トピックス > ものづくりの職人たち~インタビューvol.9 紬製造~
ものづくりの職人たち~インタビューvol.9 紬製造~
藤絹織物株式会社の城山さんにお話しを伺いました。
藤絹織物株式会社
城山 真紀さん
会社の紹介
藤絹織物株式会社の奄美の里は、昭和49年に大島紬の製造工程を実際に見ることができる産業観光施設として谷山南栄にオープンしました。大島紬の反物や小物の生産・販売を行っています。私は、反物の織りを担当しています。
仕事を始めたきっかけ
夫の転勤で2年前に東京から引っ越してきた時に、鹿児島に住むなら鹿児島でしかできない仕事がしてみたいと思いました。趣味で小物を作ったり、着物をリメイクするのが好きで、着物の生地にも大変興味がありました。求人広告の入った新聞を見て、これだと思って応募しました。
仕事のやりがい
大島紬は、多くの工程と職人の技と時間が必要になります。私は皆さんの集大成を織り上げるという意味で、とても責任のある仕事をやっていると思っています。織り上げていくうちに、どんどん図柄が浮き上がって出てくるのですが、それを見ていると本当にワクワクし、達成感がすごく、作り上げたという気持ちになります。
職場について
とてもアットホームで皆さん和気あいあいとされています。先輩方もとても親切で、わからないことがあるとすぐ駆け寄ってアドバイスしてくれます。工賃制なので、出勤時間は決まっていますが、自分の都合で早退したり、休みを取ることができます。
将来へのビジョン
仕事を始めてまだ2年なので、これから勉強しなければいけないことがたくさんあります。先輩方に近づけるように、少しでも多くの反物を織りたいです。
求職者へのメッセージ
私のように趣味で手芸をされている方や細かい作業が好きな方、根気よくものを続けられる方にとても向いている仕事だと思います。
インタビュー動画
※記事内容は2020年現在のものです