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更新日:2020年12月23日

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令和2年7月31日(金曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

020731記者会見1

日時:令和2年7月31日(金曜日)10時00分~10時25分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

先ず、令和2年7月豪雨により、各地で発生した災害で、犠牲となられた方々のご冥福を、衷心よりお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆様方に謹んでお見舞い申し上げます。

現在、本県を含む九州においても懸命な復旧活動が行われています。

本市も、消防局職員の派遣に引き続き、昨日、球磨村にごみ収集車を派遣したところであり、今後、人吉市等からの災害ごみの受け入れを行うなど、出来得る限りの支援を行ってまいります。

これから、夏本番を迎えますが、新型コロナウイルス感染症について、まだ予断を許さない状況にある中、夏休みに入り、人の移動や活動がさらに活発化していくことが予想されます。

引き続き、国・県や医療機関、検査機関の皆さん方とさらに連携を図り、感染拡大の抑え込みに全力で取り組んでまいります。

市民の皆さんにおかれても、「新しい生活様式」で、マスクの着用や熱中症対策のこまめな水分補給などをぜひお願いしたいと思います。

とりわけ、ご高齢の方や子どもさん方にはご留意され、この夏を元気に過ごしていただきたいと思います。

それでは、本日は、7項目について発表します。

市長発表項目:令和元年度一般会計歳入歳出決算(速報値)

まず、令和元年度一般会計歳入歳出決算の速報値がまとまりましたので、ご説明いたします。

元年度の歳入決算額は、前年度比約147億円増の2,714億6,100万円となりました。

歳出決算額におきましても、前年度比約159億円増の2,652億1,200万円となり、歳入歳出差引額は、62億4,900万円の黒字となりました。

翌年度へ繰り越すべき財源、約19億円を差し引いた実質収支は、43億8,300万円の黒字で、引き続き、健全財政を維持しております。

また、税収額につきましては、前年度比約13億3,500万円増の887億6,200万円で昨年度に続き、過去最高となっております。

市長発表項目:火山防災トップシティの取り組み強化

次に、火山防災トップシティの取り組み強化について、ご説明します。

まず、火山防災強化市町村ネットワークの設立についてです。

これは、本市の呼び掛けにより、火山災害警戒地域に指定されている全国143市町村で7月14日に設立したもので、火山防災に関する情報共有等を図るとともに、国への要望活動等に連携して取り組むことを目的としています。

この29日には、東京事務所を通じて、関係省庁に要望書を提出したところでございます。

また、桜島周辺4市で構成する桜島火山活動対策協議会においても、同日に要望書を提出しました。

次に、本市で初めて実施する大量軽石火山灰対応計画に基づく住民避難訓練についてです。

大正噴火級の大規模噴火による大量の降灰等を想定し、関係機関が連携した図上訓練を8月4日に実施します。

これらの取り組みを通じて、火山災害対策の更なる充実を図ってまいります。

市長発表項目:ゼロカーボンで2050年をOKな未来へ~ゼロカーボンシティかごしまパートナーとの連携スタート~

次に、「ゼロカーボンシティかごしま」の取り組みについて、ご説明します。

先月の会見で発表した「ゼロカーボンシティかごしまパートナー」について、ご覧の17社・団体の皆さんにご登録いただきました。金融やエネルギー、小売店など、

様々な分野からご協力いただいています。

また、8月7日には、市電「ゼロカーボンシティかごしま号」の出発式を行います。パートナーの皆さんや、エコ活動に熱心に取り組まれている「そらのまち保育園」の園児の皆さんにも一緒に盛り上げていただきます。

今後もパートナーの皆さんとともに、市民や事業者の皆さんに向けた、ゼロカーボンの取り組みを発信してまいります。

市長発表項目:八重山自然遊歩道の開設

次に、八重山自然遊歩道の開設について、ご説明します。今回、郡山町にある八重山の登山道を

本市で9カ所目の自然遊歩道に指定することとしました。

全長は、約2.8キロメートルで、山頂からは、桜島や錦江湾をはるかに望む絶景が楽しめます。

開設セレモニーを、8月2日に行います。

セレモニー終了後には、早速、専門家と一緒に遊歩道を歩くイベントを開催します。本市の豊かな自然とふれあい、心身のリフレッシュの場として、市民の皆さんに親しんでいただきたいと思います。

市長発表項目:ICTで市電・市バスがもっと便利に

次に、市電・市バスで、明日8月1日から開始するICTを活用した3つの新たなサービスについて、ご説明します。

まず、「スマホ一日乗車券」についてです。

現行の紙製・スクラッチ方式に加え、スマートフォン等で購入した乗車券画面を提示することにより、キャッシュレスで一日乗車券として利用可能となります。

次は、「観光おもてなしラピカ」についてです。観光客や修学旅行生向けの「ICカードラピカ」を販売するもので、利用後に旅の記念となるよう、本市の名所や特産品などがデザインされています。

3つ目は、「交通局公式ツイッター」の開始についてです。

災害や事故などの緊急情報はもちろん、市電・市バスに、より親しんでいただけるようなイベント情報などをタイムリーに発信します。

これからも、市民や観光客の皆さんの利便性向上と利用促進を図ってまいります。

市長発表項目:第5回児童書出版助成作品の決定

次に、本市に根ざした文学振興の取り組みとして、児童文学の書き手の育成を図るため実施している児童書出版助成について、第5回の助成作品が決定しましたので、発表します。

今回の助成作品は、南 善文さんと益山 素々さんの共著による「まみちゃんの なみだの あじ」に決定しました。作品は、昭和40年代前半、幼い三きょうだいと面倒見のいい「ばっばん」のふれあいを実話に基づいて書かれた絵本です。

心がなごむこの作品を、子どもたちをはじめ、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

市長発表項目:令和元年観光統計

次に、令和元年観光統計について、ご説明します。

令和元年の本市の入込観光客数は、1,000万7千人、宿泊観光客数は392万人で、それぞれ前年に比べて、約18万人減少となったものの、いずれも、平成30年に次いで、2番目に多くなっております。

また、外国人宿泊観光客数は49万3千人で前年より約10万5千人増加となり、過去最高となりました。

これは、国内においては、全国的に宿泊・日帰り旅行ともに好調であった中で、本市で、明治維新150周年・大河ドラマ「西郷どん」の効果が薄れたことや、梅雨時期の大雨や台風の影響などがあった一方、国外においては、鹿児島-香港線の増便や、ラグビーワールドカップの開催などに伴い外国人観光客が増加したことによるものと考えております。

詳細につきましては、この会見後、担当課から説明を行います。

また、次のページをご覧ください。

新型コロナの影響が続く中、創意工夫で地元ならではの食や景観等を生かし、鹿児島を元気にしていこうという、民間の皆さんの新たな取り組み3件をご紹介しています。

本市観光の回復に向けて、これからも新たな魅力づくりを進めてまいります。

本日は以上でございます。

報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:火山防災トップシティの取り組み強化

(記者)火山防災トップシティの関連で質問です、先月、桜島の噴石が火口から3キロを超えて落下するという事案がありまして、それが発見されるまで数日かかったという事態があったと思うのですが、その点について改めて市長のご見解、ご意見をお聞きしてもよろしいでしょうか。

(市長)6月4日の爆発による噴石飛散について、これは気象庁からも私どものほうに連絡もありませんでした。そういった中で、やはり観測体制の強化が大変必要だろうということで気象庁へも要望しましたし、やはりこのような大爆発が起こり、地元住民の方々に大変な影響が出るという事態が想定される、そういう事象が起こる際の緊急体制、防災体制、避難体制というのをしっかりと整えていくことが必要であろうと思っております。

そういった意味でも気象庁並びに管轄をする国土交通省なり、京都大学とも連携をしながらしっかりとした体制を整えていきたいと思っております。そういった意味でも今回の桜島火山防災の要望の中にもそれらを含めて要望書を各関係省庁に送付いたしました。

(記者)国への要望ということですが、一方で、今回第一発見者の島民の方が最初噴石かどうかが分からなくて自治体に連絡するのが遅れたという経緯があるのですが、市独自として何か島民の方への情報提供の啓発やそのような取組などは何か考えられたでしょうか。

(市長)今回、第一発見者が島民の方だったということで、それはやはり住んでいる皆様方の危機意識が向上している、そういう対応だったと思っております。そういった中で、やはり市としてもそういう状況を迅速に的確に把握できるような体制を整えていくことが必要であるということを考えて、先ほど言いましたように気象庁等にも観測体制の充実を要請したところでございます。

質疑応答要旨:令和元年度一般会計歳入歳出決算(速報値)

(記者)元年度の一般会計歳入歳出決算で税収が昨年度に続いて過去最高ということだったのですが、この要因は何でしょうか。

(市長)前年度に比べて13億円税収が増加となりました。市税収入の増加の主な理由というのは固定資産税の家屋の新増築の増によるものが主でありまして、固定資産税が約半分以上占めているのではないかと思っております。

もう1つは、市税の収入率の向上のために県と連携した個人住民税等徴収対策をしっかりと行った結果でもあろうと思っておりまして、元年度の収納率も上がったということも要因ではないかと思います。

質疑応答要旨:鹿児島市優良工事表彰式について

(記者)本日、2020年度鹿児島市優良工事等表彰者の公表があったということで、土木・建築・設備部門から合計で10件の表彰が対象となったようです。例年であれば森市長もご出席されて表彰式あると思うのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で表彰式が実施されないということです。よろしければ表彰を受けた方々へ今後の励みとなるようなメッセージをお聞かせいただけないでしょうか。

(市長)今回、優良工事等表彰として10社の表彰を行うことといたしております。例年、一堂に会して表彰をさせていただき、そして、ねぎらいをさせていただいておりましたけれども、今回はコロナウイルス感染症の対策、対応のためにやむなく表彰式を中止せざるを得なくなりました。

これらの事業者の方々については鹿児島市の公共事業の施工について本当に優秀な成績で、また、良好な安全対策もしっかりと踏まえながら工事を遂行、実施していただきました。心から感謝いたしております。

今後とも鹿児島市が発注をいたしますいろいろな工事等についてしっかりとした対応を図っていただきながら、すばらしい成果を出していただけるようにご協力をいただければ大変ありがたいと思います。

質疑応答要旨:児童虐待の対応について

(記者)先日、1歳児と3歳児のネグレクト事案が発生したと思います。最悪の事態につながりかねない案件だったと思うのですが、一方では、外傷がなく、気づきにくい部分もあったかと思います。再発防止に向けて、何か市のほうで取り組まれることはありますか。

(市長)児童、幼児に対しての虐待は絶対に許すべき事案ではありませんし、やはり市としても健診等を実施しておりますので、健やかな子供の成長のためには、これまでも健診等をぜひ受診してくださいということで、周知、勧奨に努めてきましたけれども、今回の事案については、十分に受診していただけなかったということで、そのことについては残念に思いますし、やはり、市としても、そういう受診をされていない方には、催告というか、ぜひ受けてくださいという通知もしていかなければいけないと思っておりまして、あらゆる機会を捉えて、周知、勧奨に努めていかなければいけないと思います。

また、今回の事案を受けて、関係部署で協議をし、改善すべき点があれば改善をしていかなければならないと思っております。やはりそういう事案が発生するということは、行政と市民の皆様方、家族の皆様方との連絡調整というのが少し欠如していたのかなと思います。やはり受診をされるべき機会をぜひ捉えて、しっかりとした対応をとっていただければ大変ありがたいと思います。

(記者)市では児相の建設計画もあるかと思うのですが、そういったものに対する影響は今回の事案は特にはないですか。

(市長)次期計画の中に児童相談所の設置を計画しておりますけれども、そういった面も含めて、これらの事案を参考にして対策をしっかりとしていければと思います。

質疑応答要旨:イベントの開催について

(記者)先日、国の通知に基づいて、イベントの開催の指針が変更になったのですが、昨日は潮風フェスタの中止も決定しました。秋にあるおはら祭の関係については、何か方針などありましたら教えてください。

(市長)おはら祭は、鹿児島市、県にとっても、南九州最大のお祭りと位置づけて、多くの皆様方に楽しんでいただけるように、そしてまた、多くの皆様方に鹿児島にお越しいただいて、鹿児島の魅力をしっかりと体感していただく、そういう祭りとして毎年開催をしております。

できれば開催をしたいという思いもありますけれども、今の新型コロナウイルス感染症の状況によってどういう対応をすべきか、開催すべきか、またどういう規模にするかということを今後、理事会等で十分検討をしていかないといけないと思っております。

(記者)それは実施も含めて検討するということですか。

(市長)そうですね、実施をするか、中止するか。やはりこれは秋の大きなイベントですので、延期というのはなかなかできないと思います。実施をする場合についても、どういう形で実施をするか、それについて十分論議をしていただき、そしてまた検討をして、最終的な結論を出していただきたいと思います。

質疑応答要旨:児童虐待の対応について

(記者)先ほどのネグレクト事案に関連してですが、大阪府などは、乳幼児健診を受けていない児童家庭に対して、連携を取って、実際に家庭を訪れて現認するというようなガイドラインを定めたりしているのですが、鹿児島市としては、今回のケースを受けて何か具体的なことを考えていらっしゃるでしょうか。

(市長)今回の事案を受けまして、やはり今健診を受けていない、そういう事例が発生した場合には、何らかの形で情報、そしてまた連絡を取り合って対応をしなければならないと思います。そういった意味では、関係部署で協議をして、改善すべき点があればしっかりと改善をして対応を図っていかなければいけないと思います。大阪府など他の都市との例等も参考にしながら対応していければと思います。

(記者)今後は、庁舎内の部署間での連携であったり、あるいは児童相談所と今後、連携をしていきたいということですか。

(市長)そうですね、県のほうが児童相談所を設置しています。そういう関係機関とも協議をしていかなればいけないと思います。

質疑応答要旨:塩田知事就任について

(記者)先般、塩田知事が初当選されました。先輩、後輩という間柄でもありますけれども、県・市と一体となって今後の政策をどう進めていくか改めてお願いします。

(市長)今回、塩田知事が誕生されました。鹿児島市出身でありまして、これまでも経済産業省、内閣府に在籍されておられた間においても、鹿児島市を含めて、鹿児島県の発展のためにいろいろと情報を出していただいたり、いろいろとご指導していただいていた方です。また、鹿児島に寄せる大変熱い思いがあられる方だと思っています。

今、就任されたばかりで、今の県政の実情等について、これからレクチャーをされると思いますけれども、先般、私のほうを表敬された際にも、鹿児島市と鹿児島県の間にはこういう大きな課題があるということも説明はさせていただきました。そういった中で、お互いに連携・協力をし、課題等について真摯に、そしてまたしっかりとした対応、協議・連携を図っていただければ大変ありがたいと思いますし、やはり県都としての鹿児島市の発展は県全体の発展にもつながると思っています。県・市しっかりと連携して、今後の県勢発展に全力を傾けていければと思っています。そのためには、塩田知事のこれからの手腕に大いに期待をいたしております。

質疑応答要旨:市長選について

(記者)そうした中で、森市長ご自身も12月に任期満了を迎えますけれども、この時期、市長選への対応というのは現時点でいかがお考えでしょうか。

(市長)全く考えていません。今はコロナウイルス感染症と経済活動のしっかりとした対応を図っていくのが今、私の務めであると思っております。現時点ではそれに全力を傾けていきたいと思っております。

(記者)例年8月の会見でもご表明されていると思いますけれども、そのあたりのスケジュール感というのは現時点でいかがお考えでしょうか。

(市長)いや、全くそれは頭の中にありません。

質疑応答要旨:特別定額給付金について

(記者)10万円の定額給付金ですが、8月が期限かと思うのですが、給付状況はどのくらいなんでしょうか。

(市長)7月27日時点で29万4,000件の申請をいただいて、約97%の給付率です。

(記者)マイナンバーカードをめぐる混乱がちょっと一時期ありましたが。

(市長)少しありましたけれども、今はもう順調に皆様方に給付をしていると思います。

(記者)あとは、受け取りに来ない方、まだ来ていない方に通知をして、100%を目指すということですね。

(市長)はい。

質疑応答要旨:かごしま国体・かごしま大会の延期について

(記者)今日、塩田さんが国体関連で、2023年度の開催を軸に佐賀県の知事と面会をしているのですが、これからの話だと思うのですが、2023という数字が出てきたことに関して、今の思いがもしあれば教えてください。

(市長)国体は、鹿児島県にとって大きな経済効果がありますし、また、多くの皆様方がご来鹿されることで、鹿児島の観光振興にもつながる、経済の発展、振興にもつながる、まちの活性化にもつながるということで、以前から大変期待をしておりました。しかしながら、延期という形で大変残念な思いがいたしております。

私自身としては、1年後にオリンピックと同時に開催できればという思いでしたが、今回、塩田知事が2023年度に向けて佐賀県知事と協議をしたいということが報道等で出されました。これについては県が主体的になって開催時期を関係機関と協議をしながら進めていくべきだと思いますので、塩田知事のこれからの動向なり取組を注視していきたいと思います。

(記者)おとといの面会ではこの話は(ありましたか)。

(市長)その話はありませんでした。

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