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マグマソイルの販売開始について(お知らせ)
「マグマソイル(菌体りん酸肥料)」の販売開始について
下水汚泥を原料として生産した肥料を「菌体りん酸肥料」として登録し、販売を開始しました。
名前は「マグマソイル」です。
マグマソイルは、通常の肥料としてはもちろん、肥料の原料としても利用することができます。
マグマソイルの保証成分量
保証成分量(%)
窒素全量2.0
りん酸全量2.5
うち、く溶性りん酸2.0
その他の規格
使用される原料、含有を許される有害成分の最大量及びその他の制限事項は、公定規格のとおり。
菌体りん酸肥料とは
菌体りん酸肥料は、国内資源である下水汚泥から作られる肥料の利用促進のために、令和5年10月にできた新しい肥料規格です。農林水産大臣の確認を受けた品質管理計画に基づき生産された肥料であり、肥料成分を保証でき、今までの汚泥肥料(サツマソイル)では認められていなかった他の肥料と混合しての販売が可能となります。
現行の汚泥肥料(サツマソイル)と何が違うの?
(1)肥料成分を保証できます!
定期的な成分分析が義務付けられるため、品質が安定し、肥料成分の保証ができます。
(2)新しい肥料の原料とすることができます!
汚泥肥料は他の肥料と混合することができませんが、菌体りん酸肥料は他の肥料と混合して不足する成分を補うことができ、多様なニーズに応じた新しい肥料の生産が可能になります。
(3)品質が安定し、利用者(農業者)が使いやすい!
年4回以上の成分分析が義務付けられるなど、品質管理がさらに徹底された肥料となり、肥料成分が保証されることで施肥設計がしやすく、利用者にとって使いやすい肥料となります。
肥料会社の募集
水道局では、マグマソイルを肥料の原料で利用することに関心のある肥料会社を募集します。水道局下水道部水再生課施設管理係までお問い合わせください。また、水道局のホームページでは、鹿児島市の下水汚泥の肥料利用に関する取組みや有害成分含有量なども紹介しています(マグマソイルの有害成分含有量は、サツマソイルと同量です)。詳しくは下記のリンクをご参照ください。
販売場所
下水汚泥堆肥化場
〒891-0131鹿児島市谷山港三丁目2番地4
電話番号:099-262-0099
販売時間
8時30分~17時15分
土曜日、日曜日、祝日も販売しています。
価格
現状としては、計量製品(バラ売り)のみの販売を行っておりますので、販売価格など詳細については、水道局下水道部水再生課施設管理係までお問い合わせください。
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