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更新日:2024年1月26日
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AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)とは、突然心停止状態に陥ったとき、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器です。
平成16年7月の厚生労働省通知により、AEDはだれでも使うことができるようになりました。
突然の心停止の多くは、心室細動と呼ばれるものが原因です。心室細動になると心臓が不規則にけいれんするような状態となり、血液を全身に送り出す心臓本来のポンプ機能を果たせなくなります。
突然の心停止を起こした方の命を救うためには、救命の連鎖と呼ばれる4つの行動が重要です。それは、早期の119番通報、早期の心肺蘇生、早期の除細動、早期の病院搬送です。
除細動とは、主に心室細動を起こした心臓に電気ショックを与えることです。電気ショックにより心臓のけいれんが止まり、その後、規則的な収縮が再開してポンプ機能を取り戻すことができます。
突然の心停止を起こした方の救命率は、除細動が1分遅れるごとに7~10%減少するといわれています。
救命のためには、119番通報から救急隊員の現場到着までの間に、その場に居合わせた一般市民が、心肺蘇生やAEDによる除細動を行うことが重要です。
AEDの使用方法は、以下のとおりです。
(注)電源を入れると、音声メッセージが流れますので、その指示に従ってください。
女性にもためらわずにAEDを使ってください。次のような配慮の方法があります。
AEDは、救命の現場に居合わせた人が誰でも使用することができますが、心停止者と使う人の安全を確保した上で、積極的に救命に取り組めるように、「普通救命講習」の受講が推奨されています。受講に関しては、消防局ホームページ(内部サイトへリンク)をご覧の上、消防局救急課(電話:099-222-0240)にご相談ください。
本市所管施設には、令和5年4月1日現在で442台のAEDが設置されています。
鹿児島市内のAED設置施設については、鹿児島市地図情報システム「かごしまiマップ」(外部サイトへリンク)でご覧になれます。
一般財団法人日本救急医療財団が管理運営するAED設置登録情報システム「財団全国AEDマップ」(外部サイトへリンク)では、全国のAED設置情報がご覧になれます。
また、公益財団法人日本AED財団のアプリ「救命サポーター team ASUKA」(外部サイトへリンク)では、最寄りのAED情報がご覧になれます。
本市では、イベントを開催する団体等を対象に、AEDの貸出しを行っています。AED貸出しのご案内ページへのリンク
本市では、市内に設置した広く一般の人が使うことの出来るAEDに関する情報を募集しています。AEDの設置情報の募集ページへのリンク
AEDは、適切な管理を行わなければ、人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器です。
AED設置者は、下記の厚生労働省ホームページを参照し、適切な管理の徹底をお願いします。
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