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地産地消について
地産地消とは、地域で生産された農林水産物を、その地域で消費することをいいます。
地産地消を進めることは、地元産食材を地元で消費することから、地域農業などの生産振興につながります。また、食料自給率(※)の向上に寄与し、フードマイレージ(※)の改善にも有効です。
鹿児島市は、大消費地であるとともに、近郊では農業や漁業が営まれていますが、市民のみなさんが食材生産の現場を見る機会は少なくなっており、食について意識することが少なくなっています。
こうした中、生産体験や生産者との交流を通じて、食を知り、関心を高めることはとても大切です。地産地消を進めることで旬のおいしさを味わいましょう。
食料自給率
食料自給率とは、国内で消費される食料のうち、どの程度が国内産でまかなわれているかを表す指標です。
食料は生命維持に欠かせないもののため、国民に供給されている食料のうち、国産のものがどれぐらい占めているかを数値で表したもので、カロリーベースと生産額ベースのものがあります。食料自給率の向上は大きな課題の1つです。
フードマイレージ
フードマイレージとは、「食料の重量」と「輸送距離」を掛けたものです。
例えば、輸入食材については、「輸入相手国別の食料輸入量」に「輸入相手国から日本までの輸送距離」を乗じることで、フードマイレージを算出します。
フードマイレージが大きいほど輸送燃料を多く使うことから、食料の消費が環境に対して大きな負担を与えてくれることになります。国産の食材を利用することや地産地消に取り込むことで、輸送距離を抑え、食料の生産地から消費地までの輸送燃料が減り、環境への負担が軽減されると考えられます。
また、生産者と消費者の距離が近くなることから、市民の食に関する意識向上や伝統的な食文化などについての認識を深める機会の提供、地産農業と関連産業の活性化などの効果が期待されます。
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