更新日:2021年10月15日
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近年、鹿児島県などにおいて、さつまいものつる枯れやいもの腐敗をもたらす「サツマイモ基腐病」の被害が発生しており、被害の拡大が懸念されています。
本市においても、一部ほ場において発生が確認されていることから、被害の拡大を抑えるため、下記の対策を徹底しましょう。
【症状】
地際の茎が黒変し、茎葉は黄色や紫色に変色し、次第にしおれます。茎葉が繁茂する時期には、株元が黒~黒褐色に変色し、地上部が枯死します。枯死した株のいもは、主に「なり首」から腐敗します。
【伝染方法】
一次伝染として、感染苗による苗伝染や発病残さによる土壌伝染が、二次伝染としては畑で発病した茎葉の接触伝染や、停滞水とともに病原となる胞子が拡散する胞子伝染があります。
枯死した茎葉
腐敗したイモ
(1)苗の確保
苗を育てる方:健全種いもの確保、種いも消毒、発病いもの除去、苗消毒
苗を購入する方:健全苗の購入(※購入先にお確かめ下さい)
(2)ほ場の準備
土壌消毒、排水対策
(3)ほ場
水はけの良い畑を選ぶ、こまめに見回る、発病株を見つけたら早期に持ち出す、薬剤散布
(4)他作物との輪作
収穫後は、可能な限り残さをほ場外へ持ち出し、病気が発生したほ場では翌年のさつまいも栽培を中断し、他の作物を栽培する。
(5)その他
その他の対策や詳細については、下記リーフレット等をご確認ください。
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