更新日:2024年6月21日
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大規模災害時には、家屋の損壊やライフラインの途絶により、自宅での生活が困難となり、多くの人々が小中学校などの指定避難所に避難せざるを得ない状況となります。
しかし、熊本地震や能登半島地震では、「バリアフリーが不十分である」、「普段の慣れた環境から離れてしまう」、「一般避難者の一部の無理解、一般避難者への遠慮による気疲れ」などで、障害のあるお子さんを抱える方々をはじめ、支援や配慮が必要な方が避難をためらってしまうというケースが見られました。
そのため、鹿児島市では、市内7校の特別支援学校と「災害時における福祉こども避難所の設置及び管理運営に関する協力協定」を結び、大規模災害時には、普段から慣れ親しんでいる特別支援学校を「在校児童・生徒とその家族」を対象とした避難所として、開設することとしています。
【備考】福祉こども避難所が開設される際は、各学校のメーリングリストや市HP、公式ライン等でご案内をいたします。また、避難がスムーズに進むように事前登録を行います。詳しくは、学校を通じて市からご案内を差し上げます。
学校名 | 住所 |
鹿児島県立鹿児島特別支援学校 | 吉野1丁目42番1号 |
鹿児島県立鹿児島盲学校 | 西谷山1丁目3番3号 |
鹿児島県立鹿児島聾学校 | 下伊敷1丁目52番27号 |
鹿児島県立武岡台特別支援学校 | 小野町2760 |
鹿児島県立鹿児島南特別支援学校 | 西谷山2丁目5番3号 |
鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校 | 東坂元3丁目28-1 |
国立大学法人鹿児島大学教育学部附属特別支援学校 | 下伊敷1丁目10番1号 |
避難所開設時や訓練の際の手引きとして、「鹿児島市福祉こども避難所開設及び運営に関するマニュアル」を作成しています。
本マニュアルでは、避難所運営の原則を示していますが、災害や避難所の状況、時間の経過に応じて、避難所の運営内容も変化します。
避難者の皆さん(市職員や施設管理者を含む)で、このマニュアルを参考にしながら、協力し、助け合い、知恵を出し合って、避難所運営を行うことが何より重要です。
また、災害の状況によっては、支援がすぐに行き届かない場合も考えられます。それぞれの家庭においても、日ごろから、災害時の避難経路の確認や家庭内備蓄を行うことが必要です。
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