市長メッセージ(令和3年12月号)

この一年を振り返って

街角に色鮮やかなイルミネーションが灯り、師走の訪れを感じています。

間もなく市長就任から一年。市政のかじ取りを担わせていただいてからこれまで、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先かつ最重要の課題として全力で取り組んできました。

8月にはまん延防止等重点措置が本市にも適用されるなど、全国的な感染拡大が続きました。そのような中、市保健所の体制強化を図り、希望するすべての方へのワクチン接種など感染拡大防止対策を積極的に講じるとともに、事業継続や雇用維持の支援、育児応援金など、市民生活や地域経済を支える各種取り組みを進めてまいりました。

市民や事業者の皆さまには、営業時間の短縮や時差登校など、感染対策への多大なご協力に改めて深く感謝申し上げます。また、医療提供体制を担う医療関係者の皆さまをはじめ、コロナ下の暮らしを支えている多くの方々に心から敬意を表します。

来年はいよいよ、本市の今後10年のまちづくりの基本的な指針となる第六次総合計画が4月からスタートします。市民の皆さまと共に市長就任後初めて策定した総合計画です。まずは感染対策の徹底を図りながら、アフターコロナも見据え、ICT（情報通信技術）のさらなる推進により市民生活の利便性向上や産業・観光の振興などに取り組み、人もまちも躍動する鹿児島市の創造を進めていきたいと考えています。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

令和4年が健やかで安らかな年となりますようお祈り申し上げます。