更新日:2024年10月29日
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令和元年「国民健康基礎調査」によると、介護が必要になった主な原因は要介護者では1位「認知症」、2位「脳卒中」に次いで「骨折・転倒」が3位です。また、「健康寿命」を延ばすためには転倒しないことがとても重要です。転倒を予防するためには、まずその原因を確認しましょう。
転倒の要因は1つだけではありません。バランス障害、筋力低下、視力障害、足首の硬さ、環境、薬剤、靴など様々です。体のバランスを保つ、足腰の筋力を保つ、体の柔軟性を保つことが大切です。ゆっくり立ち座りをしたり、もも上げ、つま先立ちなどの運動を行いましょう。
動かす筋肉を意識して行うと、より効果的です。調理や買い物、掃除、洗濯などの生活行為を続けることも転ばない体づくりに大切です。現在行っている日常生活行動を続けていきましょう。
床に置いてある荷物や家電製品のコード、じゅうたんなどの敷物は要注意です。特に夜間は暗く視界が悪いので、引っ掛かりやすくなります。必要に応じて部屋を明るくしましょう。普段から室内、廊下や階段などの整理をして、環境整備に心がけましょう。必要に応じて玄関の段差や階段は安全に昇降できるように手すりを付けるなどしましょう。
転ばない体づくりのためには運動をすることが必要だとわかっていても、一人で運動を続けることは難しいことだと思います。みんなで運動をすると楽しく運動を続けることができるのではないでしょうか。
「らくらく体操」は鹿児島市民歌(主に上半身のストレッチ)おはら節(主に下肢の筋肉を動かす)の2曲合わせて6分の体操で、転倒骨折予防、脳の活性化を意識した動きで構成されています。
らくらく体操(おはら節)
「鹿児島よかよか体操」は椅子に座ったままで行う運動が多く、ゆっくりとした動きで負荷が少ないのが特徴の体操です。
お近くの「お達者クラブ」や「よかよか元気クラブ」に参加してみませんか?詳しくは「通いの場一覧」をご参照ください。
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