介護保険における福祉用具購入費の支給について教えてほしい。

質問

回答

直接肌に触れて使用する入浴や排せつの用具など、貸与になじまない福祉用具（特定福祉用具）について、購入費用（最大10万円）の9割、8割または7割を支給します。（1割～3割は自己負担になります。）

なお、指定事業者以外から購入した場合は、福祉用具購入費は支給されません。

【支給対象となる福祉用具】
●腰掛便座
●入浴補助用具
●自動排泄処理装置の交換可能部品
●簡易浴槽
●移動用リフトのつり具の部分
●排泄予測支援機器

以下の福祉用具については、貸与と販売の選択ができます。（令和6年4月より新規種目追加）
●スロープ（工事を伴わないもの）
●歩行器
●歩行補助つえ（カナディアン・クラッチ、ロフストランド・クラッチ、プラットホームクラッチ及び多点杖に限る）

【支給方法】
利用者は、下記のいずれかの支給方法を選択することができます。（申請書は下段からダウンロードできます。）

●償還払い：福祉用具購入費用の全額を事業者にお支払いいただき、申請により自己負担分（1割～3割分）を除く保険給付分（9割～7割分）を利用者に支給します。

●受領委任払い：福祉用具購入費用の自己負担分（1割～3割分）を事業者にお支払いいただき、保険給付分（9割～7割分）は利用者から委任を受けた事業者に支給します。
※保険料の滞納等により給付制限を受けている方は、受領委任払いをご利用になれず、償還払いの方法でのみ申請できます。

なお、介護保険においては、車いすや特殊寝台などは、福祉用具貸与（レンタル）の対象となっています。