スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン(1931年生まれ)。
北欧の豊かな自然の中で創作された、ネコやライオンなどの動物や子どもをモチーフにした素朴で温かみのある作品は、世界中のファンを魅了し、91歳を迎えた現在も自分のペースで楽しみながら、一点物の作品(ユニークピース)を制作し続けています。
本展では、リサ・ラーソンの代名詞といわれる、かわいらしい動物や静謐な人物像の陶芸に加え、日本では紹介される機会のなかった珍しい一点物の作品や、ガラスやブロンズなどの異素材作品、そして生涯において影響を与えあったモダニズムの画家で夫のグンナル・ラーソンの作品との同時展示を通して、その知られざる創造の世界をご紹介します。
リサ・ラーソン(写真:(c) Johanna Larson)
1931年スウェーデン・スモーランド地方出身。
北欧デザインの巨匠スティグ・リンドベリに見いだされ、スウェーデン最大の陶芸制作会社グスタフスベリ社で活躍。
1980年に独立。2022年にはスウェーデン政府より、スウェーデンの芸術文化に貢献されたことが評価されイリス・クオルム金賞を受賞。
会期
2023年3月24日(金曜日)~5月7日(日曜日)9時30分~18時(入館は17時30分まで)
月曜日は休館、ただし5月1日は開館します。
グッズコーナーだけの入場はお断りさせていただきます。ご了承ください。
会場
鹿児島市立美術館 一般展示室(1)・(2)
観覧料
一般(中学生以上)1,200円(前売り1,000円)
小学生以下は無料
前売り券販売所<販売は、2023年3月23日(木曜日)まで>
ファミリーマート、ローソンチケット(Lコード:81896)、ぴあ(Pコード:686-328)、イープラス、
山形屋プレイガイド、マルヤガーデンズ、集景堂、高木画壮、生協コープかごしま、よかセンター、鹿児島市立美術館、KTS
主催等
主催:鹿児島市立美術館、KTS鹿児島テレビ
特別協力:リサ・ラーソン・デザインAB、リアン・デザイン・ミュージアム
後援:スウェーデン大使館、南日本新聞社、We Love 天文館協議会
協力:フィンエアー、フィンエアーカーゴ
企画:アートインプレッション、松屋
企画協力:トンカチ
協賛:株式会社 竹添不動産
ワークショップ「ポップアップカードに色を塗ろう」
リサ・ラーソンのイラストに色塗りをして素敵なポップアップカードを作ってみませんか。
日時:3月26日(日曜日)、4月16日(日曜日)、4月23日(日曜日)14時~
参加費:1人500円
定員:各回30人
講師:花山潤治(鹿児島市立美術 学芸アドバイザー)、横手順子(貼り絵、はんこ作家)
会場:鹿児島市立美術館 市民アトリエ(1)
作品解説会
リサ・ラーソンについて知りたい方は必聴です!どなたでも参加できます。
日時:4月9日(日曜日)、29日(土曜日・祝日)、5月3日(水曜日・祝日)14時~
定員:各回30人
講師:花山潤治(鹿児島市立美術 学芸アドバイザー)
会場:鹿児島市立美術館、市民アトリエ(1)
KTSイベントダイヤル 099-285-8966(平日10時~17時)
イベントへのお申し込みは、2月20日10時以降、KTSに電話またはホームページから。
定員(各回30人)に達し次第、締め切らせていただきます。
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1.《ライオン(マキシ)/アフリカシリーズ》本モデルは1968年から製造。本作品は1968-1980年頃に製造。
2.《シロクマ/大きな動物園シリーズ》製造1958-1970年
3.《立っているネコ/小さな動物園シリーズ》製造1956-1978年
4.《ハリネズミ/危機に瀕した動物たちシリーズ》製造1979年
5.《イブ/アダムとイブシリーズ》製造1972-1980年
6.《ドーラ/ABC少女シリーズ》製造1958-1973年
7.《ティーンエイジャー》製造1978年
8.《紳士の蓋付容器(ユニークピース)》1982年
9.《社会討論(大)》製造1969年-1971年
10.《枝付燭台(ユニークピース)》1966年
11.《ボードゲーム「ターン・ザ・ウィンド」(ユニークピース)》1960年代
12.《鉢(ユニークピース)》1958年
13.《鉢(ユニークピース)》1970年頃
作品:(c) Lisa Larson/Alvaro Campo