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グリーストラップの維持管理
1.グリーストラップとは
飲食店などの厨房から出る排水中に含まれている油脂類(グリース)を滞留・凝縮させ、分離収集除去する目的を持つ器具又は装置のことです。
2.グリーストラップの構造
3.グリーストラップの清掃
- (1)バスケットに溜まったカスや生ゴミは、毎日清掃してください。
(事業系一般廃棄物として取り扱います。) - (2)浮いて溜まった油脂類(グリース)の清掃は、週1回程度(多い場合は毎日)行ってください。
(容器に保管して産業廃棄物処理業者に処理を依頼してください。) - (3)底部沈殿物は、月に1回程度すくいあげ処理してください。
(容器に保管して産業廃棄物処理業者に処理を依頼してください。) - (4)隔壁は正しく取付けてあるか確認してください。
(清掃時以外は隔壁を外さないでください。また、清掃後は正しく差し込みませんとグリース阻集効率が著しく低下しますので、特に注意してください。)
注意
- グリース(油)・底部沈殿物の処理については、産業廃棄物処理業者の方へお問い合わせください。
- グリーストラップの清掃が適切に行われないと、宅地内や道路の汚水管が油脂で詰まったり、流れが悪くなります。清掃が困難な場合は管の入れ替えが必要となることがあります。清掃や管の入れ替えの費用は、原因者の負担になりますのでご注意ください。
4.バイオ式、オゾン式等グリース阻集器の取扱いについて
菌やオゾンなどを利用して油脂分を分解するための処理装置を備えたグリース阻集器については、暫定的な措置として、所定の届出を行うことで設置を認めていましたが、処理装置のばっ気により阻集器内で撹拌された油脂分が公共下水道へ流出することが確認されたこと等から、グリース阻集器への後付けによるばっ気装置の追加設置は平成26年4月1日から禁止します。
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