更新日:2021年8月16日
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平成25年国民生活基礎調査(厚生労働省)によると「子どもの貧困率」は16.3%、6人に1人が相対的貧困の状態となっています。その後、平成28年国民生活基礎調査における子どもの貧困率は13.9%、令和元(2019)年国民生活基礎調査では13.5%と、過去最悪だった平成25年調査からは改善しているものの、依然として7人に1人の子どもが貧困状態にあるという状況が続いています。
貧困の連鎖によって子どもたちの将来が閉ざされてしまうのを食い止めるためには、家庭の経済的な課題解決だけでなく、現在から将来にわたって全ての子どもたちが前向きな気持ちで夢や希望を持つことのできる状態でいられるようにすることが何よりも重要であること、貧困の状況にある家庭では様々な要因により子どもが希望や意欲をそがれやすいため、子どもの貧困問題の解決にあたっては、子育てや貧困を家庭のみの責任とするのではなく、地域社会全体で解決するという意識を強く持ち、子どものことを第一に考えた適切な支援が包括的かつ早期に講じられていく必要があることが指摘されています。
このようなことから、本市においても、今後の子どもの貧困対策をこれまで以上に効果的に推進するため、この度、子どもの未来応援プラン(子どもの貧困対策推進計画)を策定いたします。
本プランは、令和元年6月に一部改正された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」(第9条第2項)に基づく、市町村における子どもの貧困対策計画として策定するものです。また、本市では、妊娠・出産期から切れ目ない、子ども・子育て支援に関する総合的な計画として「第二期鹿児島市子ども・子育て支援事業計画」を策定しており、今回策定する本プランについても、子ども・子育て支援を総合的・一体的に推進していく必要があり、またそれぞれの取組が共通していることから、本プランの推進が本事業計画全体を先導的に推し進めることにつながるため、「第二期鹿児島市子ども・子育て支援事業計画」にリーディングプロジェクトとして追加で位置付けることとします。
計画の内容は次のとおりです。ご覧になるときは、下のファイルをクリックしてください。
鹿児島市子どもの未来応援プラン(子どもの貧困対策推進計画)(PDF:9,153KB)
第3章鹿児島市子どもの生活に関するアンケート調査結果の概要(PDF:5,042KB)
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