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更新日:2025年5月1日
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記者会見の動画は、鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。
日時:令和7年4月28日(月曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
本日は、令和7年度初めての定例記者会見となります。今年度も、本市の取り組みにつきまして、各面から報道へのご協力を賜りますよう、お願いいたします。
さて、今月13日に、国内では20年ぶりとなる「大阪・関西万博」が開幕し、国内外からの多くの来場者でにぎわいを見せています。
本市では、この絶好の機会を、九州を含む西日本エリアへの広域的な誘客につなげるため、大阪以西の主要な観光都市等で構成する「西のゴールデンルートアライアンス」に参画し、これまでインバウンド誘客の取組を進めてきたところです。
今後、万博会場で予定しているアライアンスとしての共同出展や、この後発表いたします、東京渋谷で来月開催するイベントなどを通して、本市のオンリーワンの魅力を国内外に向けて力強く発信し、世界の人にも“選ばれるまち”を目指してまいります。
それでは、本日は5項目について発表いたします。
はじめに、「令和7年度保育所等利用待機児童数の公表」について、ご説明いたします。
令和7年4月1日現在の保育所等の利用待機児童数は、ゼロとなりました
待機児童対策として実施してきた取組みが総合的に効果を発揮し、6年4月に引き続き、待機児童数ゼロを達成することができました。
2年連続の待機児童数ゼロ達成にあたっては、各施設の運営事業者や現場でご尽力いただいている保育士、保育教諭の皆様をはじめとする関係者の方々に心から感謝申し上げます。
今後におきましても、待機児童数ゼロを継続していく必要があると考えておりますが、保育所等の申し込み率は増加したところであり、『こども誰でも通園制度』の開始も予定していることから、保育需要は引き続き、高い状態が続くものと予測されます。
一人でも多くの方々が希望する保育所等を利用できるよう、引き続き、受け皿と保育士の確保やマッチングの強化に取り組み、子どもたちの健やかな育ちを支え、安心して子育てができる環境の整備に全力で取り組んでまいります。
次に、「梅雨・台風などへの防災の備え」について、ご説明いたします。
まず、本年度最初となる「災害対策本部設置訓練」を5月8日に、災害対策本部室で実施します。
大雨による土砂災害や河川氾濫を想定し、初動体制から災害対策本部設置までの一連の流れを確認します。また、6月から新たに運用を開始する「早期開設避難所」や「指定福祉避難所」の開設手順も確認します。
合わせて、防災点検では、土石流対策が行われている桜島の持木川(もちきがわ)流域砂防施設の点検に加え、火山災害に備えた現地確認も行います。
また、地区別防災研修会を市内12会場で実施し、防災専門家による地域の実情を踏まえた講話などを通して、市民の皆さんの防災意識の向上を図ります。
本格的な大雨・台風シーズンを前に、ぜひ、市民の皆さまにおかれましても、市LINE公式アカウントなどを活用して必要に応じた避難経路の確認をお願いします。
また、食料や飲料水などの備蓄として、ご家庭では、買い置きから消費した分を買い足す「ローリングストック」などによる3日から7日分以上の備蓄を、事業者の皆さまにおかれましても、従業員用の3日分以上の備蓄を確保し、いつどこで起こるか分からない災害への備えを進めていただくようお願いいたします。
次に、「住民の皆さんとともに個性豊かな地域づくり」についてご説明いたします。
本年度も引き続き、「地域と共に創るまちづくりプラン」に基づき、各地域での特色ある取り組みを進めております。
まず、喜入地域では、JR喜入駅の駅舎を活用したコミュニティスペースとして、「ゆなべーす喜入」の一部営業を開始しました。飲食物の提供や、同地域に練習施設のある「鹿児島ユナイテッドFC」のグッズ販売などを行っております。
昨日には、企業版ふるさと納税を活用して各企業から多大なご支援をいただいてきた、同チームのクラブハウスが完成しました。今後、これらの施設を拠点として、スポーツの力で交流の輪が広がることを期待しております。
また、同地域では、5月24日に、旧麓(もとふもと)ふれあい広場などで「陽だまりスイートコーンマルシェ」を開催し、同地域の特産品であるスイートコーンなどの販売や、キッチンカーの出店などを行います。
次に、郡山地域では、電動アシスト付きレンタサイクルの拠点を八重山公園にも追加設置し、八重の棚田や甲突池などの高地エリアのスポットを手軽に周遊できるようになりました。
その他の地域においても、今後、それぞれの魅力や特性などを生かした個性豊かな地域づくりを、地域のみなさんと一緒になって進めてまいります。
ご覧の写真のように各地域は、この時期も、多彩な魅力にあふれています。大型連休にはぜひ、多くの方に、この5地域を訪れていただきたいと思います。
次に、首都圏でのシティプロモーションの取組についてご説明いたします。
まず、第28回目となる「渋谷・鹿児島おはら祭」を、5月18日に渋谷道玄坂通りなどで開催します。今年も、首都圏にお住まいの本県出身の方など約2,200人の踊り手が、「おはら節」や「渋谷音頭」、現代風にアレンジされた「渋谷発ハンヤ節」などを練り踊ります。
また、祭りの盛り上がりに合わせて「鹿児島焼酎&ミュージックフェスin渋谷」を5月17日・18日に開催し、鹿児島と渋谷ゆかりのアーティストによるライブパフォーマンスなどを楽しみながら、鹿児島の焼酎や食などの魅力をご堪能いただけます。
本市に想いを寄せる多くの方々とつながりを深めながら、渋谷で本市の魅力を発信し、鹿児島ファンの拡大を図ってまいります。
最後に、ゴールデンウイークに本市が開催する主なイベントについてご説明いたします。
本市では、大型連休期間中に、親子連れで楽しんでいただける様々なイベントを、各施設で実施しています。
平川動物公園やグリーンファームなどで、「こどもまつり」を開催するほか、こどもの日である5月5日には、多くの施設を無料や割引料金でご利用いただけます。
ぜひ、この機会にお出かけいただきたいと思います。
本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。
(記者)待機児童の件ですが、2年連続のゼロ実現ということで、昨年度、初めて達成されたときに、今後も継続できるよう、いろいろな取組を進めていくというお話があったと思います。昨年度で新たに進められた、特に重点を入れて進められた待機児童対策を、幾つか教えてください。
(市長)待機児童ゼロを継続していくためには保育の受皿確保、さらには、保育士の方々に鹿児島市の保育所等を選んでいただける、このことが大事です。したがって、引き続き、市独自の処遇改善を行ってきたほか、本年度特に力を入れてきたのが、免許は持っているが現在保育士としての現場を離れている方々が現場に復帰していただけるような取組であったり、資格取得のときに奨学金を借りている方への奨学金返済補助を拡充したり、さらには業務効率化への取組を行ったり、各面から取り組んできた結果だろうと思っております。
(記者)それらの取組の中で特に利用された事業であるとか、逆に思った以上に利用が少なかった、課題が見つかった事業とかありますか。
(市長)数字の詳細は後ほど担当課に確認をしていただきたいのですが、今ご紹介しました市独自の保育士等の処遇改善や、奨学金の返済補助などは非常に高くご利用いただいているものと考えております。
(記者)利用保留児童も何人か残っているようですが、現状への受け止めと、利用保留児童をなくしていく対策や、思いを聞かせてください。
(市長)この利用待機児童数並びに保留児童数等、いろいろな統計がありますが、これは国の調査要領に基づき集計を行ったものです。その中で、保留児童の中にも特定の園の利用希望の方もいらっしゃるので、なかなかそこは非常に難しいところがあるわけですが、一方で、保育の受皿確保、そして保育士の確保を進めてきた結果、待機児童数ゼロの維持はもちろん、保留児童数の減少にもつながってきたところです。今後とも、待機児童数ゼロの継続はもちろん、利用保留児童数を少しでも減らせるよう、引き続き取組を進めていきたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)企業版ふるさと納税の活用で数億円、5億円近くのお金は市を経由して支援する形になっていると思いますが、市がこのクラブハウス完成に支援した額と、今後、施設整備についての企業版ふるさと納税の在り方、今後の鹿児島ユナイテッドFCの支援について方針がありましたら教えてください。
(市長)このトレーニング施設整備に当たり、令和6年度までの企業版ふるさと納税を活用した支援額は約5億1,300万円となっています。クラブハウスを含めたトレーニング施設整備については、費用の償還がまだ残っていると伺っておりますので、引き続きこのスキームに沿って支援を行っていきたいと考えております。その先については、そもそもこの企業版ふるさと納税の制度自体が時限措置であることや、償還の行方などを踏まえての判断になると思います。
(記者)現状ではこのままの制度を続けていくということですか。
(市長)現状、償還中ですので。
(記者)ありがとうございます。
(記者)令和4年度に136人という全国ワーストの数字になってから、市長自身も減らしていく、ゼロにしていくというお考えの下、進めてこられたと思います。ワースト1位から対策を取られて、2年連続ゼロになった点について、改めて受け止めをお聞かせいただけますか。
(市長)待機児童ゼロということで、働きたいというお父さん、お母さん方、こういった方々の願いをかなえ、子育てしやすい若い世代、子育て世代に選ばれるまちとして重要なスタートラインを継続することができたことを非常にうれしく思いますし、何より保育事業者の皆様、さらには、特に現場で頑張っていただいている保育士、保育教諭の皆様方に、心より感謝を申し上げたいと思います。一方で、国の保育士等の配置基準の見直しがあったり、誰でも通園制度の開始であったり、さらには、待機児童ゼロを実現したことで、保育利用を希望される方の割合も増えていますので、引き続きしっかりとこの対策に取り組んでいきたいと考えております。
(記者)先ほどもありましたように、昨年度、待機児童はゼロでしたが、利用保留児童が多いということで課題の1つにもなっていたと思うのですが、その数字も減少していると思います。この減少した点について何か考えられる要因や、対策を打ったからこうなったということがありましたらお聞かせください。
(市長)保育の受皿確保並びに保育士等の確保に向けて市独自の処遇改善、奨学金返済補助などを講じてきたことに加えて、マッチングもきめ細やかに行ってきたことが挙げられると思います。例えば、最初、自宅周辺で希望の園が見つからなかったときでも、会社の近くや通勤経路などの利用しやすいところをきめ細やかに紹介・マッチングをしていくといった取組も功を奏したのではないかと考えております。
(記者)分かりました。依然、待機児童ゼロの中でも保留児童が276人、300人近い数字があるわけですが、これを減らしていくために、さらに必要な講じるべき対策等がありましたら教えてください。
(市長)引き続きになりますが、受皿の確保や保育士の皆さんに鹿児島市の保育所等を選んでいただける、このことがどこまでも、何といっても大事ですので、ここをしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)サッカースタジアム関係ですが、先日、県のほうで住吉町15番街区の開発に向けての公募要領の説明会があり、サンロイヤルホテルをはじめ、県内外の6者が参加されたということです。改めてサンロイヤルホテルは移転の意向を示されたのですが、県外からもいろいろ参加があるようなので、このあたりの市長の受け止めを教えていただければと思います。
(市長)私も報道等でこの説明会に合計6者来られたことは承知しております。説明会が行われ、おそらく今後、県と事業者との対話を通じて最終的にどこが応募をされるのか、そして、どう選定されていくのか、これから進んでいくことですので、その動向を注視したいと考えております。
(記者)スタジアム関係でいろいろ場所の選定も進めていらっしゃると思うのですが、そのあたりの進展はいかがでしょうか。
(市長)今ご質問いただいた点も重要になってくることから、まずはその動向を注視したいと考えております。
(記者)先月の記者会見でも市電と車の事故が増えているというお話をいただき、先日、報道もさせていただきましたが、4月の事故の原因が落ち葉で滑走したことが原因だったり、その後もまた、4月の末に脱線の事故があったり、いろいろと車のドライバーの注意以外の要因の事故も起きていると思います。市電の事故を減らすために、ドライバーへの注意喚起だけではなく、交通局のほうで新たな対策を計画されたり、その必要性があるかなどの意見があったら教えてください。
(市長)2点、事例をお示しいただいたわけですが、まず後者の交通局入庫時の脱線事故については、基本的な動作の確認の不徹底で起こった人為的ミスであり、非常に申し訳なく思っております。今回は人的被害は発生しなかったわけですが、こういった基本の積み重ねこそが安心安全な運行につながるものですので、私のほうからも厳重に注意をしたところです。改めて基礎の動作をしっかりと徹底すること、この積み重ねが安全運行につながり、ここをおろそかにすると大きな事故につながる、このことを改めて厳重に注意しました。前者の衝突事故の件は、まず、事故の主因は軌道敷に進入した自動車側にあるということです。一方で、落ち葉によって滑走距離が長くなってしまいましたので、道路管理者に樹木の伐採も含めた落ち葉対策を依頼しているところです。
(記者)市のほうで、例えば落ち葉の件に関しては、清掃の回数を増やすなど、何か対策のお考えはありますか。
(市長)もちろん清掃も大事ですが、市電沿線、特に街路樹があるところは非常に長くなっており、そしていつ散るか分からないわけです。これを全部清掃で対応するのはなかなか困難だろうと思っておりますので、今回、この事故現場周辺については、道路管理者のほうに街路樹の対策をお願いしているところです。
(記者)先日、鹿児島市のいまきいれ総合病院が、8月からの産科の休止など、分娩の休止を発表されました。休止の結果、例えば夜間の対応など、鹿児島市立病院にかかる比重、負担も大きくなると思うのですが、市での対策や、いまきいれ総合病院の休止についての受け止めがあったら教えてください。
(市長)いまきいれ総合病院の周産期対応については、これまでも地域の周産期医療の中核を担う病院としてご貢献をいただいているところであり、出生数の減少など様々な課題を抱えた上で、慎重に検討を重ねた上での苦渋の決断であろうと受け止めております。鹿児島市、そして市立病院としては、周産期医療を担う中核医療機関として、引き続き医療体制の確保を含め取り組んでいきたいと考えております。一方で、市立病院の分娩診療件数を見ますと、おおむね半数程度が市外にお住まいの方です。県下全域の医療を支えているわけであり、人口減少時代において、どう医療資源を配置、確保していくかは県全体で議論されるべきテーマなのではないかと考えております。
(記者)いまきいれ総合病院に市から何か支援などを行う予定がありますか。
(市長)今申し上げましたとおり、この件については、県全体で医療資源の適正な配置、確保といったところを議論されるべきではないかと思っております。もちろん鹿児島市として、市立病院として、しっかりとその役目を果たしたいと考えております。
(記者)3月15日に仙巌園駅が完成しましたが、ここに1つ、県バス協会のバス停標識が残っていて、国道事務所が移設の勧告を出している状況があります。市長もテープカットのときにご覧になったのではないかと思うのですが、このバス停について何か思いがございましたらお願いします。
(市長)これまで国のほうから数次にわたり勧告が出ておりますので、安全確保の面からもぜひ移設にご協力いただきたいと思います。
(記者)市長からの働きかけであるとか、何かご予定は。
(市長)勧告が出る以前から、市としてご協力いただきたいという考えは伝えております。今回、数次にわたり国から勧告が出ておりますので、改めて安全確保のためにご協力をいただきたいと考えております。
(記者)移設に反対している鹿児島交通に関しては、現在社長の岩崎芳太郎さんが今回会長になられて、新しい体制になられるということですが、地域交通の一翼を担う会社でもありますし、新たな社長とどのような関係をつくっていきたいか、何かお気持ちがありましたら教えてください。
(市長)これまでも経営幹部として、おそらく社業に当たってこられたと思いますので、引き続き地域発展のためにご尽力いただきたい、そのように考えております。
(記者)アメリカのトランプ大統領が関税を上げている状況ですが、影響を受ける可能性がある企業は鹿児島市内でもあるのかないのか、また、受ける企業がありましたら支援に対する考え方を教えてください。
(市長)4月21日現在、市内事業者からの相談については関係機関等で確認をされていない、把握していないところです。また、製茶業を営む市内事業者にお聞きしたところ、アメリカ国内では消費者の買い控えが懸念されるところですが、アジアやヨーロッパなど販路も拡大してきており、影響はあまり受けないのではないかと聞いております。現在のところ、市内事業者への直接的な影響はないようですが、今後どのようになるか、情報の把握に努めたいと考えております。また、経済的な基盤が脆弱な中小企業においては今後影響が出てくることも考えられますので、ぜひ国において、影響の把握や、支援についてご議論いただきたいと考えております。
(記者)ありがとうございました。
(記者)今年のゴールデンウイークは平日がちょっと挟まって飛び石連休と言われていますが、そうした中で、平日に学校を数日休める、いわゆるラーケーションを導入する自治体が少しずつ増えてきているようにも思います。今年度は熊本県も正式に本格導入をしたということもあると思うのですが、この制度について、鹿児島市としてこれまでにまず検討されたことがあるか、お聞かせいただけますでしょうか。
(市長)いまだ具体的な検討には至っておりませんが、今後、学校や保護者の皆さんの声を勘案しながら考えていくことになるだろうと思います。
(記者)今後検討をすることに対しては、前向きでいらっしゃるということですか。
(市長)どういった声があるかによりますので、そこの把握からだろうと思います。
(記者)市長ご自身としては、今の時点で、この制度に関しての導入するに当たっての懸念点や、メリットはどのように考えていらっしゃいますか。
(市長)家庭もしくは旅行等における多様な経験の確保と同時に、授業時間数の確保という課題もあるでしょうから、そういったところをどうバランスを取るのか、保護者の方々であったり学校現場であったり、そういった方々の声を、しっかり聞くことが大事だろうと思います。
(記者)ありがとうございます。
(記者)先ほども出た市電に関してお伺いです。今月2日に純心学園前で市電の事故があり、3人がけがをしました。昨年度も30件以上市電の事故が起きているので、事故が相次いでいることについて市長のお考えをお聞かせください。
(市長)事故が起こるということは人身への影響も非常に懸念されますし、市民の足である市電が長時間止まるということでご不便をおかけすることにもつながるので、ぜひとも事故防止に取り組んでいかなければならないと考えております。これまでも交差点部分への路面標示の追加や、先月の会見では私自身呼びかけを行い、報道各社の皆様にも広報のご協力をいただきました。特に車の右折時に事故が発生しておりますので、軌道敷をまたいで右折するときには停止して、特に後ろから市電が来ないかしっかりと確認していただく、このことを周知していかなければならないと思っています。併せて、1つの案ではありますが、例えば、免許更新時の講習で電車は制動距離が長いことも含めて呼びかけを入れてもらえないかといったことも、検討していかなければならないのではないかと考えております。
(記者)確かに市長がおっしゃるように、免許更新時や新しく免許を取得する方の自動車学校での講習などをしっかりとして、さらにはドライバーへの啓発をじかにしていく必要があると思うのですが、免許更新時の働きかけはこれからどのように行っていく予定でしょうか。
(市長)これは1つのアイデアで、県警でもどれだけ時間が取れるかということがありますので、調整等々を行っていければと思っております。
(記者)この前の会見でもドライバー、市民の方々に注意喚起、呼びかけをされましたが、今日も改めて、ドライバー、市民の皆さんに注意喚起、呼びかけ等ありましたらお願いいたします。
(市長)引き続き、市電と車との衝突事故が多発している状況です。ぜひとも軌道敷を右折する際には停止をしていただき、電車が来ないかどうかしっかりと確認をした上で運転していただきたいと思っております。一たび事故が起こりますと、衝突時のけが、そして命に関わることもあり得ます。長時間にわたり市民の足である市電が停止し、多くのお客様に影響があることにもなります。ぜひともいま一度、軌道敷を横断する際には停止し、市電が来ないか注意して安全運転に努めていただきたい、ご協力をいただきたいと思います。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)今年、参議院選挙があり、鹿児島選挙区においては今3人の方が立候補を予定されているわけですが、市長が特定の候補を支援、応援する予定がありましたらお聞かせください。
(市長)これからそれぞれの候補の方が公約なり政治信条なりを掲げて訴えていくところですから、まだ私のところにはそういったことは届いておりませんので未定です。
(記者)国政は今、諸課題等あると思います。消費税減税に関する議論もされているところですが、鹿児島選挙区からどういう人物に国政に行ってほしいといった願い等ありましたらお聞かせください。
(市長)参議院選だけではなく選挙一般の話ですが、しっかりと主権者である皆様方の声を聞いていただいて、地域の課題、国の課題をしっかりと対応していただける、そういった取組を期待したいと考えております。
(記者)国政のほうで議論されている消費税減税等の議論については、どのようにお考えでしょうか。
(市長)各党の公約が出そろった時点で様々な議論になると思っておりますが、いろいろな影響がありますので、慎重に議論をお願いしたいと考えております。
(記者)社会保障の費用を担っていて、地方にもお金が入ってくるわけですが、財政への懸念はいかがでしょうか。
(市長)国がいろいろな制度設計をされることと思いますが、自治体の経営を預かっている者としては、地方財政への影響が出ないような取組をお願いしたいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)市電の入庫時の脱線事故は、発生が4月22日の夜だったと思うのですが、市長から市の交通局に対して厳重に注意をしたのはいつでしょうか。
(市長)深夜発生した時点で交通局から随時連絡を受けており、まずは事故の対応をしっかりするようにと、夜中11時から2時、3時ぐらいまでいろいろやり取りをし、改めて翌朝、事故の顛末などの報告を受けました。一つ一つの基本動作の積み重ねこそが事故防止、安全運行につながるものですので、しっかりと対応するようにと厳重に注意を行いました。
(記者)事故の翌日ということですか。
(市長)翌日だったと思いますが、報告を受けた日時に関しては後ほど担当課に確認をしていただきたいと思います。
(記者)お電話で伝えられたのでしょうか。
(市長)深夜11時に発生し、家で11時、12時、1時とかそのあたりで電話やメールでの対応をしました。翌日、登庁したときにまとめて報告がありましたので、その場で直接私が指示をしました。
(記者)ありがとうございます。
(記者)スタジアム整備に関して、できるだけ早期の整備実現を目指してこれまで議論を進めてこられたと思うのですが、今年度中にどこまで早期整備に向けて議論を進める必要があるか、お考えをお聞かせください。
(市長)今、サンロイヤルホテルが県有地への移転を希望されて、その事業者公募を行っている最中ですので、まずはその動向を注視したいと考えております。
(記者)今年度中にどの段階まで議論を進める必要があるとお考えでしょうか。
(市長)サンロイヤルホテルの移転動向によりますので、まずはその動向を注視したいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
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