ここから本文です。
水道局における週休2日試行工事の実施【建築工事(営繕)・設備工事(電気・機械)】
建設業界においては、若手技術者の入職が減少し、将来にわたる安心安全な社会資本の維持に支障が生じるおそれがあることが懸念され、中長期的な担い手の確保・育成が大きな課題となっています。
水道局では、若手技術者の離職対策や新卒者が入職しやすい労働環境づくりを支援する取り組みとして、水道局における建築工事(営繕)・設備工事(電気・機械)について週休2日試行工事の実施します。
対象工事
鹿児島市水道局が発注する建築工事(営繕)・設備工事(電気・機械)において、以下のいずれにも該当しない工事を対象とします。
- 社会的要請等により、早期の工事完成が望まれる工事
- 現場条件の制約等により、連続施工を余儀なくされる工事
- 対象期間が4週間未満、または現場作業日数が20日未満である工事
「週休2日」の定義
1週間のうち土・日曜日の休日取得を目標に、4週8休以上の休日を確保し、休日は現場閉所とすることをいいます。
「対象期間」は工事着手日から工事完成届出日までとしますが、次に該当する期間は含まれません。
- 夏季休暇3日間及び年末年始6日間
- 工場制作のみを実施している期間
- 契約締結後、現場事務所の設置、資機材の搬入または仮設工事等が開始されるまでの期間
- 工事の全部を一時中止している期間
- 発注者による緊急・応急的な指示により、現場作業を余儀なくされる期間
「通期の4週8休」とは、対象期間内の現場閉所日数の割合(以下「現場閉所率」という。)が28.5%(8日/28日)の水準の状態をいいます。「月単位の4週8休」とは、対象期間内の全ての月(28日間)毎に現場閉所率が28.5%(8日/28日)の水準をいいます。ただし、暦上の土曜日・日曜日の閉所では28.5%に満たない月は、その月の土曜日・日曜日の合計日数以上の閉所を行っている場合に、4週8休(28.5%)以上を達成しているものとみなします。なお、降雨・降雪等による予定外の現場閉所についても、現場閉所日数に含めるものとします。
「現場閉所」とは、巡回パトロールや保守点検等、現場管理上必要な作業を行う場合を除き、現場事務所での事務作業を含めて1日を通して現場や現場事務所が閉所された状態をいいます。
試行概要
試行工事の対象である場合は、特記仕様書に明記します。
「週休2日」への取り組みは、受注者が判断します。(受注者希望方式)
受注者は、「週休2日試行工事」である旨を看板等で現場に掲示します。
受注者は、休日取得計画実績表に現場閉所の状況を記入し、月末及び工事完成日に発注者へ提出しなければなりません。
実施要領第3条に規定する休日確保等について必要な条件を満たした場合は、対象期間内の現場閉所日数の割合に応じて、同要領第6条に規定するそれぞれの経費に補正係数を乗じた補正を行います。
試行要領(令和6年5月10日施行)等
週休2日施行工事実施要領(令和6年5月10日)(PDF:155KB)
別紙1(休日取得計画実績表)(令和6年5月10日)(エクセル:60KB)
「別図1(試行工事掲示例)(PDF:129KB)」に変更はありません。
試行要領(令和5年4月1日施行)等
週休2日試行工事実施要領(令和5年4月1日)(PDF:160KB)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください