ページの先頭です

このページの本文へ移動します

鹿児島市立美術館のロゴタイプ

鹿児島市立美術館 > 展覧会 > 小企画展「香りのうつわ」

小企画展「香りのうつわ」

会期:令和7年1月28日(火曜日)~3月23日(日曜日)

展覧会概要

香りのうつわチラシ香りの文化は、紀元前から5000年以上もの長い歴史を持つとされます。宗教儀式における神仏への供香、王侯貴族の間で楽しまれた薫香や香水など、各地域で様々な文化が育まれ、東西の交流を通じて花開きました。
日本では飛鳥時代に仏教の伝来と共に大陸から伝わってきた香りの文化から、鎌倉時代になると香りの中に美を求める香道へと発展し、「香りを聞く」という日本独自の香りの楽しみ方が生まれました。
本展では、香炉や香合、丁子風炉、香水瓶といった、香りを楽しむための器に注目します。繊細な透かし彫りや華やかな絵付けなど超絶技巧が極められた伝統工芸の薩摩焼を中心に、陶芸の宮之原謙、彫金の帖佐美行、薩摩切子の復刻に取り組んだ由水常雄ら、鹿児島ゆかりの近現代作家による作品も紹介します。それぞれに趣向が凝らされた多彩な表現と技法の妙をご覧ください。
また、工芸とあわせて、芳香をもつ花木や果物を描いた作品から、香水瓶がモチーフとして登場する作品まで、香りにちなむ絵画も展示します。香りは「目に見えない芸術」ともいわれます。香りにまつわる作品から、古来暮らしを彩ってきた豊かな文化の一端をお楽しみいただけますと幸いです。

 

出品予定作家

〔陶 芸〕 薩摩焼 東郷寿勝 有山雅夫(二代長太郎) 宮之原謙 坂下光石 
〔金 工〕 帖佐美行 〔ガラス〕 由水常雄 ほか
〔絵 画〕 和田英作 橋口五葉 安達真太郎 篠原愛 ほか

 

★展覧会チラシ(表)(PDF:633KB)(裏)(PDF:1,484KB)

 

(1) 坂下「唐草透紋香炉」 (2) 由水「香水瓶」 (3) 薩摩焼(竪野)《秋草文丁子風炉》

(4) 五葉「薔薇」(5)和田「花」小

 

(1)坂下光石《唐草透紋香炉》

(2)由水常雄《藍切子香水瓶(薩摩切子写)》

(3)薩摩焼(竪野)《秋草文丁子風炉》

(4)橋口五葉《薔薇》「百花譜」より 

(5)和田英作《花》

 

★出品リスト(準備中)

 

ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)

  • 日時:2月1日(土曜日)、15日(土曜日)、3月1日(土曜日)、16日(日曜日)各回14時から30分程度
  • 場所:展覧会場 ※申し込み不要ですが、ご参加には観覧料が必要です。

同時開催(観覧料共通)

冬の所蔵品展 ミニ特集:画家と似顔絵

  • 会期:令和6年12月3日(火曜日)~令和7年2月16日(日曜日)
  • 場所:2階(常設展示室)

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島市城山町4-36

電話番号:099-224-3400

ファクス:099-224-3409


最終更新日:2024年12月10日

  • 休館日カレンダー

  • 常設展観覧料など

    • 開館時間
      • 9:30~18:00
        (入館は17:30まで)
      休館日
      • 月曜日
        (祝日の場合はその翌平日)
      • 12月29日~1月1日
      常設展観覧料
      • 一般 300円
        (年間パスポート600円)
      • 高大生 200円
        (年間パスポート400円)
      • 小中生 150円
        (年間パスポート300円)
      • 観覧料の詳細はこちらから

      ※特別企画展はその都度定める料金
      ※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
      ※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料

  • 年間パスポート
  • 図録一覧・販売
  • 貸館のご案内
  • cafe
  • コレクション
  • 美術館友の会