市長メッセージ(令和5年11月号)

進めていきます 歩いて楽しいまちづくり

かごしま国体及びかごしま大会が、盛況のうちに先月閉幕しました。

選手の皆さんの健闘に心から敬意を表しますとともに、様々な困難を乗り越えて開催した両大会の成功に向けて、各方面でご尽力いただいた全ての方々に深く感謝いたします。

本市が両大会でお迎えした選手団・関係者や観覧者は、延べ約40万人に及びます。多くの市民の皆さんが、スポーツのもたらす情熱を体感し、大きな感動を分かち合う素晴らしい経験をされたことと思います。

また、両大会は、全国から集まった来訪者に本市の魅力を知っていただく絶好の機会となりました。

地元の味を求める人でまちはにぎわい、黒豚、黒牛、鶏に魚と、新鮮な食材を生かした料理や焼酎が大変人気だったと聞いています。市電・市バスや桜島フェリー、シェアサイクル「かごりん」なども多くの方が利用されており、環境にやさしい交通手段で気軽に観光できる本市ならではの旅を、大いに楽しまれたのではないかと思っています。

現在、本市では、鹿児島中央駅や天文館、本港区などの交流拠点を結び、まちのにぎわいを広げていこうと、市民や観光客の皆さんがまちなかを歩きながら楽しめる施策を進めています。両大会の経験を鹿児島のまちの大きな自信として、人が集い、にぎわいあふれるまちづくりに生かしていきたいと考えています。