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更新日:2015年3月20日
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日時:平成22年6月30日(水曜日)10時00分~10時38分
場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室
市長 みなさん、おはようございます。
皆さんも昨夜はサッカーを見られたと思います。私もちょっと寝不足ですが、テレビの前で声援を送りましたが、残念ながらPK戦で敗れるということになってしまいました。しかし本市出身の遠藤選手や実業高校で活躍した松井大輔選手が大活躍しました。鹿児島市民としてももちろんのこと、県民、そしてまた全国の多くの人たちが日本チームの大活躍に大きな勇気と感動を与えていただいたと思っています。ベスト16が今大会、アジアの代表としては最高で、立派な成績だと思っています。日本に帰ってきて、鹿児島にも来られると思いますが、胸を張って帰ってきてほしいと思います。
一昨日28日に、6月市議会が終了し、口蹄疫対策としての畜産農家の緊急支援などにかかる専決処分が承認されたほか、老人福祉施設等の整備に対する補助金や緊急雇用創出事業臨時特例基金事業にかかる経費などの補正予算案が可決されました。
今後、速やかに事業を実施し、地域活性化や雇用機会の創出に努め、市勢の一層の発展に取り組んでまいります。
それでは、本日の発表項目、6項目について発表します。
まず、寅年にふさわしい話題ですが、ホワイトタイガーの寄贈について、説明します。
本市出身で株式会社新日本科学代表取締役社長の永田良一氏から平川動物公園に、インドに生息するベンガルトラの白変種であるホワイトタイガー寄贈の申入れがありました。
現在、平川動物公園では、ベンガルトラのオスを1頭飼育していますが、世界で二百数十頭といわれるほど、生息数が少なく、国内でも22頭しか飼育されていないホワイトタイガーは、来年3月の新幹線全線開業を見据え、リニューアル整備を進めている平川動物公園の新たな人気動物として大きな話題になることと思います。
本市といたしましては、ありがたく受入れることとし、準備を進めます。
受入れ頭数は、オス、メス各1頭で、現在、中国の桂林市の施設で飼育されており、受入れ時期は、来年3月頃を予定しているところです。
なお、今回のホワイトタイガーの件につきましては、鹿児島経済同友会代表幹事の永田文治・鹿児島銀行会長と、同観光委員会委員長の渕本逸雄・南海食品株式会社代表取締役社長にもご尽力をいただいています。
次に、姉妹都市ナポリ市への盟約50周年親善訪問団の派遣について、説明します。
今年は、イタリアのナポリ市との姉妹都市盟約締結50周年と言う大きな節目の年です。ナポリ市とは、昭和35年に姉妹都市盟約を締結し、これまで半世紀の長きに渡って交流を続けています。
今回、ナポリ市からの記念式典への出席要請を受け、7月6日から16日まで、私を団長に計12人の親善訪問団でナポリ市などを訪問します。
ナポリ市では、ロサ・イエルボリーノ・ルッソ市長を表敬訪問するほか、鹿児島広場の命名式や、記念式典への出席などを通して、両市の交流がさらに深まるよう努めるとともに、ローマ市で開催される在イタリア日本大使館などが主催する日本を紹介するイベントにも参加します。
なお、7月9日に行われる記念式典には、青少年の翼事業でナポリ市に派遣する本市の高校生8人も参加し日本の童謡などを演奏披露するほか、同時期にナポリを団体ツアーで訪れる市民の皆さんにも参加していただき、一緒に50周年を祝う予定です。
次に、高齢者ふれあい・仲間づくり強化月間について説明します。
本市では、現在、ふれあい長寿社会の実現に向けて、市政の重点政策の一つに「“みんなの笑顔を安心サポート”安全・快適都市の創造」を掲げ、きめ細やかな健康福祉施策を推進しています。
今年度、7月を「高齢者ふれあい・仲間づくり強化月間」と定めました。
この期間中、民生委員の皆さんが中心となって、健康づくり推進員や、ともしびグループ・ふれあい会食グループ・老人クラブ代表者などの方々と協働して、日頃、閉じこもりがちなひとり暮らしの高齢者などを訪問し、声かけ活動を行うこととしています。
明日7月1日、強化月間のスタートにあたり、ご協力いただく各団体の代表者の皆さんが合同で開始式を行います。
今回の取り組みを通して、高齢者の皆さんが、地域で支えてもらえるという安心感を持って、生き生きと高齢期を過ごしていただくことを期待しています。
次に、篤姫銅像の建立について説明します。
「篤姫館」実行委員会において、検討を進めていた「篤姫銅像建立」について、その建立場所など概要が決まりました。
銅像は、文化勲章受章者の中村晋也先生にお願いし、幕末から明治にかけて激動の時代を、薩摩と敵対することになりながらも、徳川家を最後まで守り抜き、わが国の平和を一途に願いながら生き抜いた、落飾後の凛(りん)とした天璋院様のお姿を、現存する写真も参考にしながら制作することとなり、現在、制作に取り掛かっていただいています。
建立場所は、篤姫が実際に輿入れ前に、過ごした鶴丸城跡、現在の県歴史資料センター黎明館の前庭に決まりました。
銅像の建立時期は、年内を目標に建立できればと考えています。
次に、ぐるっとかごしまスタンプラリーについて、説明します。
市内各地域の魅力や主な施設などを周知し、施設利用と、さらなる地域間交流を進めるため、明日、7月1日から11月30日まで「ぐるっとかごしまスタンプラリー」を実施します。
このイベントは平成19年度から始めて4年目となりますが、過去3回は吉田・桜島・喜入・松元・郡山の旧5町地域内に限定していたラリーポイントを、今年度から全市域の25施設に広げました。
参加者は、各スタンプ設置施設(ラリーポイント)をめぐり、設置してある専用スタンプをスタンプ台紙に押印し、応募していただきますと、訪れた施設数に応じて、抽選で特産品などの賞品がプレゼントされます。
ぜひ、多くの皆さんにご参加いただき、地域の魅力を再発見していただきたいと思います。
最後に、クリーンシティ鹿児島2010の実施について説明します。
本市では、平成17年度から、毎年8月を「美しいまちづくり運動強調月間」と定め、第一日曜日を市民一斉清掃「クリーンシティかごしま」の日として、町内会やまち美化推進団体などに広く呼びかけて、市民総参加による自主的な美化・清掃活動を実施し、美しいまちづくりを推進しています。
今年の「クリーンシティ鹿児島2010」では、参加者8万人を目標に、一斉美化・清掃を行うこととしています。
また、7月26日には、鹿児島市衛生組織連合会と共同して、天文館など市内11箇所で、まち美化意識の「啓発うちわ」を配布し、清掃活動への積極的な参加を呼びかける街頭キャンペーンを実施することとしています。
私は、今年も8月1日の早朝に実施される「天文館クリーン大作戦」に参加し、一緒に清掃活動を行う予定です。
私からの発表は以上です。
記者 ホワイトタイガーですが、平川動物公園では昨年度からリニューアル工事が始まって、生態展示に力を入れていたと思いますが、今回ホワイトタイガーが来年の3月頃に入るに当たって、リニューアル計画の変更やホワイトタイガーをただ置くだけではなく、どう展示するのかという部分の計画を教えてください。
市長 今回、新日本科学の永田社長から今回ホワイトタイガーを寄贈していただくこととなりました。今、リニューアルを平川動物公園は昨年度から進めていますが、トラ舎、ライオン舎、そういう猛獣の関係の舎を移転させるということで、今計画していまして、従来のトラ舎とライオンを隣同士にしていましたが、今回ライオン舎を別な位置に移す変更をし、そして今現在いるベンガルトラと今回いただくホワイトタイガーを同じ場所に並列して展示していきたいと思っています。今、幸いにもトラ舎、ライオン舎の工事に取りかかったばかりで、まだ変更が十分可能ですので、その対応をしたいと思います。
ホワイトタイガーは日本には22頭飼育されています。九州内では大牟田市の動物園で1頭が飼育されていると聞いています。世界でも二百数十頭しかいない貴重な動物ですので、鹿児島の平川動物公園で飼育され、それを市民・県民、また観光客の方々にご披露することで、リニューアルした平川動物公園のさらなる魅力が高まると思っています。やはりホワイトタイガーも、コアラやカバの龍馬君など新しく生まれ変わる平川動物公園の1つの魅力の動物として、多くの皆様方に親しんでいただければと思います。
記者 鶴丸城跡に篤姫銅像をつくることで、観光面でどういう効果があるとお考えでしょうか。あと制作は篤姫館関係で残っていたお金で賄うのか、市からも援助があるのでしょうか。
市長 篤姫銅像は、今回鶴丸城跡、今の黎明館の前庭に設置することで、委員会の中で決定し、そして中村先生に今制作をお願いしています。やはり、鶴丸城跡にできるということで、この一帯に今私どもは歴史と文化の道をつくりながら、歴史を十分堪能していただく地域として、県・市いろいろと観光施設、歴史文化ゾーンとして整備を進めている一角にこの篤姫銅像が設置されることで、より一層歴史・文化ゾーンという魅力が深まってくると思っています。
また、篤姫銅像をつくるだけではなくて、これは県にも今申し入れをしていますが、黎明館そのものの修景にも力を入れていただいて、鹿児島にお越しになった皆様方に、市内を巡る中で篤姫銅像を含めた黎明館、そしてまた近くにある美術館や近代文学館メルヘン館などの施設を巡っていただき、また近くには私学校の跡もありますが、そういう歴史的なゾーンの一角にこの篤姫銅像が設置されたことで、大きな魅力が増してくると思っています。また、修景については、県にも今申し入れをしているところです。
この費用等については、一昨年から昨年にかけて設置している篤姫(館)の実行委員会、おかげさまで当初の予定よりも多くの皆様方にご来館いただいたその余剰金として、約1億1、000万円あります。その中の一部をこの篤姫銅像の建立の費用として支出するということで、これも実行委員会で決定しています。そういった意味で、市の一般会計からの負担はありません。
記者 鶴丸城跡に決まったということですが、実行委員会の中では9つの案が示されたと思いますが、ここに決まった経緯があれば教えてください。
市長 実行委員会の中で9つありました。最終的には黎明館と照国公園の2つが最終的に絞り込まれました。中村晋也先生にお願いすることで決定していましたので、中村先生を含めて、また実行委員会でご意見等をお聞きしながら、その2カ所のどちらにするかということを絞り込んだところです。
やはり篤姫様、天璋院様がお過ごしになった、島津家にゆかりのある地がいいだろうということ、やはり先ほどお話ししましたように、江戸に発つ前にお住まいになっていた一番身近な城から皆様方を見守るという形で設置したほうがいいだろうということで、最終的に実行委員会の中で決まったところです。中村晋也先生からも、そういったご発言もいただいたところです。
記者 篤姫銅像の件ですが、大竜小学校が候補の中にあったと思いますが、落ちた理由を教えていただけますでしょうか。
市長 事務局で候補地9カ所を選定し、それを実行委員会の皆様方にそれぞれ見ていただき、特に中村晋也先生にも9カ所全部見ていただいて、参考としてご意見をいただきました。
そこで話が出てきたのは、やはり銅像をつくる上には多くの人たちに来ていただきたい。そして、そのためには集客をする施設等が近くにあったほうがいいということ、そして、そういう修景を今後つくりやすい場所等を総合的に委員会の中で判断して、先ほど言いました2つに絞り込み、最終的にまた中村晋也先生のご意見やそれぞれのご意見を聞いて、黎明館の前庭ということで決まったところです。
特に大竜小学校がだめだということで限定した理由はなかったです。9カ所のうちに、いいところを2つ選び、最終的に1つに絞り込んだということです。
記者 姉妹都市のナポリ市との姉妹都市盟約50周年についてですが、ほかの姉妹都市と比べて、ナポリとの結びつきというのは何か違うところがありますか。
市長 昭和35年に姉妹都市盟約を結んで今年で50年、半世紀にわたる長いおつき合いをしていますが、やはり距離的にも遠いという他の3都市からするとギャップがあるのではないかと思っています。しかしながら、これまで脈々と民間団体の方々、私ども行政を含めて交流していました。
今回、こういう50年にわたる長い歴史を刻んだ交流は世界でも珍しく、ナポリを含めたイタリアの都市でもこういうことはないということで、今回改めてその交流のすばらしさに感銘を受けて、今、イタリア大使館が大きな力を注いでいただき、今後は行政だけではなく民間、文化、教育での交流を進めていければと言ってくださいますし、今回、団員の中にも学識経験者の方、それから経済界の代表の方、民間の弁護士の方がいます。
今までナポリ市と鹿児島市の交流をつないでいっていただいたジャンニさんという弁護士がこれまで仲を取り持っていただき、名誉総領事にもなっていただいていましたが、引き継いできたものを、今回逆にナポリ市側が本腰を入れて、50周年を向こうで開催したいということで、やはり大分意識も変わってきていると思っています。
そういった意味で、今回、鹿児島からも民間の方々がチャーター便を活用して、ナポリ市に行って、記念式典に参加くださることは大変ありがたいし、また、このことで、これからの両市の交流の機運がますます深まり、そしてまた裾野も広がっていくと思っていますので、これもまた1つの大きな節目にして、さらなる交流とお互いの親睦が図れるように、私どもの代表団として、また向こうの市長や議会、そしてまた各種団体にも要請したいと思っています。
記者 ホワイトタイガーは寄贈ですので、市の負担はゼロということでいいでしょうか。
市長 お話だけ今いただいていますので、正式に締結はまだしていませんが、やはりいただくということになると、今は向こうで飼育していますが、運搬する費用がかかると思います。それらの費用負担というのがひょっとしたら出てくるかもしれませんが、トラ自体のお金は要らないと思います。
記者 ぐるっとかごしまスタンプラリーはたくさん場所がありますが、例えば公共交通機関の利用を促進するような工夫はされていますか。
市長 やはり、できたら利用していただきたいと思いますし、各地域に点在している施設ですので、なかなか時間的な制約等もあって、無理なことは言えないと思いますが、できるだけこういうスタンプラリーを実施する上で公共交通機関、市電・市バスを含めた機関等も活用していただければ大変ありがたいと思いますし、そういったことを私どもの事務局からでも皆さん方にお願いしていければと思います。
記者 ここにあるホワイトタイガーの写真やナポリの日程、例えば篤姫の銅像は、制作者が多分模型をつくっていると思いますが、そういった写真があれば、担当課に提供をお願いします。
市長 わかりました。
記者 遠藤選手について、例えば水泳の宮下選手のように、市民が感動を受けたということで栄誉賞を与えるという考えはありますでしょうか。口蹄疫で一部、夏のイベントが中止になっていますが、また、口蹄疫の情勢のほうもありますが、それ以外にもイベントの中止を検討されているものがあるのでしょうか。
市長 遠藤選手に対する何らかの表彰ということですが、前に私ども、スポーツ栄誉賞というのを設けて、表彰しました。この規定の中ではオリンピックやパラリンオリンピックと要綱で規定してあります。しかし、今回の遠藤選手、それから松井選手については、市民・県民・国民に大きな感動を与え、特に遠藤選手は鹿児島市出身でもあり、そして鹿児島の高校を卒業して全国、また世界的な選手になったということで、私どもに大きな元気、勇気を与えてくれたと思っています。
そういった意味で、今あるスポーツ栄誉賞が妥当かどうか、また何らかの形で表彰することを考えていきたいと思います。
口蹄疫に関するイベント等の中止等については、農林水産省である程度集約をするような形で、新聞報道等によりますと、7月16日にすべて解除になるとの見通しを示したということを副大臣が言われていますが、まだ予断を許さない面があろうかと思います。
イベントについては、やはり多くの市民の方々が待ち望んでいますし、そしてまた、このことでその地域の活力・活性化にもつながると思っていますので、今回、7月中旬に開催されるヨットレース等については、まだこの解除になる前ですので、中止しましたが、できるだけその状況を見ながら、イベント等については実施していく方向で検討していきたいと思います。
特に8月は、それぞれの地域で夏祭りがあったり、かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会もあります。そういった意味で、口蹄疫の今後の状況を、逐一情報を入れながら、そして、やはりこのことについては非常事態宣言に匹敵する大きな問題ですので、それらの情報を十分踏まえて対応をしていかなければならないと思っています。
記者 今、参院選の争点の1つに消費税の増税が挙げられていますが、消費税増税について市長はどうお考えでしょうか。増税について何か論点や条件が必要だとお考えでしょうか。あと地方消費税の扱いについて、今後もし増税になる場合、どういうふうに対応していかれるのかお考えをお聞かせください。
市長 消費税については、今、参議院選挙の中の各政党のマニフェストにも謳われたり、それをまた否定するマニフェストも出ています。やはり今の国家財政を考えたときに、この税制の問題というのはやっぱり大きな争点になってくると思います。
今、鹿児島市もそうですが、どんどん社会保障経費が伸びています。特に、少子高齢化という現状を踏まえると、その財源の確保が大きな課題と思っています。また、単にそれを財源確保のために税を増やすことがいいかどうかということについては、これは国民の議論、また審査を持たなければならないと思いますが、1つの方向性として、財源確保を借金で賄うのがいいのか、現在の国民に負担させていくのがいいのかということは、やはり国や私ども地方自治体も真剣に考えていかなければならないと思っています。
そういった意味で、地方消費税についても、鹿児島市を含めて各基礎自治体については、地方・地域主権ということを今まで前政権は言われ、地方主権改革等も述べられていましたので、地方に対する熱い思いというのは、それぞれの政権についても、それぞれの政党についてもあろうかと思いますので、地方消費税については、やはり税を確保された場合には、しっかりと地方に振り向けていただきたいと思っています。
記者 先日タクシー協会、バス協会、あと商工会議所の会頭が鹿児島中央駅の渋滞緩和を含めて要望を出しましたが、九州新幹線全線開業に向けた鹿児島中央駅周辺の健全な発展についての何らかの対応は考えていますか。
市長 中央駅の東口・西口周辺の交通の対策は大変喫緊な課題であると思っています。これは市独自で考えるというわけではなく、県・市、そしてまたバス協会、タクシー協会、JR、その周辺の自治体の皆様方と一緒になって考えていかなければならない大きな課題です。
1つには、限られた区域の中でどう対応するかという、大変苦慮する問題だと思っています。商工会議所を含め、民間団体の皆様方もその辺、大変対応に危惧されている表れで、この前の申し入れをされたと思いますが、やはり行政だけでやるということはとても無理なことで、やはり民間の方々と地域の方々、そしてその周辺を取り巻く関係団体の方々と一緒になった取り組みが必要であると思います。交通政策の観点からは、私どもの交通対策を所管する課、県の交通政策課、先ほど言いました商工会議所関連のバス協会、トラック協会、タクシー協会の皆様方と常に情報交換していると思いますし、また、県に組織がある交通対策関係の協議会にも皆さん入っていますので、そういった面では情報の共有はできていると思いますが、どういった形で整備していくかというのは、やはり中央駅が九州新幹線全線開業に当たって、大変多くの皆様方がお越しになり、大分混雑をするということはもう目に見えています。それは早くお互いの意識・意思を固めて、検討して、方向性を見出していかなければならないと思います。
具体的にはどういう形で今進めていくかということはまだ決めていません。向こうは何か協議会をつくってほしいということですが、まず協議会をつくるまでにどういう内容で、どういう対策を立てればいいかということを早く、お互いに共通認識を持った中で情報を共有してからの対策ではないかと思います。協議会をつくってから、それから検討してというのは、多分時間がかかるのではないかと思います。
記者 2月以降の駅ビル等のリニューアルなどを通じて、東駐車場だけでも1日当たり600台、月1万台を超える車の増加が短期的に続くかどうかは議論がありますが、そういう意味ではかなり激変している中にあるとお考えでしょうか。
市長 特に私どもは全線開業に向けた多くの皆さん方の集客を願っていますので、そういった意味ではその対策は喫緊の課題、検討すべき問題だと思っています。
記者 遠藤選手と松井選手の表彰の担当課はどこになるでしょうか。
市長 市民スポーツ課です。
(記者会見終了)
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