありましたが、事実確認と鹿児島市としてどのように進めていく方針かお伺いします。

(市長)今お話にあった社会福祉法人に対しては、以前から改善報告書を求めていました。4月24日に提出され、また5月1日にも再提出されましたが、改善内容が十分でなかったという判断のもとで、改めて8月1日に法人に対して、再勧告を行いました。そして法人から8月31日に改善報告書の提出を受けましたが、法人からまた修正を行いたいという再提出の申し入れがあり、今その段階です。また、報道等で皆さんご案内のとおり、法人に対しては、各面から調査を行っており、必要に応じて法令に基づく手続を進めていく予定です。現在、調査がどの段階であるということについては現段階ではお答えはできないところですが、鋭意しっかりとした調査を進めていかなければいけないと思っています。

(記者)認可取り消しにというような記事にもあったのですが、鹿児島市としてはどういったふうにしていこうというのでしょうか。

(市長)今、(改善勧告等の)再提出を求めていますので、提出された内容を十分に調査し、そしてその後の調査についてこれから進めていくという、そういう段階です。

(記者)今のに関連して、8月31日に提出された改善報告書の内容はどのような内容だったのでしょうか。

(市長)法人の運営に関する新たな事項について、やはり我々が求めているものに対して十分でなかったということですので、そういった意味では、これからさらにそういう点に関連したいろいろな項目等について、またさらに調査をしていかなければいけないと思います。

(記者)何が十分でなかったと受けとめているのでしょうか。

(市長)結局、我々が求めているものについて十分でないということです。今は調査段階ですので、それ以上のことは申し上げられません。

(記者)それに加えて法人側から修正の申し入れもあったということですか。

(市長)そうですね。

(記者)それはいつだったのでしょうか、提出して間もなくでしょうか。

(市長)8月31日に提出され、その後、再提出の申し入れはいつあったのですか。

(補助職員)31日に提出があり、当日に再提出の申し入れがありました。

(記者)法人側からですか。

(補助職員)そうです。

(記者)特養に関してはまだ判断はされていないのですか。

(市長)私自身もこれだけ長くなるとは思ってもいませんでした。誠実なしっかりとした回答が出ていないということが大変残念です。また、ここに入居しようという方々もおられると思いますが、このことによって、そういう方々に対して大変迷惑をかけているのではないかと思っています。大変申し訳なく思っていますが、こういう事案は慎重にかつ厳格に対処する必要がありますので、国や県、そういう機関とも十分協議をしながらしっかりとこの検証を進めていかなければいけないと思っています。

(記者)それに関連してですが、いろいろなことを調べて、その中でもこういうことがわかった、こういうことがわかったと順番に調べているところだと思いますが、突きとめたことに対して、適宜、市としての処置をしていくという考え方の方針は、今も全く変わらないということですね。

(市長)最初は特養などの関係から始まりましたが、その後、この社会福祉法人が運営をしているいろいろな社会福祉事業についても、我々が求めている事業となかなか少し乖離をしている内容等も出てきたということですので、それらを含めながら調査をしている段階です。

 

(記者会見終了)

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