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更新日:2017年7月22日
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私が見つけた魅力ある“かごしま市”をテーマに、平成23年5月9日~同年7月15日に募集した鹿児島市景観写真コンテストには107点の応募がありました。
鹿児島市景観審議会で審査し、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選15点を決定しました。
最優秀賞「海想」大社 正照さん
(撮影:桜島横山町)
鹿児島の気候、風土、地形、地質などの特徴と、その中に形成された市街地が一枚の写真に込められた良い作品である。桜島の溶岩と錦江湾越しの市街地との間合いが、景観に広がりを与え、岩場の釣り人の存在が、ゆったりとした鹿児島の生活スタイルを、感じさせることに成功している。
余暇を楽しむ釣り人の非日常的な視点から、日常を営む都市の景観を眺めていることが面白い。
優秀賞「霧の城山」堀之内 誠さん
(撮影:城山町)
身近な遊歩道の景観であるが、歴史の記憶と共に城山のもう一つの魅力である自然の風景で、鹿児島市の温度感や湿度感まで伝わってくる良い作品である。市街地に接してこの様な自然豊かな場所があることを、意外と知らない市民も多いが、再認識してもらいたい風景である。
優秀賞「雪の桜島」米田 尚史さん
(撮影:本港新町)
桜島が男らしく、力強く表現されており、また、フェリーが人の営みを醸し出している。県外の人にも鹿児島をアピールするすばらしい作品である。
鹿児島は南国というイメージが強いが、雪をまとって凛とした普段見られない桜島の美しい姿を伝えてくれる作品である。
入選「雨あがりの探勝園」野元 健作さん
(撮影:照国町)
森林があり、すがすがしく、風情を切り取った良い作品である。
入選「石橋記念公園から桜島を望む」兒島 邦彦さん
(撮影:浜町)
石橋の下から見上げた桜島は構図が大胆で、ちょっと柔らかい感じが出ている。空の青さが程よく非常にほのぼのとした作品である。
入選「河川敷遊歩道」萩之内 明弘さん
(撮影:鷹師一丁目)
川に写った色がカラフルで、新しい都市景観を創る試みをきちんと描写している作品である。
入選「(南国)鹿児島の冬景色(1)」村田 義徳さん
(撮影:吉野町)
仙厳園から桜島を見るという一見ありふれた風景でありながら、鹿児島市では年に数日しか見られない新鮮で魅力的な雪景色を見事に表現したすばらしい作品である。
入選「滝の下」福元 里美さん
(撮影:中山町)
滝の景観は、シラス台地からなる鹿児島市には意外と多い。うっそうとした森とリズミカルに流れ落ちる滝はすがすがしく心休まる風景であるが、その風景をみごとに切り取った良い作品である。
入選「錦江湾並走」徳重 和男さん
(撮影:吉野町)
鹿児島の地形の成り立ちが分かるすばらしい作品である。
入選「南埠頭今昔」徳重 和男さん
(撮影:本港新町)
赤銅色の古い灯台の遺構が南国らしい強い光線の下で、モダンなアクセントとなって景観を引き立てている。役割を終えた古い物が、新しい価値を持つことを問いかけるすぐれた景観写真である。
入選「河口に佇む」木元 邦義さん
(撮影:天保山町)
桜島の噴煙が右にずれ川面に鏡のように映り、自然のもたらす意外性、ユーモアに、思わず感心してしまうおもしろい作品である。
入選「ランニング桜島」住 髙秀さん
(撮影:桜島横山町)
錦江湾を境に、桜島と鹿児島市街が分かれ、平日、週末の生活のコントラストが非常にうまく表現出来ており、すばらしい大自然の中走っていることをアピール出来る作品である。
入選「段々畑の眺望」北薗 順子さん
(撮影:喜入中名町)
古きよき時代を想起させる鹿児島の山村風景を切り取った作品で、後世まで守り、伝えたい鹿児島の原風景の一つである。
入選「イルカに会える長水路」北薗 順子さん
(撮影:本港新町)
市街地のすぐ近くでイルカを見ることが出来ることを県外の人にアピールしたい場所であり、鹿児島の一風景となる作品である。
入選「紅葉舞う」中原 忠彦さん
(撮影:慈眼寺町)
鹿児島には四季がないとよく言われるが、短い秋の風景を捉えた作品である。
入選「港の見える丘」中原 忠彦さん
(撮影:魚見町)
外国からの客船の訪れと桜の開花による春の訪れを重ね合わせることで、海洋都市でもある鹿児島の開かれた暖かい雰囲気が出ている秀作である。
入選「谷山駅 発車」竹下 千恵子さん
(撮影:谷山中央一丁目)
新幹線とは対照的に、レトロな雰囲気のローカル線が、人と人、くらしとくらしをつなぎ、地域の人々の生活の営みまで想起させる作品に仕上がっている。
入選「東郷元帥の夢」上薗 良二さん
(撮影:清水町)
景観の中に歴史という時間軸を表現した作品で、近代日本の黎明期に鹿児島から世界と日本の将来を見つめた人々の思いが伝わってくる。
(注)優秀賞、入選の掲載は応募順
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