南部清掃工場（バイオガス施設・高効率発電施設）運営事業

南部清掃工場航空写真

事業の目的

この事業は、新設整備したバイオガス施設及び高効率発電施設（ごみ焼却施設）を運営することにより、搬入されるごみの安定的かつ適正な処理と、エネルギーの有効活用を図ることを目的としています。

南部清掃工場（バイオガス施設・高効率発電施設）運営事業が対応するSDGsは以下の5つです。

エネルギーをみんなにそしてクリーンに住み続けられるまちづくりをつくる責任つかう責任気候変動に具体的な対策をパートナーシップで目標を達成しよう

1.バイオガス施設

生ごみや紙ごみなどから発生したバイオガスを精製し、都市ガスの原料（メタンガス）として供給（日本で初の取り組み）

2.高効率発電

ごみ焼却で発生する廃熱を有効利用した高効率発電（旧工場：3,000kW→新工場：4,710kW）

3.DBO方式の採用（DBO：Design-Build-Operate）

公共が資金調達し、設計・建設・維持管理・運営までを一括契約し、民間を活用する公設民営方式（本市で初の取り組み）

事業名	鹿児島市南部清掃工場（バイオガス施設・高効率発電施設）運営事業
建設場所	鹿児島市谷山港三丁目3番地3（南部清掃工場敷地内）
事業方式	DBO（Design-Build-Operate）方式
落札者	川崎重工業グループ構成企業：川崎重工業(株)九州支社、(株)渡辺組、(株)前田組、南生建設(株)、小牧建設(株)、テスコ(株)、KEE環境工事(株)、(株)芙蓉商事
建設工事事業者	川重・渡辺・前田・南生・小牧特定建設工事共同企業体
運営委託事業者	グリーンパーク鹿児島株式会社（特別目的会社（SPC））
建設期間	平成29年12月26日～令和3年12月31日（4年間）
維持管理運営期間	令和4年1月1日～令和24年3月31日（20年3ヵ月間）
事業費	34,992,000,000円（税込み8％）
ごみ焼却施設処理能力	日量220トン（日量110トン×2炉）、ストーカ式（並行流式焼却炉）
バイオガス施設処理能力	日量60トン（日量30トン×2基）
処理対象物	もやせるごみ、し尿処理施設からの脱水汚泥等
焼却余熱利用	ごみ発電（高効率発電、4710kW）
バイオガス利用	都市ガス事業者にガスの原料として供給

南部清掃工場事業スケジュール

南部清掃工場整備運営事業はDBO方式で実施され、設計・建設・運営を川崎重工業グループが行っています。

グリーンパーク鹿児島(株)は、川崎重工業（株）、テスコ（株）出資により南部清掃工場の運営を目的として設立された川崎重工業（株）、テスコ（株）、KEE環境工事（株）、芙蓉商事（株）を構成企業とする特別目的会社（SPC）です。

維持管理運営委託期間は令和4年1月1日から令和24年3月31日までの20年3か月間です。