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あくまき
端午の節句_伝統菓子
材料(12本分)
- もち米 9カップ
- 灰汁(あく)7カップ(湯 9カップ、木炭 500g)
- 孟宗竹の皮 13枚(※内1枚はひも状に裂いておく)
- きな粉 50g
- 砂糖 50g
- 塩 少々
作り方
- ボウル、または鍋の上部に合うザルをのせ、さらし木綿を数枚張り、灰を入れ、湯を灰の上から少しづつ注ぎ、ろ過させて灰汁をとる。
- もち米は洗って、2倍に薄めた(1)の灰汁に一晩つけておき、ザルに取り上げて水気を切る。
- 竹の皮は一晩水に漬けてから、縦に3分の1ずつ打ち合わせて折り、さらに片方を横に折り、その袋になったところに、(2)の米1カップをゆるく詰め、口の方を折る。ひも状にさいた竹の皮で3カ所くらい結ぶ。
- (3)のあくまきを大釜または大鍋に入れ、水11リットルと灰汁3カップを加え、ふたをして強火で3時間以上煮る。途中、水気がなくなったら水をつぎ足し、弾力がついてきて、米粒がつやのある琥珀(こはく)色になったらできあがり。
由来
「あくまき」は男の子の端午の節句を祝うための鹿児島の伝統菓子です。島津義弘公が関ヶ原の戦い(1600年)に持参した薩摩兵児の兵糧であったという説や、農家の田植期の保存食という説もあります。
ポイント
食べる時は竹の皮をはがし、糸や竹の皮を細かくさいたもので2~3cm厚さの輪切りにする。そしてきな粉、砂糖、塩を混ぜたものをまぶしていただきます。
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