更新日:2024年6月26日
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「ゼロカーボンシティかごしま」の実現に向けて、公共建築物における省エネルギーを推進します。
公共建築物における省エネルギーを推進するため、設備機器の運転支援に取り組みます。
年間20施設を対象に、施設の運営形態や設備機器の運転状況を調査し、その施設に適した省エネ手法の指導・助言を行い、電気使用量を平成25年度比で12%削減に取り組みます。
また、次年度に運転支援効果の検証を行い、取組の定着を図ります。
省エネ手法については、鹿児島市公共建築物節電マニュアル~無理せず続けられる節電~(PDF:4,551KB)に載せていますので、是非ご覧ください!! |
市ホームページや「環境フェスタかごしま」等において、取組内容を情報提供します。
「待機電力の削減」「空調換気扇の適切な利用」「電気使用量の見える化」など設備機器の省エネルギー運転支援を行い、令和5年度は電気使用量を平成25年度比で約25%削減できました。
また、削減量をCO2換算すると、約214t・CO2の排出を削減できました。
対象施設 |
年度 |
電気使用量 (20施設合計) |
削減量 |
削減率 |
---|---|---|---|---|
ふるさと考古歴史館など 20施設 |
平成25年度 (基準年度) |
2,016,783[kWh] |
499,053[kWh] 削減 |
約25% |
令和5年度 |
1,517,730[kWh] |
施設の運営形態や設備機器の運転状況を調査し、その施設に適した省エネ手法の指導・助言を施設管理者等に行います。
施設利用者に周知するとともに協力を得て、部屋の温度が夏季は28℃、冬季は19℃になるように空調機の設定温度の適切な管理を行います。
1台の室外機で複数の部屋を空調する方式では、室外機の運転台数がなるべく少なくて済むように、使用する部屋割りを工夫・集約します。
一般的な換気扇と空調換気扇が両方ある施設については、空調機運転時には、切替スイッチにより空調換気扇の方を使用します。また、換気扇のフィルターの目詰まりによる機能低下を防ぐために小まめな掃除などを行います。
空調機運転時は冷気・暖気を逃がさないように出入口扉や窓の開閉時間や頻度を最少に抑えます。
欄間から冷気・暖気を逃がさないように障子紙で塞ぎます。
室内の明るさは作業内容によって照度基準(JISや労働安全衛生法等)が定められているため、適正照度に合わせて点灯します。また、明るい採光が得られる窓側で作業を行い、照明スイッチにより点灯範囲を限定します。
(空調機)オススメ!!(PDF:440KB)
空調機は使用していない時でも待機電力を消費しているので、中間期(4~5月,10~11月)など長期間、空調機を使用しない時はブレーカーを切るか、プラグをコンセントから抜いたりして待機電力をカットします。
(コンセント機器)
OA機器等を使用しない時間帯にはプラグをコンセントから抜き、待機電力をカットします。また、パソコン・コピー機などの機器は、省エネモードに設定します。
冷蔵庫を複数設置している場合、可能であれば使用台数の集約を行います。また、定期的に庫内の整理を行うようにします。(詰めすぎは電気を多く消費します)
時間毎、日毎、月毎の電気使用量の推移グラフや基準年度の電気使用量等を対比して示すことにより、電気使用量の現状を実感していただき、節電への取組意欲の向上を図ります。
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