緊急情報

現在、情報はありません。

閉じる

ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長の言葉 > 二期目当選の市長あいさつ

更新日:2024年11月25日

ここから本文です。

二期目当選の市長あいさつ

市長写真1市長写真2

皆さん、こんにちは。
私は、昨日の市長選挙において、多くの市民の皆さまからのご支持を得て、2期目の当選を果たすことができ、引き続き、鹿児島市政の舵取りを担うこととなりました。

このたびの選挙戦を通じ、市民の皆さまに1期目の実績と2期目の政策を広く訴えてまいりました。その中で、市政への貴重なご意見や激励の言葉などを直接拝聴し、期待の大きさとともに、伝統と栄光ある県都・鹿児島市の舵取りを担う市長という職責の重さを、改めて実感し、身の引き締まる思いがいたしております。

私は、市長就任以来これまで、「市民のための市政」を基本に、市民の皆さまの声に耳を傾け、対話を大切にしながら、1期目のマニフェストに掲げた100項目の取組をはじめ、あらゆる分野において、施策の充実や新たな施策の積極的な展開を図ってまいりました。
特に、就任当初は、新型コロナウイルス感染症拡大の波が続く中、新型コロナから「市民のいのち、くらし、しごとを守る」ことを最優先に、感染拡大防止と市民生活や地域経済を支える多岐にわたる取組をスピード感をもって実施してまいりました。
また、待機児童ゼロをはじめとする子育て支援施策の充実や、観光消費額の拡大など地域の稼ぐ力の向上、「書かない窓口」などICTの活用による市民サービスの向上と業務の効率化等、各種施策を積極的に推進するとともに、「燃ゆる感動 かごしま国体・かごしま大会」の開催やサマーナイト大花火大会の再開、国内外から多くの皆さまにご参加いただいたおはら祭など、人もまちも躍動する鹿児島市の実現に向け、着実に取組を進めてまいりました。

このような市民の皆さま、そして職員の皆さんと取り組んできた確かな実績の積み重ねが、市民の皆さまからの信任をいただく結果につながったものと考えております。これもひとえに、市民と向き合い、市政の課題に真摯に取り組んでこられた職員の皆さんに支えていただいた結果であり、改めて心から感謝を申し上げます。

この度の選挙戦に際し、「進め!!鹿児島市。時代に、未来に、選ばれるまちへ!」をスローガンに、市内全域をくまなく回る中で、各地域の皆さま方からさまざまな声を広くお聴かせいただきました。
子育て支援の充実への期待、公共交通の維持・確保などへの期待、そして若者が夢を持って挑戦できるまちづくりへの期待など、市政全般への関心の高さや、まちをより良くしたいという想い、期待感を肌で感じることができる瞬間でありました。
こうした市民の皆さまの力を励みに、歩みを止めることなく鹿児島市を前に進めていこうという想いを強くしたところでございます。

さて、我が国では、世界に類を見ない急速なペースで人口減少・少子化が進行しており、また生成AIをはじめとする急激なデジタル化の進展や、地球規模で深刻化する環境問題、不安定な海外情勢による物価高騰など、大きな時代の転換期の中にあります。
本市においても、2013年をピークに減少へと転じた人口は、今後さらに減少していくことが見込まれており、とりわけ、若い世代の人口減少は深刻で、労働力人口や消費市場の縮小など、地域社会への深刻な影響が懸念されています。

こうした時代の潮流を的確にとらえ、これまでの4年間の成果をより実り多きものとしていく中で、すべての方々が"住みたい""訪れたい"と感じる一番に「選ばれるまち」を目指し、5つの柱、111項目のマニフェストを掲げました。

1つ目の柱は、「若い世代、子育て世代に選ばれるまち」です。
若者の地元で働きたいという希望が叶うよう「地域の稼ぐ力」を強化するとともに、1期目に達成した待機児童ゼロの継続や子ども医療費無償化の拡大をはじめ、各面から妊娠、出産、子育ての支援に取り組むほか、こどもまんなか社会の実現に向けた子ども政策の推進に全力を傾注してまいります。
また、若い世代に選ばれる魅力的なまちづくりのため、スポーツを中心としたエンターテインメントの促進や、若者、女性が活躍できる環境の整備を進めます。

2つ目は、「高齢者など多くの世代から選ばれるまち」です。
人生100年時代を見据えた高齢者が主役のまちや、すべての人が幸せや豊かさを実感できるウェルビーイングなまちづくりを進めるとともに、火山防災研究所の設置をはじめ、大規模災害に備えた強靭なまちづくりを着実に進め、選ばれる安心安全なまちを目指します。
また、引き続き、ICTを積極的に取り入れ、市民にわかりやすい便利な市役所づくりを進めます。

3つ目は、「ワクワクする世界中から選ばれるまち」です。
「選ばれるまち」には、「訪れる人の感動と暮らす人の幸せをつくる」視点が重要です。
そのため、中心市街地の活性化や回遊性の向上を図る「歩いて楽しめるまちづくり」、街なかの賑わい創出を図るとともに、本市の宝、オンリーワンの観光資源を生かし、国内外から選ばれるまちの魅力を高めるほか、ワクワクする体験メニューの創出や国内外に向けた鹿児島の魅力発信などに取り組んでまいります。

4つ目は、「選ばれる持続可能なまち」です。
豊かな自然や都市環境を次世代に引き継いでいくため、「ゼロカーボンシティかごしま」の実現に向け、環境にやさしいまちづくりに取り組むとともに、安心安全で暮らしやすい住環境の構築や交通渋滞対策、市民の足を守る持続可能な交通ネットワークの形成などに、取り組んでまいります。

最後に、市民や事業者の暮らしを守るため、引き続き、物価高騰対策を市政の最重要課題として取り組んでまいります。

このマニフェストは、私がこの2期目において、是非とも成し遂げたい政策であり、この4年間で実行していくことを市民の皆さまにお約束したものです。
このマニフェスト実現のためには、市民の皆さまとの協働・共創の視点はもちろんのこと、民間力の積極的な活用や本市に想いを寄せるすべての方々との連携など、多様なつながりを力に変え、市政を前に進めていくことが重要であると考えております。
私が基本とする「市民のための市政」、この想いを皆さんお一人おひとりと同じくし、市民の皆さまの声にしっかりと耳を傾けるとともに、理解と信頼を得ながら、時代に、未来に、選ばれる鹿児島市へ向け、ともに力強く市政を進めてまいりましょう。

そして、常々申し上げておりますが、市長である私の最も大きな役目は、職員の皆さんの挑戦を後押しすることだと考えています。その結果の責任は一身に負うつもりですので、職員の皆さんにおかれては、失敗を恐れることなく積極果敢にチャレンジをお願いしたいと思います。
特に若手職員の挑戦を全力で応援したいと考えておりますので、ここにいる皆さんにも、そのような職場環境づくりに全力を尽くしていただきたいと思います。

重ねて、現在編成中の7年度予算などの検討にあたっては、大変厳しい財政状況の中、業務の見直しを進めつつ、今回のマニフェストを踏まえ、必要な対応を図っていただくようよろしくお願い申し上げます。

以上、当選にあたって、皆さん方へのお願いを申し上げさせていただきました。

今、私たちは、急激な高齢化、人口減少時代を迎え、社会・経済が絶えず大きく変化する中、その変化に対応し、そして未来の子どもたちに豊かなふるさと・鹿児島市を引き継ぐことが重要です。
私は、この重要な時代の鹿児島市政のリーダーとして、その使命と責任を果たすべく、市勢の限りない発展と市民福祉のさらなる向上を力強く推進するとともに、子育て世代や若者をはじめ、すべての方々が住みたい、訪れたいと感じる「選ばれるまち」を目指し、持てる力と情熱のすべてを傾注してまいります。

人口減少を乗り越え、次の世代に豊かなふるさと・鹿児島市を引き継ぐために、最も重要な4年間が始まります。現在、そして将来の課題に逃げることなく、正面から堂々と向き合い、乗り越えていきたいと考えています。
職員の皆さんにも、私と一緒に、是非とも次の世代のために、課題に正面から向き合い、そして全力で乗り越えていただきたいと思っています。

まもなく師走を迎え、何かと慌ただしくなる中、どうか、皆さん方には、健康に十分留意していただき、そして、人もまちも躍動する鹿児島市の実現に向けて、私と一緒になって邁進していただくことをお願い申し上げまして、あいさつといたします。

よくある質問

お問い合わせ

企画財政局企画部政策企画課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1106

ファクス:099-216-1108

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?