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更新日:2020年12月23日

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平成30年10月4日(木曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

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日時:平成30年10月4日(木曜日)10時00分~10時29分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

まず、台風21号及び北海道胆振東部地震などにより、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆さまに対して心からお見舞いを申し上げます。一日も早い被災地の復旧と住民生活の安定をお祈りいたします。先日の台風24号など、相次ぐ自然の猛威に日頃からの災害への備えの大切さを改めて痛感したところです。

さて、10月に入り、今年度も折り返しの時期になりました。引き続き、各種施策や事業を着実に進めてまいります。

それでは、本日は9項目について発表します。

市長発表項目:フランス・ストラスブール市とのパートナーシップ宣言

はじめに、フランス・ストラスブール市とのパートナーシップ宣言について、ご説明します。

本市では、国際化のさらなる推進のため、多彩な交流に取り組んでおり、今年1月に私はストラスブール市を訪れました。その際、ローラン・リース市長と意見交換を行い、都市間交流について意見が一致したことから、このたび、パートナーシップ宣言を行うことになりました。

今後、両市間で協議・手続きを進め、然るべき時期に協定を締結することで、さまざまな分野で交流が活発になることを期待しています。宣言式は10月8日です。これに先立って、リース市長による「公共交通を活用したまちづくり」の講演会を開催します。

市長発表項目:火山防災トップシティを目指して~明治維新150周年記念 火山砂防フォーラムの開催

次に、火山砂防フォーラムの開催について、ご説明します。

このフォーラムは、全国の火山防災力の向上等に役立てるため、火山周辺の自治体で毎年開催されており、今年は、本市で11月1日に行います。本市が開催するのは全国で最多の3回目です。

主な内容は、桜島島内の中学生による研究発表や、防災関係機関の事例紹介などで、私も、火山防災トップシティを目指す本市の取組について発表します。最先端の火山防災の取組や今後の国内外への貢献についてアピールしたいと考えています。

桜島との共生を考える機会として、ぜひ、多くの市民の方々にもお越しいただきたいと思います。

市長発表項目:上柿元勝氏に「鹿児島市ふるさと大使」委嘱

次に、新たな「鹿児島市ふるさと大使」について、ご説明します。

このたび本市出身で、料理人の上柿元 勝氏に「鹿児島市ふるさと大使」を委嘱します。上柿元氏は、フランス料理の第一人者として、国内外で幅広く活躍されています。

また、本市の食育の取組にもご協力いただいています。「食」をはじめ、本市の多彩な魅力を大いにPRしていただきたいと考えています。委嘱式は、10月24日に行います。

市長発表項目:鹿児島市民表彰の授与

次に、鹿児島市民表彰について、説明します。

今年度の市民表彰を福永初(*ネに刀)氏と森山清隆氏に授与することとしました。

福永氏は、市農業委員会会長の要職などにあって、遊休農地の解消など、本市の農業振興に大きく貢献されました。

森山氏は、市職業訓練協会会長などの要職にあって、技能士の育成など、本市産業の発展に大きく貢献されました。

表彰式は、11月1日に行います。

市長発表項目:新たな子育て支援の取り組みを開始

次に、10月からスタートした、新たな子育て支援の取り組みについて、ご説明します。

まず、「産婦健康診査事業」は、産後うつの予防などのため、産後2週間と1か月の2回、無料で健康診査を行います。

また、「こども医療費助成制度」では、市町村民税 非課税世帯の未就学児の医療費について、窓口負担がなくなりました。

子育てに関するきめ細やかな支援をさらに充実しました。

市長発表項目:市民みんなでつなごうCOOL CHOICE

次に、クールチョイスの取組みについて、ご説明します。

まず、皆様のお手元にある情報誌をご覧ください。

この「かごしまクールチョイス情報誌」を、本日より市の公共施設などで配布します。市民の皆さんが、身近な地球温暖化対策の取組を紹介しています。

また、「鹿児島市 クールチョイス スペシャルマッチ」が10月28日に開催されます。ユナイテッドFCや鹿児島商業高校と連携し、公共交通機関の利用促進などを楽しくPRするほか、私も始球式を行って本市の取組をアピールします。

さらに、今月は、「環境フェスタ」も2会場で開催します。多くの方にクールチョイスに取り組んでいただきたいと思います。

市長発表項目:観光・文化交流協定締結5周年記念 札幌市との文化交流

次に、札幌市との観光・文化交流協定締結5周年記念の文化交流について、ご説明します。

本市からは6月に薩摩琵琶奏者などを札幌市に派遣したところですが、「札幌アイヌ協会」の方々が、10月12日から13日に来鹿されます。ランチタイムコンサートや、小学校、「音とあかりの散歩道」で、伝統楽器の演奏などを行います。

互いの文化を知り、交流が深まることを期待しています。

市長発表項目:盛り上げます!明治維新150周年(10月編)

次に、明治維新150周年を盛り上げる本市のイベントについて、ご説明します。

10月13日に、サンエールかごしまで落語界の西郷どん、春風亭柳之助さんの「西郷どん落語」を開催いたします。

また、大河ドラマ館では、県内の方を対象に入館料の特別割引を実施します。10月23日と11月3日は無料、10月27日から11月2日と、11月4日は半額になります。ドラマの進行に合わせて展示内容も一部リニューアルしていますので、この機会に、ぜひ多くの方にお越しいただきたいと思っています。

次のページをご覧ください。

10月27日から11月4日には、"維新ふるさとの道"で「薩摩維新ふるさと博」を開催いたします。今回は、大河ドラマ出演者によるトークショーや屋外でのプロジェクションマッピングなども企画しています。

その他、「明治維新コレクション」では、クイズ大会「西郷王決定戦」や、西郷さんも得意だった「味噌玉づくり」のワークショップを開催します。

右のページをご覧ください。

10月27日に開催される「谷山ふるさと祭」では、維新150周年記念として、市のふるさと大使、西郷輝彦さんのトークショーも行われます。

また、西郷南洲顕彰館では、「庄内藩に愛された西郷南洲翁」展を開催中であり、10月24日には、西郷さんと庄内藩のゆかりのもと、鶴岡市の皆川市長を団長とする「庄内の翼」の皆さんが来鹿されます。

市長発表項目:おすすめイベント情報~まちの輝きを感じる秋

最後に、おすすめのイベント情報を別冊でお知らせします。

今年、市交通事業発足90周年を迎えた交通局の「ゆーゆーフェスタ」など、様々なイベントが行われます。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。

本日は以上でございます。報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:フランス・ストラスブール市とのパートナーシップ宣言

(記者)ストラスブール市に実際に行かれての市長の所感やどんなことを感じられたかお聞かせください。

(市長)ストラスブール市は、多くの日系企業が進出をしていて、古くから日本とのつながりの深いアルザス地方の都市です。特に私が印象に残ったのは、LRTを活用したまちづくりを積極的に進めておられる都市であるということです。私は平成19年にこのストラスブール市を訪問した際にLRTを活用したまちづくりに大変感銘を受けまして、今後、鹿児島市もLRTを活用したまちづくりを進めていければという思いから、可能ならストラスブール市と交流が進められればと思っています。また、この市にはEUの議会も設置されていますので、EU加盟国のさまざまな国の方々がここに集結をされる際には、鹿児島のPRもできればいいなと感じています。

質疑応答要旨:災害時の観光客・外国人への避難対策、液状化対策の取組等について

(記者)市長が先ほど冒頭に災害への大切さを述べておられましたが、今年は地震や台風など各地でいろんな被害があり、特に大阪や北海道の地震では観光客の避難についていろいろと課題が出てきたことをいろいろなメディアが取り上げていましたが、鹿児島市では外国人を含む観光客の避難についてどう対応するのか、そういう避難計画が今あるのかないのかを含めて市長のお考えをお聞かせください。

(市長)今回、それぞれの地域で起こった災害等についてさまざまな課題等が浮き上がってきています。特に観光客、外国人に対する対応の課題がいろいろ言われていますが、観光客や外国人の方々は災害時に迅速・的確な行動がとりにくく、また被害を受けやすいということで、要配慮者として避難支援を行うこととしています。今、観光客向けに、観光関連施設等との連携による避難誘導、宿泊予定者等への連絡による安全確保、観光案内所やホームページ等での情報提供や注意喚起、観光施設の閉鎖等の対応といったものを情報発信していますし、また、外国人向けには、観光案内所やホームページ等での情報提供、注意喚起、また相談窓口の設置等を行うこととしています。

特に桜島の火山に関する災害時の対応としては、本市が避難促進施設として指定している観光施設等で避難確保計画を定めています。そして、外国人の避難対策としては、全ての退避壕に4カ国語表記の看板を設置しているほか、防災行政無線による4カ国語の放送などを実施しています。また、桜島火山爆発総合防災訓練では、これらの観光客や外国人対策の要素を盛り込んで避難訓練をしています。今後とも観光客、外国人に対するさまざまな情報や避難等についてしっかりとした対策をしていかなければいけないと考えています。そうした情報の提供、また避難所でのいろいろな運営等の状況についてもさまざまな観点から情報提供や対策を進めていくことを考えています。

(記者)関連して、桜島の降灰対策は分かりますが、地震や風水害に関しての避難計画のようなものを立てる予定とか、検討したいという考えはないですか。

(市長)やはり、あらゆる自然災害を想定したものについてもしっかりとした対策をしていかなければいけないと思っています。今後、これらについても検証していきたいと思います。

(記者)もう1点、北海道の地震では内陸部で液状化現象が起きて大きな被害を受けましたが、条件がそろえばどこででも起きてしまうということが改めて分かったわけですが、鹿児島市では、市として作られたのではなく、大学などが20年前に作られたマップがありました。県内の他市ではいろいろ独自に液状化の危険度を示したマップを作ったりして示しているところがありますが、鹿児島市としては作って公表するという考えはないのでしょうか。

(市長)今お話があったように、(地盤等の条件がそろえば)液状化はどこの地域でも起こり得る現象です。今、液状化の危険分布図には、県のほうで平成24年、25年に地形や地質に関する文献等をもとに区域の液状化の可能性の判定や液状化区域の選定を行った液状化危険分布図が作成されていますので、今後、市としてもそうした区域、地域がしっかりと表示できるよう県と協議をしながら検討していかなければならないと思っています。

質疑応答要旨:磯駅設置検討について

(記者)磯新駅についてです。先般、鹿児島商工会議所会頭が反対意見書を出されたかと思います。協議会に参加されない中での反対意見書ということの受けとめと、これまでも協議会への参加を打診してきたかと思いますが、今後、協議会参加への打診、呼びかけ等をされるのかどうかという点を教えてください。もう1点は、11月に協議会が検討結果を決めるといいますか、可能性可否を判断するかと思いますが、その可能性可否の報告を受ける市長としてその判断というのは、拘束力ではないですけど、検討結果の判断イコール市長の考えということでよろしいのかという点をお願いします。

(市長)まず、商工会議所の会頭から先日、意見書が出されました。これまで市として商工会議所に対してアクションを起こすということはありませんでしたが、協議会としてぜひその協議会の中に入っていただいて、意見を言っていただきたいという参加の要請はされていたと思っています。磯駅の設置についてはさまざまなご意見、また、さまざまな課題がありますので、これも常日ごろから申し上げていますが、まずは、地域の活性化に大変ご貢献をいただいている経済界、特に官民一体となって進めていくべき大きなプロジェクトだと思っていますので、そうした皆様方の理解も深めていってほしいと思っています。

また、この協議会の中で11月をめどに設置可能性について協議を行われるとお聞きしていますので、協議会においてその可能性が妥当だということになった場合は、それについて市としてどういう役割があるか、また、費用負担や事業主体等について関係団体と協議をしていかなければいけないと思っています。まずは、今後の協議会の協議結果をしっかりと見据えていきたいと思っています。

質疑応答要旨:サッカースタジアムの整備について

(記者)スポーツの話ですが、J3の鹿児島ユナイテッドが今シーズンこのままいくと昇格に手が届きそうという中で、やはり今回もJ2ライセンスが制限つきになり、やはりスタジアム問題が今シーズンもここでちょっと浮き彫りになってきたかなというところがあるのですが、現状どういった話になっているのか、どういったことで今後動いていけたらいいなというのがあるのか、当然、県との連携もあるとは思いますが、そのあたりで鹿児島市としてどういったアプローチができるのか、ぜひ現状お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

(市長)サッカースタジアムの整備については、今、協議会の中で鋭意検討し、立地に係る専門的な見地で調査をしていただいているところです。調査結果については、これも11月末をめどにまとめていただけると報告を受けていますが、現時点ではまだ具体的な方向というのはありません。しかしながら、お話がありましたようにJ2ライセンスを付与するためにはいろいろ制限があるとお聞きしています。できるだけこの制限がクリアできるように私どももしっかりとした対策をしていかないといけないと思いますし、サッカー等スタジアムについては、鹿児島市を含めて、県や民間の皆様方と一緒になってオール鹿児島で取り組むべき大きな課題だと考えています。そうした団体の皆様方、また、自治体、県、市が一緒に協議をしながらJ2ライセンスの取得に向けた対策をしっかりととっていかなければいけないと思います。

質疑応答要旨:磯駅設置検討について

(記者)磯新駅の件で確認事項です。協議会の結果を、例えば設置可能であるという判断が出た場合は、その可能であるという判断を市長として持った上で鹿児島商工会議所あたりと今後協議していくという理解でよろしいでしょうか。

(市長)鹿児島市が主体的になってそうするのではなく、協議会の中でそうした方向性が出たら、鹿児島市も参加をしている協議会のそれぞれの団体、経済界、JR九州、そうしたところと協議をしていくということです。ですので、市が主体的に商工会議所と、ということではなくて、商工会議所の会頭も官民一体となってお互いに連携をしながら進むべき大きなプロジェクトだということをおっしゃっていますので、お互いのコンセンサスをしっかりと得ながら進めていく事業だと思っています。

質疑応答要旨:中央駅西口地区再開発について

(記者)中央駅西口の体育館の整備について、やはり渋滞があったり駐車場がないことなど批判というか疑問の声が高まっているようですが、市長は7月の定例会見のときに、4者連絡会の中で十分に議論を尽くしてほしいということを述べられていると思いますが、現時点であの場所に建設することへの是非をどう考えているか教えてください。

(市長)やはりこれまでも市としての立場は、4者連絡会の中で決められた5つの方針をしっかりと踏まえた対応をしていただきたいということを常に連絡会の中でも申し上げているところです。「陸の玄関口にふさわしい都市機能」、「にぎわいが感じられる魅力あふれる都市空間」、「未来のかごしまを見据えたまちづくり」、「周辺環境に配慮したまちづくり」、「公民協働によるまちづくり」ということで、特に課題になっています交通渋滞、また、周りの騒音関係や道路の状況などの関係、周辺環境というのが大変大きな課題になっていますし、浮き彫りになっています。この西口の体育館整備については、そうした課題をしっかりと解決をし、また、真摯に取り組んでいただいくことも踏まえながら検証していただければと思います。この鹿児島中央駅は陸の玄関口ですので、にぎわいの創出や交流人口の増加などについては、やはりこうした施設ができることは市としても喜ばしいことでありますが、つくる以上はそうした大きな課題等もありますので、しっかりとクリアし、そして皆さん方がここにつくってよかったと思えるような意識の醸成ができればと思っています。

(記者)7月の会見のときに、市としても意見を述べながらとおっしゃっていたと思いますが、どういうことを意見として述べているのか教えてください。

(市長)今言いましたように、まちづくりの4者連絡会でしっかりと決めた決定事項について、そのことはぜひ守っていただきたいということと、やはり課題があることについてしっかりと向き合って課題解決に向けて4者でぜひ議論をしてほしいということは担当の者がその中で言っていると思います。

質疑応答要旨:ふるさと納税の返礼品について

(記者)ふるさと納税について、総務省がふるさと納税の見直しを進めていて、通知に従わないところは制度から外すなどの見直しについていろんな首長さんが賛否言っておられまして、そもそも制度をなくしてしまえという首長さんもおられるかと思いますが、森市長は、ふるさと納税について、見直しあるいは存廃の是非についてどうお考えですか。

(市長)ふるさと納税は従来から言われていますが、財源確保の貴重な手段だということで、お礼品として、地元特産品、また地場産業でつくられたいろんなものをお送りし、それぞれの地域の活性化、振興にも大変大きな力をいただいていると思っています。しかし昨今、高額であったり、換金性の高いお礼品等がいろんな自治体で出されているということで問題視をされたところです。

鹿児島市は本来の趣旨に沿って運用し、鹿児島市の魅力とか特産品のすばらしさを発信し、これまでも国の方針等に従ってふるさと納税を進めてきたところです。そうした意味では、やはり本来の趣旨から外れるのではなく、ふるさと納税の原則に従って取り組むべきものだと思っています。このふるさと納税をいろいろ調査しますと、やはりこのことによって税収が減った自治体もあり、そうしたところから反対の意見も出されていますし、鹿児島市でも3割という形で私どもはそれに従って返礼品を出していますが、鹿児島市でもなかなかそれ以上のものを出すということになるとマイナス効果になってしまう、そういう可能性がなきにしもあらずですので、総務省が示すこの基準に沿ってしっかりと対応すべきだと思います。



(記者会見終了) 

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