※郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、ミニ特集として「サロンとフランスの画家たち」を紹介します。
展覧会概要
サロンとは、一般にはフランスの高級邸宅の客間を意味しますが、美術の世界では公式の展覧会のことを示す言葉です。
今回のミニ特集では、8月31日まで開催中の「シダネルとマルタン展」にちなみ、彼らが関わったル・サロンやサロン・ナショナルの他、様々な展覧会組織を当館の所蔵作家との関わりを通じてご紹介します。
コランが伝統のサロンから引き続いて出品したル・サロン、ルドンやシニャックらが創設した審査のない自由なアンデパンダンのサロン、さらにフォーヴィスムやキュビスムなど前衛運動の温床となったサロン・ドートンヌなど、画家たちにとっては戦場であったサロンの存在を再認識していただけますと幸いです。
主な展示作品
オディロン・ルドン《…日を着たる女ありて》聖ヨハネ黙示録
ラファエル・コラン《オデオン座天井画下絵》
ポール・セザンヌ《北フランスの風景》
黒田清輝《大磯鴫立庵》
小林養建《騎龍人物図》
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最終更新日:2022年8月12日
休館日カレンダー
常設展観覧料など
※特別企画展はその都度定める料金
※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料