建設工事等における電子契約

鹿児島市契約課では、建設工事並びに建設工事に付帯する測量、調査及び設計業務において、令和6年12月1日以降に入札を行う案件から電子契約サービス（クラウドサイン）の利用を開始します。

電子契約とは

• 電子契約とは、紙の契約書に押印する代わりに、インターネット（クラウド）上で、PDF形式の電子ファイルに電子署名を付与して契約を締結するもので、収入印紙の貼付や契約書面の持参が不要となります。（契約締結時に提出する契約書以外の書類は、契約課へ提出してください。）
• 電子契約サービスの利用は任意ですが、受注者の利用に伴う費用負担は生じませんので、業務効率化や経費の節減にもつながるため、ぜひサービスの利用をご検討ください。

電子契約のメリット

• コストの削減
  収入印紙、印刷代が不要
• 事務のスピードアップ
  製本、押印等の時間が不要
• 契約書のデータ管理による紛失リスクの軽減

建設工事の請負に関する契約書（一例）

記載された契約金額（注1）	不要となる印紙税代
500万円を超え1千万円以下	5千円
1千万円を超え5千万円以下	1万円
5千万円を超え1億円以下	3万円

（注1）課税事業者は税抜きの金額、免税事業者は税込みの金額で判断する。

電子契約サービスの利用方法

1. 受注者は、落札決定から概ね2日以内に、電子契約サービス利用申出書（エクセル：25KB）を電子メールにて契約課に提出。
   （電子契約サービス利用申出書は契約案件ごとに提出が必要です。）
2. 受注者は、契約を希望する日の前日までに、工事（業務）名、工事（履行）場所、工期（履行期間）、請負代金額、受注者の住所・名称・代表者の職・氏名を記載した契約書（頭書）を電子メールにて契約課へ提出。（履行保証の電子証書等がある場合は、同時に添付してください。詳しくは電子保証のページを参照してください。）

3. 受注者は、契約書以外の書類（工程表、工事費内訳書、履行保証関係書類等）を契約課窓口へ提出。（郵送でも可。）
   ※原本を必要としない書類は、メールでの提出も可。​

4. 発注者（契約課）は、提出された書類一式を審査し、クラウドサインに契約書をアップロードする。
5. 受注者あてにクラウドサインから電子メールが届きますので、電子契約書を確認し、承認する。
6. 契約締結（電子署名）後の電子契約書をダウンロードし、保管する。