更新日:2024年1月1日
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高齢になると、処方される薬の数が増えて、副作用が起こりやすくなることもあるので注意が必要です。高齢者では使っている薬が6種類以上になると、ふらつき、めまい、食欲低下などの副作用を起こす人が多くなるというデータもあります。
(1)高齢になると、肝臓や腎臓などの働きが弱くなり、薬を分解したり体の外に排出したりするのに時間がかかるようになります。
(2)高齢になり、複数の病気を持ち、薬の数が増えると薬どうしが相互に影響し合うこともあり、薬が効きすぎてしまったり、効きにくくなったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。
必要以上に多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態で、単に服用する薬の数が多いことではありません。高齢者は特に注意が必要です。
あちこちの病院から、もらった薬の組み合わせによる副作用のリスクもあります。ふらつき、めまい、食欲低下、便秘、もの忘れなど、こんな症状は薬の副作用の可能性であるかもしれません。薬が追加されたり、変わったりした後は特に注意しましょう。
使っている薬は市販薬や健康食品も含め1冊の「お薬手帳」にまとめましょう。自己判断でやめたり減らしたりせず、薬のことで心配なことは、かかりつけ医やかかりつけ薬剤師に相談しましょう。
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